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目次

概要

ハードウェアRAIDレベルの選択

RAIDレベルの種類

DBサーバにとって、以下のRAIDレベルが有用である。

RAIDレベルの選択時は、「コスト」、「性能」、「可用性と信頼性」に関する要求事項を考慮する必要がある。

RAIDと「性能」

DBサーバは、ソフトウェアRAIDではなく、ハードウェアRAIDを選択する。
通常、ソフトウェアRAIDの負荷は低いが、CPUを使うため、ハードウェアRAIDが望ましい。

ディスク コントローラのスループットは制限されている。多くの物理ディスクを一つのディスク コントローラに関連付けると、ディスク コントローラのI/Oボトルネックを引き起こす可能性があるので注意する。

RAIDと「可用性と信頼性」

「データ ファイル」が壊れた場合、最新のデータにまで復旧するには、
最新の「トランザクション ログ バックアップ」が必要になる。

「データ ファイル」、「トランザクション ログ ファイル」の保存先HDDを別々に設定しておけば、「データ ファイル」を格納してあるHDDがクラッシュした場合も、最新のデータ変更分を「トランザクション ログ バックアップ」として、取得でき、データの損失が減少する。

このため、一般的に「信頼性」の高いディスクに保存する必要があるのは、「トランザクション ログファイル」の方である。

ただし、HDDの冗長化では、物理的でない論理的な破壊(例えば、間違ってデータを消してしまった場合など)には対応できないので、「データ ファイル」、「トランザクション ログ ファイル」のバックアップは必要である。


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