「マイクロソフト系技術情報 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
「Windows OSの設計思想」に書いたように、
- レジストリの設定仕様のマニュアル化、
- レジストリ直接編集がサポートが、
されていないケースがある。
設定 †
設定手段 †
GUI †
プログラム言語 †
- .NET
- VB:My.Computer.Registry
- Microsoft.Win32.Registry
その他 †
ハイブ・キー †
レジストリの"HKEY_***"は、ハイブ・キーの略であるもよう。
ハイブとは、レジストリのセクションを指すもの。
一覧 †
# | フォルダー/定義済みキー (略号) | 説明 |
1 | HKEY_USERS ("HKU") | コンピューターのユーザー プロファイル |
2 | HKEY_CURRENT_USER ("HKCU") | 現在ログオンしているユーザーの構成情報。 HKEY_USERS ("HKU")の下のログオンしているユーザーのサブキーにリンク。 |
3 | HKEY_LOCAL_MACHINE ("HKLM") | コンピューター固有の構成情報(すべてのユーザーに適用される) |
4 | HKEY_CLASSES_ROOT ("HKCR") | コチラを参照。 |
5 | HKEY_CURRENT_CONFIG ("HKCC") | システムの起動時にローカル コンピューターにより 使用されるハードウェア プロファイル HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet?\Hardware Profiles\Currentへのリンク |
HKU と HKCU †
- HKEY_CURRENT_USER は、HKEY_USERS のサブキー
- Windowsは起動時にHKEY_USERSからログインするユーザーの各種設定情報を取得し、HKEY_CURRENT_USERキーにコピー。
- ユーザーのログイン中は、HKEY_CURRENT_USERキー内の情報のみが参照・変更され、
KEY_USERSキーに保管されている他のユーザーの情報は一切その影響を受けない。
- また、Windowsの終了時にはログイン中にカレントユーザーの変更した各種設定情報は
KEY_USERSキー内にある該当ユーザーに対応するサブキー内に格納される。
HKCR の 詳細 †
- エクスプローラーを使用してファイルを開くときに正しいプログラムを起動するための情報を格納。
- 下記の2 つのソースからの情報をマージしたレジストリのビューを提供
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Classes キー
ローカル コンピューター上のすべてのユーザーに適用可能な既定の設定が格納される。
- HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes キー
既定の設定を無効にして、対話ユーザーだけに適用する設定が格納される。
- HKEY_CLASSES_ROOT の下のキーにキーを書き込むと、
- 基本的にはHKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Classes の下に情報が格納される。
- しかし、HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes の下に既にそのキーが存在している場合、
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Classes の下ではなく、
- HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes に情報が格納される。
注意点 †
レジストリ設定を誤ると、システムが正しく動作しなくなるため、変更には注意が必要。
- 通常、専用の設定インターフェイスやツールが用意されており、
レジストリを直接編集する必要が無い場合は、直接編集の操作を控えること。
- レジストリ値を変更する場合は、最初にレジストリをバックアップすること。
その他 †
バックアップ †
- System.dat と User.dat をコピーしてレジストリ全体をバックアップ
- レジストリ エディタを使用して、レジストリの一部をエクスポートすることにより、バックアップ
64bit †
参考 †
microsoft.com †
support †
msdn †
@IT †
Windows TIPS †
.NET TIPS †
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