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目次  †
概要  †
- Windows Subsystem for Linux (以下、WSLと略す。)
 
- 旧称:Bash on Ubuntu on Windows / Bash on Windows
 
- 仮想環境、エミュレーション環境(互換レイヤ)なので、
Hyper-Vの機能は使用せず、新しいサブシステムとしてLinuxを動作させることができる。 
- これは、Linux系の開発環境をサポートすることが主目的と予想されている。
 
方式  †
- Linux互換環境を提供するPicoプロバイダードライバー
(lxss.sysとlxcore.sysという2つのカーネルドライバー)で実装されている。 
- これにより、ほぼネイティブに(?)Linuxの機能(バイナリ)がWindowsから呼び出せる。
 
ディストリビューション  †
厳密には以下のLinuxディストリビューションの上で動作可能なツール
- Ubuntu
 
- OpenSUSE
 
- SUSE Linux Enterprise Server
 
- WLinux Enterprise
 
- Fedora Remix for WSL
 
詳細  †
インストール/アンインストール  †
Fall Creators Update(V.1709)以降  †
Creators Update(V.1703)以前  †
ディストリビューション変更  †
- WSL-Distribution-Switcherというツールが使用できる。
 
- V.1703互換操作で初期ディストリビューションセットアップすれば、V.1709のWSLでも、利用可能。
 
特徴  †
自動的にSSHサーバが起動する  †
- WSLを入れると、自動的にSSHサーバが起動する。
 
- 必要に応じて、
- Windowsファイアーウォールで当該ポートを塞ぐか、
 
- SSHサーバのサービスそのものを無効化する。
 
 
I/Oが遅いらしい  †
Linuxと違いWindowsはファイルシステムへのアクセスが必須で、
大量のフィルター(ドライバ)が登録されているため遅いらしい。
相互運用  †
WSL2  †
概要  †
- LinuxカーネルをまるごとOSに内蔵する。
 
- 単にHyper-VでホストされるLinux
 
- UI/UXはWSLと同じと言うが、
- ホストと異なるIPアドレスになる。
 
- Build 18945で改善されたもよう。
 
 
参考  †
WSL上でDockerを動かすことはできない。
Dockerのクライアント(Dockerコマンド)のみ利用するケースが多い。
Build Insider  †
@IT  †
Qiita  †
kledgeb  †
仕組み  †
WSL2  †
Microsoft Docs  †
WSL 2  †
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/wsl2-index
- WSL 2
 
- WSL 2 について
 
- WSL 2 のインストール
 
- WSL 1 から WSL 2 へのユーザー エクスペリエンスの変更
 
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