「マイクロソフト系技術情報 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
日本語照合順序の違い †
ソート順、文字の大小関係の定義が違う。
- Japanese
- Japanese_XJIS
- Japanese_Bushu_Kakusu
- Japanese_Unicode
照合順序バージョン †
カバーしている文字が違う。
照合順序バージョン | SQL Server バージョン | Unicode バージョン |
記載なし | SQL Server 2000 | Unicode 2.0 |
90 | SQL Server 2005 | Unicode 3.2 |
100 | SQL Server 2008 | Unicode 5.0 |
辞書順オプション †
CS †
C : 大文字小文字(Case)を区別するかどうか
- S (Sensitive) は区別する。
- I (Insensitive) は区別しない。
AS †
A : 濁点や半濁点(Accent)などの有無を区別するかどうか。
- S (Sensitive) は区別する。
- I (Insensitive) は区別しない。
KS †
K : 平仮名カタカナ(Kana)を区別するかどうか。
- S (Sensitive) は区別する。
- I (Insensitive) は区別しない。
WS †
W : 全角半角(Width)を区別するかどうか。
- S (Sensitive) は区別する。
- I (Insensitive) は区別しない。
SC †
SQL Server 2012 以降で、補助文字(Supplementary Character)を認識するかどうか。
助文字を認識し、文字列の文字数を返す LEN 関数などの動作に影響する。
バイナリ順オプション †
ポイント †
- Japanese_Unicode* については、
SQL Server 7.0 時代の古いものなので選択しないでください。
- 基本的には最新のものを使うのが良いですので、
Japanese_XJIS_100* を使うのが良いという事になります。
- 照合順序を細い要件に合わせる必要がある場合、上記の仕様や
下記URLの「文字一覧の作成スクリプトサンプル」を使用して確認下さい。
参考 †
余談 †
テーブル名とカラム名の大文字・小文字 †
下記で設定可能。
Tags: :データアクセス, :SQL Server