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「ファイル グループ」には、
「プライマリ ファイル グループ」には、「プライマリ データ ファイル」と、他の「ファイルグループ」に割り当てられていない「プライマリ ファイル グループ」上の全てのファイルが含まれる。システムDBの テーブル用のすべてのファイルは「プライマリ ファイル グループ」に割り当てられている。
「ユーザ定義ファイル グループ」は、「CREATE DATABASE」または「ALTER DATABASE」ステートメント内で「FILEGROUP」キーワードを使用して作成できる。
「プライマリ データ ファイル」は「データ ファイル」の開始点で、DB内のほかのファイルを指し示す。1 つのDBに 1 つ「プライマリ データ ファイル」が必要。拡張子は「mdf」が推奨される。
「セカンダリ データ ファイル」は「プライマリ データ ファイル」以外のすべての「データ ファイル」である。DBは、「セカンダリ データ ファイル」がない場合と、複数の「セカンダリ データ ファイル」がある場合がある。拡張子は「ndf」が推奨される。
「トランザクション ログ ファイル」も「データ ファイル」と同様に複数のファイルを作成できる。ただし、「データ ファイル」のようなプライマリ、セカンダリを区別しない。拡張子は「ldf」が推奨される。
「ファイル グループ」を使用して、「データ ファイル」、「トランザクション ログ ファイル」を複数のファイルに分割し、これを独自の「ディスク コントローラ」を持つディスクに配置する。この場合、クエリは複数ディスクにわたって展開されるため、性能が向上する(読み込み、書き込みともに性能が向上する)。
※ RAID0のデバイスに1つのファイルを作成した場合と同じ効果がある。