「マイクロソフト系技術情報 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
- 拡張
- 必要に応じて、DBの「データ ファイル」、「トランザクション ログ ファイル」を拡張する。
- 自動拡張と手動拡張がある。
- 圧縮
- 必要に応じて、DBの「データ ファイル」、「トランザクション ログ ファイル」を圧縮し無駄なディスク消費を減らす。
- 自動圧縮と手動圧縮がある。
拡張 †
手動拡張か、緊急回避としての自動拡張が推奨。
手動拡張 †
- 自動拡張をOFFに設定し、手動拡張にする。
- 手動拡張では拡張のタイミングを完全に制御することができる。
- ただし、手動拡張は、管理上のオーバーヘッドが増加する。
自動拡張 †
- 自動拡張をONに設定する。
- ファイル サイズの自動拡張が頻繁に起こるような設定は避ける。
設定方法 †
「Management Studio」や、「ALTER DATABASE」ステートメントのファイル プロパティで設定する。
圧縮 †
- 自動圧縮は極力使用せず、DBの監視を行い手動で拡張する。
- この圧縮処理は、ログの切り捨て処理を含まないので、必要であれば、
圧縮する前に「トランザクションログ ファイル」のログの切り捨て処理をする。
手動圧縮 †
- 手動圧縮では圧縮のタイミングを完全に制御することができる。
- ただし、手動圧縮は、管理上のオーバーヘッドが増加する。
- 手動圧縮をする場合、
- 「Management Studio」や、
- 「DBCC SHRINKDATABASE」ステートメント
- 「DBCC SHRINKFILE」ステートメント
自動圧縮 †
- ファイル サイズの自動圧縮を設定する場合、「autoshrink」オプションを設定する。
- このデータベース オプションの設定には、
- 「Management Studio」や、
- 「ALTER DATABASE」ステートメント
- 「sp_dboption」システム ストアド プロシージャ
を使用する。
- デフォルトの設定では、ファイル サイズの自動圧縮はOFFになっている。
- ファイル サイズの自動圧縮をONにすると、
「データ ファイル」、「トランザクション ファイル」の未使用領域が、
25%を超えた場合に、自動的にファイルが圧縮される。
参考 †
Tags: :データアクセス, :SQL Server