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-[[戻る>OAuth 2.0 セキュリティ関連トピック]]

* 目次 [#v8b8e49a]
#contents

*概要 [#d531ad5d]
UserAgent([[SPA>#q18ff74d]]や[[スマホ>#m0aacf50]])でOAuth2のTokenを取得するベスト・プラクティス~
(UserAgentから、直接、Resource ServerのWebAPIにアクセスする)

*詳細 [#l33d0f36]

**SPA [#q18ff74d]
SPA : Single Page Application
SPA : [[Single-page application]]

***Implicitが使用できる。 [#g8b68319]
***Implicitが使用できる...が非推奨。 [#g8b68319]
-[[Implicitグラント種別>OAuth#m5c2d510]]、[[Implicit Flow>OpenID Connect#e7adf5c2]]が、非推奨になってきたらしい。

...が、最近、
--[[CORS>クロス ドメイン接続#t317812a]]で、TokenエンドポイントにRequest可能になってきたので、

-[[Implicitグラント種別>OAuth#m5c2d510]]
--[[OAuth PKCE]]を使用して、Public Client でも [[sender constrainedなcode>Token Binding]]を発行。
--[[Fragment(response_mode=fragment) >OAuth 2.0 Form Post Response Mode]]で、codeをフラグメントに乗せる。

-[[Implicit Flow>OpenID Connect#e7adf5c2]]
>と言う方法が、[[SPA>Single-page application]]における認証・認可の推奨になりつつある。

が、[[公式に非推奨>OAuth 2.0 Security Best Current Practice]]になったらしい。
--これにより「Private-Use URL Scheme上書き攻撃」などから保護される。

***[[Hybrid Flow>OpenID Connect#l565139a]]でセキュリティが強化される。 [#ya921110]
--入手したcodeはClientのServer側にポストしてアクセストークン・リクエストする。~
※ Publicクライアントにclient_id、client_secretを持たせてはダメなので。

-詳しくは、
>[[OAuth 2.0 for Browser-Based AppsのPKCE>OAuth 2.0 for Browser-Based Apps#c4bc526c]]

>を参照のこと。

-参考
--OAuth 2.0 の Implicit grant 終了のお知らせ - r-weblife~
https://ritou.hatenablog.com/entry/2018/11/12/110613
---Why you should stop using the OAuth implicit grant!~
https://medium.com/oauth-2/why-you-should-stop-using-the-oauth-implicit-grant-2436ced1c926
---[[OAuth 2.0 Security Best Current Practice>#fefe0317]]
---[[OAuth 2.0 for Browser-Based Apps>#qc6a5a70]]

***[[Hybrid Flow>OpenID Connect#l565139a]]でセキュリティが強化。 [#ya921110]

-codeやtokenのscope(認可された権限)を変える。~
※ [[Financial API (FAPI)>#q58a3e42]]では、token:参照系、code:更新系などとなっている。

-入手したcodeはClientのServer側にポストして使用する。~
※ Publicクライアントにclient_id、client_secretを持たせてはダメなので。

-問題は、マイナーで、プロファイルがあまり明確ではないこと。

***[[Financial API (FAPI)>#q58a3e42]]も策定中。 [#x3cf1768]
-[[Token Binding]]時代の到来。
-[[PKCE+Token Binding+Fragment>OAuth 2.0 Security Best Current Practice#c545761d]]
[[Token Binding]]の雲行きが怪しくなっているので、~
PKCE+Fragment みたいな方式はアリかもしれない。

***[[OAuth2.0 DPoP]](ドラフト) [#gbb640b2]
-SPAをターゲットとして仕様が作成されている。
-名前の通り、アプリケーション・レイヤで、[[記名式切符>トークン#b38de47f]]を発行することができる。
-これにより、SPAから直接Tokenエンドポイントにリクエストすることができる。

***[[PKCE 4 SPA>Authorization Code Grant Flow with PKCE]]でFA(現時点で) [#l92eacc2]
[[Authorization Code Grant Flow with PKCE]]がSPAでの[[Implicit代替>#g8b68319]]としてデファクト化。

***Token保存先の問題 [#ub3676fe]
-上記で、安全にTokenを取得しても、保存先の問題がある。

-セキュアと言われているモノには、~
SameSiteが前提であるモノも多いので、~
結局アプリをセキュアにして行く必要がある。

-Defence in DepthしてもWeakest Linkになるので、~
大差ない基盤の1層に注力しても全体としてセキュアにならない。

-参考
--Qiita

---SPA認証トークン、Cookieに保存するか?LocalStorageに保存するか?~
https://qiita.com/T-Tokumori/items/b531d2c8612747dabe1e

---認証トークンをWeb Storageに保存して良いか?~
https://qiita.com/some-nyan/items/d51c50de5f0663cf3bea

---SPAのログイン認証のベストプラクティスがわからなかったので~
わりと網羅的に研究してみた〜JWT or Session どっち?〜~
https://qiita.com/Hiro-mi/items/18e00060a0f8654f49d6

--認証用トークン保存先の第4選択肢としての「Auth0」 - ログミーTech~
https://logmi.jp/tech/articles/324349

--Web Storage: セッショントークンのマシな手段~
cookieとセキュリティ面を比較してみる | POSTD~
https://postd.cc/web-storage-the-lesser-evil-for-session-tokens/

**スマホ [#m0aacf50]

***前提条件 [#u115b44f]
-(セキュリティ的懸念から)認可リクエストを、外部Webブラウザを経由してのみ行う。~
[[プラットフォームによっては、外部Webブラウザ相当のUXを向上させる仕組みが用意されている>OAuth 2.0 for Native Apps#m215f35d]]。

