「マイクロソフト系技術情報 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次  †
概要  †
.NET Standard、.NET Coreでの設定方法を調査しがてら作成してみた。
詳細  †
AssemblyVersion(.NET Standard、.NET CoreではVersion)
を指定して、NuGetパッケージのバージョンと一致させておけばよさそう。
バージョン番号の付け方(.NET)  †
major.minor.build.revisionの形式で付与する。
メジャー バージョン番号(major)  †
変更の意味
- 新バージョンが以前のバージョンと大きく異なる。
 
- 後方互換性が失われている可能性が高い。
 
マイナー バージョン番号(minor)  †
変更の意味
- かなりの変更がなされたが、可能なかぎり後方互換性が保たれている。
 
- 後方互換性
- 以前のバージョンに無かった機能を含めることができる。
 
- しかし、旧い機能は改訂によって影響を受けてはいけない。
 
 
ビルド番号(build)  †
変更の意味
- リビジョンがバグ修正のための必須のアップグレードであり、必ずインストールすべきことを意味する。
 
- クイック フィックス エンジニアリング (QFE) のバグ修正版は前のバージョンと互換性を保つ必要がある。
 
リビジョン番号(revision)  †
変更は、小さな変更のみがなされ、新バージョンは依然として後方互換性を保っていることを意味する。
.NET Framework  †
AssemblyVersion?  †
- CLRが使用する。
- GAC(グローバル・アセンブリ・キャッシュ)
 
- アセンブリ バージョンのリダイレクト
 
 
- 使用方法
- major.minor.build.revisionの形式
 
- buildとrevisionにはワイルドカード(*)を
指定する、コンパイラに自動的に値を決定する。 
- AssemblyVersion?のみを設定した場合、
他の2つのバージョンも同じ値になる。 
 
AssemblyFileVersion?  †
- 以下で使用される。
- Win32 EXE/DLLとしてのバージョン。
 
- プロパティ・ダイアログで表示されるファイルバージョン
 
 
- 使用方法
- major.minor.build.revisionの形式
 
- AssemblyFileVersion?のみ設定した場合、
他の2つのバージョンも同じ値になる。 
 
AssemblyInformationalVersion?  †
- ユーザー向けに表示される追加的なバージョン情報(製品バージョン)
 
- 使用方法
- major.minor.build.revision以外の形式
 
- 他にも任意の文字列を指定できる。
 
- AssemblyInformationalVersion?のみ設定した場合、
他の2つのバージョンは0.0.0.0になる。 
 
.NET Standard、.NET Coreでは、*.csprojに移動になっている模様。
Version  †
すべてのバージョン番号の既定値になる値。
AssemblyVersion?  †
FileVersion?  †
PackageVersion?  †
参考  †
.NET Framework  †
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