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目次

概要

職務内容に即したアクセス許可を定義するロール ベースのセキュリ モデルを適用できる。

特権

特権(privilege)≒ アクセス許可

アクセス レベル

特権(アクセス許可)にはアクセス レベルを設定できる。

/アクセス レベル説明
1グローバル(組織全体)部署階層レベルに関係なく、組織のエンティティ(機能・データ)を使用可能
通常は組織全体に対する権限を持つ責任者に対してのみ使用される。
2ディープ(部署配下)部署とその配下の部署のエンティティ(機能・データ)を使用可能
通常は配下の部署全体に権限を持つ責任者に対してのみ使用される。
3ローカル(部署)自部署のエンティティ(機能・データ)を使用可能
通常は部署全体に権限を持つ責任者に対してのみ使用される。
4ベーシック(ユーザー)ユーザ・共有・チームのエンティティ(機能・データ)を使用可能
通常は営業やサービスの担当者に対して使用される。

エンティティ特権

エンティティとレコードに対するアクセス許可をグリッドで表現している。

/特権(アクセス許可)説明
1作成​​レコード作成
2読み取りレコード表示
3書き込みレコード変更
4削除​​レコード削除
5追加別のレコードと関連付け。
6追加先エンティティと関連付け。
7割り当て​​レコードの所有権を移転。
8共有​​レコードのアクセス権を共有。
9リペアレントエンティティに異なる親を割り当て。

UIの操作は、複数の特権を必要とする場合も多い。

例えば、営業案件の作成は

の権限が必要になる。

その他の特権

セキュリティ ロール

セキュリティ ロールとは、アクセク許可のグループ化。

ソリューションとセキュリティ ロール

ソリューションには、ルート部署のセキュリティ ロールのみ含めることができる。

既定のセキュリティ ロール

/ロール説明
1最高経営責任者会社レベルで組織を管理するユーザー。
2顧客サービス課長地域またはチーム レベルで顧客サービス活動を管理するユーザー。
3顧客サービス担当者 (CSR)すべてのレベルの顧客サービス担当者 (CSR)。
4代理人別のユーザーに代わって行動することを許可されたユーザー。
5マーケティング課長地域またはチーム レベルでマーケティング活動を管理するユーザー。
6マーケティング プロフェッショナルすべてのレベルのマーケティング活動に関与するユーザー。
7営業課長地域またはチーム レベルで営業活動を管理するユーザー。
8営業担当者任意のレベルの営業担当者。
9フィールド サービス課長サービスの予定を計画するユーザー。
10フィールド サービス担当者サービスを管理するユーザーで、リソースと作業時間を必要とするユーザー。
11サポート ユーザー顧客サポート エンジニアであるユーザー。
12システム管理者任意のレベルでプロセスを定義して実行するユーザー。
13システム カスタマイザMicrosoft Dynamics CRM のエンティティ、属性、関連付け、およびフォームをカスタマイズするユーザー。
14マーケティング担当副社長部署レベルでマーケティング活動を管理するユーザー。
15営業担当副社長部署レベルで販売組織を管理するユーザー。

用例

以下のケースで使用する。

変更

ビジネス要件から変更が必要な場合、

システム管理者

すべての既定のロールを変更可能。

その他、以下の特別な性質を持つ。

部署

ルート部署

作成

ポイント

方法

Microsoft Dynamics CRM
[設定] ---> [管理] ---> [部署] ---> [新規]

更新

ポイント

ルート部署を除いて部署は移動・削除(無効化)が可能。

方法

Microsoft Dynamics CRM
[設定] ---> [管理] ---> [部署]

部署とセキュリティ ロール

CRM 追加のセキュリティ オプション


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