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目次

概要

キャッシュ・コントロールのHTTPヘッダ

使い方

キャッシュを制御する

HTTP/1.1では、Cache-Controlヘッダを使用する。
HTTP/1.0では、Pragma: no-cacheヘッダを使用する。

Cache-Control: no-store

どのキャッシュもレスポンスを保存してはイケナイ。

Cache-Control: no-cache

キャッシュをしてもいいが、キャッシュを使用する際、検証を行う。

Cache-Control: public

Cache-Control: private

ブラウザのプライベート・キャッシュにのみ保存できる。

有効期限を設定する。

Cache-Control: max-age=XXX

有効期限を設定する(秒)。

Cache-Control: must-revalidate

有効期限を検証する。

鮮度と検証

検証

サーバーが strong validator または weak validator を提供していれば実行できる。

リロード・ボタン

リロード・ボタンを押した場合、再検証が行われる。

must-revalidate

must-revalidateが指定されている場合、再検証が行われる。

検証リクエスト

鮮度

鮮度の寿命をむかえた場合も、検証リクエストが行われる。

max-age=XXXヘッダ

優先される。

Expiresヘッダ

次いで、 優先される。

= Expires - Date

Last-Modifiedヘッダ

次いで、優先される。

= (Date - Last-Modified) / 10

ヘッダ

基本的なヘッダ

Cache-Control

キャッシュ機能に関するディレクティブ

Age

プロキシーのキャッシュに入ってからの経過時間(秒)

Expires

レスポンスが陳腐化すると考えられる日時を表す。

Pragma: no-cache

Cache-Controlヘッダが未実装である
HTTP/1.0 キャッシュとの後方互換性

Clear-Site-Data

サイトの閲覧データ (クッキー、ストレージ、キャッシュ等) を消去

Warning

起こりうる問題に関する一般警告情報。

関連するヘッダ

ETag

Date

メッセージを生成した日時を表す。

Last-Modified

ETagより正確さは低いが、環境によっては計算が容易

Vary

検証リクエスト

If-None-Match

If-Modified-Since

参考

MDN

設定例(Open 棟梁 Wiki)

HTTPキャッシュのコントロール(開発基盤部会 Wiki)


Tags: :IT国際標準, :通信技術, :IIS, :.NET開発, :.NET Core, :ASP.NET, :ASP.NET MVC


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