Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki
SQL Server の基本的な設定をまとめる。
設定可能な「環境設定オプション」の「設定可能範囲」、「設定値」を確認するには、
項番 | 種類 | 略号 | 説明 |
1 | 拡張オプション | A | このオプションを変更する場合は、SQL Serverに詳しい技術者に確認する。 参照や設定をする場合は「show advanced options」を1に設定する必要がある。 |
2 | 再起動オプション | RR | 設定を有効にするにはSQL Serverインスタンスを再起動する必要がある。 |
3 | 自己設定オプション | SC | SQL Serverがシステムのニーズに合わせて自己設定する。 |
sp_configure '<option name>'
項番 | 列名 | データ型 | 説明 |
1 | name | nvarchar(70) | 環境設定オプションの名前 |
2 | minimum | int | 環境設定オプションの最小値 |
3 | maximum | int | 環境設定オプションの最大値 |
4 | config_value | int | sp_configureで設定した環境設定オプションの値 |
5 | run_value | int | 現在実行中の環境設定オプションの値 |
sp_configure '<option name>', <value>
EXEC sp_configure 'show advanced options', 1 RECONFIGURE EXEC sp_configure GO
「拡張オプション」の設定を表示または変更するには、「show advanced options」オプションを1(有効)に設定する必要がある。
EXEC sp_configure 'show advanced options', 1 RECONFIGURE EXEC sp_configure GO
確保する「プール メモリ(ページングされるメモリ、仮想記憶のメモリ)」の最大値を設定
既定値の場合、DBサーバに搭載されている全ての「物理メモリ」に合わせて、SQL Serverインスタンスは可能な限りの「プール メモリ」を確保する。このため、他のアプリケーションが「物理メモリ」を必要としている時には、ページングにより他のアプリケーションに「物理メモリ」を割り当てる。
SQL Server専用のDBサーバの場合は、既定値の設定を使用する。
DBサーバがSQL Server専用でない場合(他のアプリケーションまたは、他のSQL Serverインスタンスが定期的に「物理メモリ」を必要とする場合)、他のアプリケーションまたは、他のSQL Serverインスタンスの使用する「物理メモリ」が不足しないように、当該SQL Serverインスタンスの、「max server memory」オプションの設定を変更する。
確保する「プール メモリ(ページングされるメモリ、仮想記憶のメモリ)」の最小値を設定
「非ページプール(ページングされないメモリ、物理的なメモリ)」を確保する設定
SQL Serveインスタンスが使用するCPUをaffinity maskで設定する。
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms189631.aspx