-codeとtokenが、「Private-Use URL Scheme上書き攻撃」などから保護されない可能性がある。

***Implicitは使用できない。 [#ubdf2972]

-[[Implicitグラント種別>OAuth#m5c2d510]]

-[[Implicit Flow>OpenID Connect#e7adf5c2]]

***[[Hybrid Flow>OpenID Connect#l565139a]]も使用できない。 [#ya921110]

***[[OAuth PKCE]]を適切に利用する。 [#x48308e1]

-これにより「Private-Use URL Scheme上書き攻撃」などから保護される。

-入手したcodeはClientのServer側にポストしてアクセストークン・リクエストする。~
※ Publicクライアントにclient_id、client_secretを持たせてはダメなので。

***[[Financial API (FAPI)>#q58a3e42]]も策定中。 [#m9f94dc3]
[[Token Binding]]時代の到来。

**[[Financial API (FAPI)]] [#q58a3e42]
-金融向け規格なので、前述よりさらにセキュリティ・レベルが強化される。
-現時点では、まだドラフト段階だが、スマホ、SPA、共に、この規格の導入を検討してイイ。
--F-API 1 / 2 共に、Confidential Client / Public Clientのプロファイルを持っている。
--このうち、スマホ / SPA、は、Public Clientのプロファイルを適用する。

***[[FAPI Part 1>FAPI Part 1 (Read Only API Security Profile)#k5a50e89]] [#z00a2dcb]
[[S256のPKCE>OAuth PKCE#k363fd25]]

***[[FAPI Part 2>FAPI Part 2 (Read and Write API Security Profile)#y974f9a7]] [#sf28cb1a]
...未定...

**サマリ [#g08a7d1d]
現状では、

***図 [#b7b6e112]
|#|方式|Flow|認証(BackendからのResourceアクセス)|認可(FrontendからのResourceアクセス)|h
|1|>|Web Forms / MVC|||
|1-1|・|Authorization Code Flow|○|-|
|2|>|SPA|||
|2-1|・|Authorization Code Flow|○|△|
|2-2|・|Implicit Flow|△|○|
|2-3|・|Hybrid Flow|○|○|
|2-4|・|PKCE + Fragment|○|○|
|3|>|Native|||
|3-1|・|PKCE|○|○|

***解説 [#m755c54d]
-2-1~
SPAとAuthorization Code Flowはミスマッチ。
--Backendで認証可能
--FrontendにAccessTokenが渡らない(Hiddenに入れて渡すなどは可能)。

-2-2~
Authorization Code Flowより適合した方式。
--FrontendにAccessTokenが渡る。
--Backendの認証が出来ない(AccessTokenをBackendにPOSTすれば可能)。

-2-3~
上記の2-1, 2-2の問題を解消した方式。
--FrontendにAccessTokenが渡る。
--BackendにcodeをPOSTし、Backendが、AccessToken Requestする。

-2-4~
上記の2-3よりセキュアにした方式。
--BackendにcodeをPOSTし、Backendが、AccessToken Requestする。
--FrontendからのResourceServerアクセスは
---Backend経由とするか、
---codeをPOSTした際の戻り値としてAccessTokenを受け取る。

*参考 [#t3d9eecd]

**仕様 [#qd8e4d14]
**ベストプラクティス [#qd8e4d14]

***[[AppAuth]] [#wcc4686c]
***[[OAuth 2.0 for Native Apps]] [#ze7530a4]
***[[OAuth 2.0 for Browser-Based Apps]] [#of822fba]

***[[OAuth 2.0 Security Best Current Practice]] [#of822fba]
**[[Financial API (FAPI)]] [#q58a3e42]
***[[FAPI Part 1>FAPI Part 1 (Read Only API Security Profile)#k5a50e89]] [#z00a2dcb]
≒[[S256のPKCE>OAuth PKCE#k363fd25]]

***[[FAPI Part 2>FAPI Part 2 (Read and Write API Security Profile)#y974f9a7]] [#sf28cb1a]

**OSSコンソーシアム [#a0dd64d2]
-UserAgentでOAuth2のTokenを取得するベスト・プラクティス~
https://www.osscons.jp/joavafb1i-537/#_537

-Single Sign-On user experience with OAuth PKCE by Open棟梁 and Cordova.~
https://www.osscons.jp/jobgbko8n-537/#_537

**[[OAuth PKCE]]利用時の構成図 [#nd4ecb50]
スマホの[[OAuth PKCE]]認証フローは複雑で忘れ易く、~
開発環境の構築時も「どうするんだっけ?」と一苦労するのでメモ。

Client(UserAgent)は、
+[[OAuth PKCE]]の認可リクエスト ~ 認可レスポンスで、codeを入手
+codeをClient(Server)にpostしてアクセストークン・リクエスト([[PKCE>OAuth PKCE]])
+Client(Server)経由でaccess_tokenを受け取り、
+access_tokenを使用してResource Serverにリソースをリクエスト

#ref(PKCE Flow.jpg,left,nowrap,OAuth PKCE利用時の構成図,30%)

※ よくよく見ると、Cordovaと外部ブラウザでSessionが違うので、~
 stateもcode_verifierもCordova側で生成・保持しておく必要がある。

※ また、code_challengeは、Server側でcode_verifierを受け取り、~
ハッシュ関数(plain or S256)を選択して生成する必要がある。

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Tags: [[:IT国際標準]], [[:認証基盤]], [[:クレームベース認証]], [[:OAuth]]


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