Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki
目次  †
概要  †
- 2013からの新機能
 
- プログラミングのスキルがなくてもフォームに条件ロジックを追加できる。
 
- クライアント サイドの単項目エラー チェックとエラー メッセージの表示
(サーバー サイドは、ワークフロー(プロセス)やプラグイン(カスタム コード)) 
特定のフィールド値に基づいて、
- 別のフィールドを必須 or 読み取り変更に変更する。
 
- 計算された値を自動的にフィールドに入力する。
 
要素  †
条件とアクション
- 業務ルール エディタで業務ルールを作成・編集する。
 
- 編集の際は、非アクティブ化して”下書き”の状態に戻す。
 
条件  †
業務ルール エディタでフィールドの値と評価条件を定義する。
- フィールド
- トリガとなるフィールド
 
- 同じフィールド、別のフィールドを使用可能
 
 
- 条件
- 全ての条件がTureになるANDのみ。
いずれかの条件がTureになるORは複数の業務ルールを作成する。 
 
- フィールド * 演算子 * 種類(フィールド or 値 or 計算式)
| / | 種類 | 説明 | 
| 1 | フィールド | 他のフィールドとの演算 | 
| 2 | 値 | 固定の値と演算 | 
| 3 | 計算式 | 他のフィールド or 値との演算結果と演算 | 
 
アクション  †
業務ルール エディタで条件に合致した場合の動作を定義する。
- エラー メッセージの表示
- フィールド内のデータが有効ではない場合、フィールドについてもエラー メッセージを設定する。
 
- エラー メッセージのテキストはフィールド近くにエラー アイコン(×)とともに表示される。
 
- エラー メッセージは、暫く経つと表示されなくなるが、エラー アイコン(×)をポイントすると再表示される。
 
- エラー メッセージは再評価で消える(このため、逆ルールを作成する必要はない)。
 
 
| / | 種類 | 説明 | 
| 1 | フィールド | 他のフィールドと同じ値を設定 | 
| 2 | 値 | 固定値を設定 | 
| 3 | 計算式 | 他のフィールド or 値との演算結果を設定 | 
 
- 必須項目の設定(逆ルールが必要)
フォームでフィールドを必須項目にするかどうを変更するために使用。
 
- 表示方法の変更(逆ルールが必要)
フォームにフィールドを表示するかどうを変更するために使用。
 
- フィールドのロック・ロック解除(逆ルールが必要)
フォームでフィールドを有効(編集可能)にするかどうを変更するために使用。
 
実行  †
対象フォーム  †
すべての対象フォームで動作する(移植可能なビジネスロジック)。
- メイン フォーム
- ブラウザ
 
- Outlook
 
- タブレットPC用DCRMクライアント(レイアウトなどが異なる)
 
 
- モバイル フォーム
- 電話用DCRMクライアント(スマホ ネイティブ)
 
- その他サポート対象外のブラウザ(通常のURLの末尾に/mが付加)
 
 
実行タイミング  †
- 初回 or 条件に合致した場合、アクションが実行される。
 
- 保存時にはアクションは実行されない。
 
スコープ  †
業務ルールはエンティティやフォームに関連付けできる。
エンティティ  †
・・・
フォーム  †
- 業務ルールを1つのフォーム or すべてのフォームに適用可能。
 
- フォームには、0、1、複数の業務ルールを適用できる。
 
- 業務ルールを複数のフォームに適用する場合は、
フォーム毎にルールのコピーを作成(名前をつけて保存)。 
- 設定
業務ルール エディタの右上隅のスコープ コントロールから設定する。
- 業務ルールを使用する対象となるフォームを一覧から1つ選択する。
 
- 追加のオプション[すべてのフォーム]に設定する(メイン or 簡易作成)。
 
 
作成  †
- 業務ルールの作成直後は、”下書き”の状態。
 
- 業務ルールを有効にするには、業務ルールをアクティブ化する。
 
- 条件・アクション変更、スコープ変更や、削除の前には
非アクティブ化して”下書き”の状態に戻す。 
画面  †
- 業務ルール エクスプローラ?
 
- 業務ルールのメニューバー?
 
- 業務ルール エディタ?
 
エンティティ  †
- [設定] ---> [ソリューション] ---> [エンティティ]
 
- エンティティを展開し、[業務ルール]をクリックする。
 
- そのエンティティの全ての業務ルールを表示する。
 
フィールド  †
- エンティティのフィールドの一覧からフィールドをダブルクリックして開く。
 
- 左のナビゲーション ウィンドウで[業務ルール]をクリックする。
 
- このフィールドを使用している業務ルールを表示する。
 
フォーム エディタ  †
フォーム エディタで
- フィールドをダブルクリックし、
[フィールドのプロパティ]ダイアログ ボックスを表示。 
- [業務ルール]タブをクリックして以下の業務ルールを表示する。
- このフォームがスコープに入っている。
 
- このフィールドが使用されている。
 
 
- リボンで[業務ルール]をクリック
- フォーム デザイナ右側の[業務ルール エクスプローラー]ウィンドウを表示
 
- このフォームがスコープに入っている業務ルールを表示する。
 
 
コピー  †
- 業務ルールを複数のフォームに適用する場合は、
フォーム毎にルールのコピーを作成(名前をつけて保存)。 
- 既存のルール(必須項目)の逆ルール(リセット)を作成する場合に利用する。
 
テスト  †
フォーム エディタで業務ルールのスコープのフォームを開きプレビュー
コメント  †
- 必要に応じて、非イベント依存関係を設定して、
システム カスタマイザーに依存関係の理解を促す。