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目次

概要

VSSに対応したバックアップを行うには、

  • VSSプロバイダ(スナップショットを実現するプログラム)
  • VSSに対応したアプリケーション・ソフト(VSSライタ)
  • VSSに対応したバックアップ・ソフト(リクエスタ、VSSリーダ)

の3点が必要になる。

VSSの目的

  • VSSは、スナップショットを作成することで以下を回避する機能である。
    • オープン中やロック中のファイルをバックアップしようとしてスキップする。
    • アプリケーションのデータ書き込みタイミングによってデータの整合性が失われる。
  • VSS は、バックアップ ソフトウェア、サーバアプリケーション、ストレージ ハードウェアに
    共通のバックアップ インフラストラクチャを提供し、構造の共通化や、簡素化を実現している。

VSSの特徴

  • VSSは、ソフトウェア・スナップショットだけでなく、
    より高性能なハードウェア・スナップショットにも対応している。
  • VSSは色々な連携
    (バックアップソフト、アプリケーション、ハードウェア)
    を考慮しているためにVSSはコンポーネント分けされている。

VSSのコンポーネント

VSSリクエスタ

バックアップ開始を指示するバックアップ・ソフトウェアが提供するコンポーネント

VSSライタ

サーバアプリケーションに付属して、VSSのサービスを提供するプログラム

VSSプロバイダ

ストレージに対してスナップショットを実現するプログラム。
ストレージに依存したハードウェア プロバイダと、
ベンダーに依存しないソフトウェア プロバイダがある。

ソフトウェア・プロバイダ

連携するバックアップ・ソフトウェア・ベンダの提供するプロバイダ

システム・プロバイダ

OS付属のプロバイダ

ハードウェア・プロバイダ

連携するストレージ・ハードウェア・ベンダの提供するプロバイダ

VSSの動作

VSSを介してサーバ・アプリケーションが
バックアップ・ソフトウェアの要求を受け、
安全なスナップショット作成の準備を行う。

VSSによるストレージ・スナップショット作成の流れを以下に示す。

  1. バックアップ・ソフトウェア(リクエスタ)がスナップショット作成をVSSに要求する。
  2. VSSはサーバ・アプリケーション(ライター)にキャッシュのフラッシュを指示する。
  3. その時点でサーバ・アプリケーション側にキャッシュされているデータなどが
    ストレージ・ハードウェアまたはストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)に
    フラッシュされる(未処理のトランザクションはすべて完了される)。
  4. VSSはストレージ・ハードウェアにハードウェア・スナップショットの作成を指示する。

Tags: :インフラストラクチャ, :Windows, :バックアップ, :障害対応


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Last-modified: 2018-02-03 (土) 14:02:31 (501d)