「マイクロソフト系技術情報 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次  †
概要  †
Access系のトピック纏め。
詳細  †
特徴  †
本格的なことも出来る。
- 過去にJava見積もり2.0MステップのAccessの.NET移行をやったことある。
 
- (EUCで結果的に育ったケースを除いて)そう言うシステムをAccessで組むのは少々アレ。
 
EUCツール  †
- RDBMSを知らなくても、効率的に開発を進められるGUI開発環境。
- VB6的なフォーム開発が必要なので、FileMaker?より難易度が高い。
 
- 本格的なことをやり始めると、難しい。潔く、.NET開発した方がイイ。
 
 
- 競争が熾烈なオフィススイート製品ゆえ
下位互換打ち切りを含めた頻繁なプログラムの更新があるので(参考) 
その他、小規模向けの特徴  †
- もともとスタンドアローンで使われることを想定されている製品
- クエリ、フォーム、及びレポートはデータベースの中に格納
 
- アプリケーションをデータとプログラムに分割することはできる。
 
 
- ただし、データアクセスがネットワーク経由の場合には力不足
- WebDBとしての利用を想定した設計がされていない。
 
- 一応、ODBC経由でのバックエンド・データベースをホストできる。
 
 
- データベースが損傷を受ける可能性がある。
- RDBMSの運用系機能がない(バックアップ・リストア)。
 
- 複数ユーザから使用されると損傷を受ける可能性が高まる。
 
 
機能  †
RDBMS  †
テーブル定義やクエリ・ビルダなどのツールがある。
開発  †
VBAを使用する。
データアクセス  †
Engine  †
- Jet Database Engine
 
- 2007以降はAccess Connectivity Engine
 
API  †
VBAからのデータアクセス
- Data Access Objects (DAO)
 
- ActiveX Data Objects (ADO)
 
Access データ プロジェクト(ADP)  †
SQL Serverに直接接続して使用する機能。
ADPへの移行  †
先ず、ADPは、「アップサイジング・ウィザード」によって、
Accessのスタンドアロン(*.accdb形式)からADP(*.adpファイル)へ移行されている。
*.accdeファイルと*.accdbファイル  †
分割ツールを利用すると*.accdbファイルを*.accdeファイルに変換できる。
*.accdb  †
- Access2007以降のAccessのデスクトップ データベース・ファイルに付く拡張子
 
- 内部で使うときは「.accdb」のまま配布するなど。
 
*.accde  †
- .accdeファイルとしてデータベースを保存すると、
 
- 内部で以下のような処理が行われ、
- すべてのVBAコードモジュールがコンパイルされ、
 
- 編集可能なすべてのソースコードが削除され、
 
- コピー先のデータベースが圧縮される。
 
 
- 下記のような差異が生まれる。
- VBAコードの機能を保持するが、コードを表示または編集できなくなる。
 
- デスクトップ データベースは引き続き通常どおり機能する。
 
 
参考  †
アップサイジング・ウィザード  †
Accessのスタンドアロン(*.accdb形式)からADP(*.adpファイル)への移行を行うツール。
前提  †
Accessのスタンドアロンのデータベースファイル(*.accdb形式)が作られている前提
変換  †
対話式でいろいろな設定していくことでADPへの移行が可能。
- 必要なオブジェクトをAccessからSQL Server側に転送
 
- オブジェクトをSQL Server側に転送した後の変換処理
 
- 変更なし
テーブルをSQL Server上に移行するが、Access自体には変更を加えない。
結果的にSQL Server上にテーブルやその属性が生成されるだけになる。 
- SQL Serverのテーブルを既存のアプリケーションにリンクさせる
テーブルをSQL Server上に移行したあと、ODBC経由のリンクテーブルとしてAccess上に設定する。
これにより、従来のローカルテーブルに代わって、SQL Server上のテーブルのデータを扱えるようになる。 
- 新しいAccessクライアント/サーバーアプリケーションを作成する
ADP化して、直接的にSQL Serverデータベースを扱えるようにする。 
参考  †
参考  †
Microsoft  †
- Office の開発 > Office クライアント > Access
> Access デスクトップ データベース リファレンス > 概念 > 変換
 
- Microsoft Office Developer
> Microsoft Office 2000 Developer > 製品ドキュメント
> Microsoft Office 2000/Visual Basic プログラマーズ ガイド
> 第 3 部 Office ソリューションのデータ処理
> 第 14 章 Office ソリューションのデータ アクセス コンポーネントを使用する
 
マイクロソフトアクセス活用法  †
教材  †
メルマガ  †
Tags: :Microsoft Office, :Access, :Visual Basic, :EUC