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目次

概要

Outlook用Microsoft Dynamics CRMで
Webクライアントと同じデータにアクセスできる。

互換性

Outlook用Microsoft Dynamics CRM 2011は、
Dynamics CRM Server 2013と組み合わせて使用可能。

オフライン機能

  • インストール時、オフライン機能を有効にする。
    • オフライン機能がインストールされる。
    • SQL Server 2008 Expressがインストールされる。
  • インストール後、オフラインにするでオフラインに移行。
    • オフライン機能を使用できるのは1人だけ。

ハードウェア・ソフトウェア要件

ハードウェア要件

ソフトウェア要件

展開方法

プログラムの配付技術

手動インストール

  • 管理者権限が必要(CRMユーザである必要はない)
  • CRMユーザは各自、構成ウィザードを実行する。

インストーラーのダウンロード リンク

  • DCRMのWeb画面にダウンロード リンクを表示する。
  • [設定] -> [管理] -> [システムの設定] -> [Outlook] タブを選択。
  • メッセージ バーに "Outlook 用 CRM の取得" オプションを表示で [いいえ]。
  • [OK] を選択して、システムの設定を閉じる。
  • インストールを実行するCRMユーザは管理者権限が必要
  • CRMユーザは各自、構成ウィザードを実行する。

GPO

  • グループ ポリシー ソフトウェア インストールを使用する。
  • 管理者権限が不要

SCCM

構成マネージャを使用し、構成設定のスクリプトを作成。

インストール

準備

  • 管理者権限が必要(CRMユーザである必要はない)
  • CPUアーキテクチャに一致したセットアップファイルを準備
  • セットアップファイル( Setupclient.exe )をダブルクリック

セットアップ ページ

使用許諾契約書

[使用許諾契約書に同意する] を選択し、[次へ] を選択。

更新プログラムの確認

[推奨される更新プログラムを取得します]ページで、
Microsoft Updateを使用するかどうかを選択し[次へ]をクリック。

※ Microsoft Updateは、全てのソフトウェアに適用される。

インストールの選択

インストール

[インストール] を選択。

オプション

[オプション]--->[インストールのカスタマイズ] ページ

  • インストール場所を変更する場合

その後、

  • インストールの進行状況
  • インストールの完了

セットアップ ログファイル

ログファイルの既定の場所

  • %LocalAppData?%\Microsoft\MSCRM\Logs

構成

構成ウィザード

起動方法

  • インストール後にOutlookを再起動
  • [スタート] ---> [すべてのプログラム]
    '---> [Microsoft Dynamics CRM]--->[構成ウィザード]
  • OutlookのCRMタブ ---> [Microsoft Dynamics CRMの構成]

設置型ホスト型

  • 認証を変更する場合、[変更]をクリックする。
  • [接続テスト]をクリックすると、
    ユーザ名に関連付けられている組織の名前が組織一覧に読み込まれる。
  • 当該する組織を選択し[OK]をクリックする。
  • 選択した組織が[Microsoft Dynamics CRMの組織の管理]ページに表示される。
  • [閉じる]をクリックする。

オンラン

  • [組織の構成]ページで候補リストをクリックし、[CRM Online]を選択する。
  • [変更]をクリックする(必要に応じて[接続テスト]をクリックする)。
  • サインイン ページで、ユーザアカウントを入力してすると、
    ユーザ名に関連付けられている組織の名前が組織一覧に読み込まれる。
  • 当該する組織を選択し[OK]をクリックする。
  • 選択した組織が[Microsoft Dynamics CRMの組織の管理]ページに表示される。
  • [閉じる]をクリックする。

複数の組織の構成

同期対象の組織

1つだけ。

  • 同期対象外の組織には以下制限事項が適用される。
    • 同期が実行されない。
    • オフライン移行できない。
    • アイテムの追跡は適用されない。

追加

  • 構成ウィザードを起動する。
  • 組織の詳細を入力する。
  • [組織の構成]ページで[この組織と同期する]チェック ボックスをオン。

変更

  • 構成ウィザードを起動する。
  • [Microsoft Dynamics CRMの組織の管理]ページで、
    同期対象の組織を選択して[編集]をクリックする。
  • [組織の構成]ページで[この組織と同期する]チェック ボックスをオン。

※ 過去に同期された他の組織のデータは削除されません。

ユーザ電子メール設定の構成

メールの管理方法

送受信されるメールの管理方法はユーザ単位で構成できる。

  • Webアプリケーションの[設定]--->[電子メールアクセス構成]
  • メールボックス レコードに対して設定を行う。

メールの処理

電子メールの処理には以下を使用できる。

推奨

Outlook用Microsoft Dynamics CRMがなくてもメール処理できるように、

の使用を推奨。

また、キューに送信されたメールを管理するには、

が必要になる。

コマンドラインで

インストール

コマンドラインでインストール可能

必要な情報は、

  • コマンドライン パラメータ
  • XML構成ファイル

で、セットアップファイル(Setupclient.exe)に渡す。

構成

コマンドラインで構成可能

必要な情報は、

  • コマンドライン パラメータ
  • XML構成ファイル

で、Microsoft.Crm.Application.Outlook.ConfigWizard?.exeに渡す。

コマンドの既定の場所

  • C:\Program Files\Microsoft Dynamics CRM\Client\ConfigWizard?\

オフライン機能

  • オフライン作業の機能
  • オンライン<--->オフラインの移行
  • データ フィルターを使用した同期オプション

機能

CRM Serverと切断された状態でCRMのデータを使用できる。

オフライン作業の条件

  • 処理がクライアント側で実行される。
    • データは同期によりSQL Server 2008 Expressデータベースに格納される。
  • 再生グラフというローカルストアに更新が行われる。
    • オンラインに戻った時に同期するためのキュー。

状態の移行

  • オフラインへ
    • Outlookの[オフラインにする]をクリックした場合
      • データの同期が実行される。
    • CRM Serverとの接続が失われた場合
      • データの同期が実行されない(前回同期した状態)
  • オンラインへ
    • Outlookの[オンラインにする]をクリックした場合
    • CRM Serverとの接続が失われた後、接続が復元された場合

同期

  • 変更の同期(オンライン移行時)
    • 方法
      • ローカルの再生グラフが再生され、サーバーが更新される。
      • フィールドレベル、オンライン移行時の後勝ち仕様
  • 変更内容の検証プロセス
    • オフライン中に特権が削除されていた場合、変更は適用されない。
    • 解決済みの営業案件・サポート案件への更新は適用されない。

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Last-modified: 2017-03-03 (金) 21:42:02 (2603d)