Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki
目次  †
概要  †
ディスクI/Oを減らす系の作業が多い。
メンテナンス プラン  †
内部一貫性チェック  †
SQL Serverでは、「DBCC CHECKDB」ステートメントを使用して、
指定されたDB内の、すべてのDBオブジェクトの割り当てと構造的整合性を
チェック、修復することができる。
DBCC CHECKDB  †
- オンラインでの実行
- 「DBCC CHECKDB」ステートメントは、スキーマ ロックを保持する。
 
- スキーマ ロックとのロックの互換性から、
オンライン操作(DMLステートメント)は許可されるが、
DDLステートメントは許可されないので注意する。 
 
- 処理の負荷
- 「DBCC CHECKDB」ステートメントは、CPU とディスクに大きな負担がかかる。
 
- まず、チェックする「データ ページ」が、メモリに読み込まれなければならない。
 
- その上、tempdbを使用してデータを並べ替える。
 
 
- また、ログの読み取りが終了するまで
「トランザクション ログ」の切り捨てをブロックするため、
「DBCC CHECKDB」ステートメントの実行中にトランザクションを
活発に実行すると、「トランザクション ログ」が増大し続ける。 
- このため、サーバの負荷が軽い時間帯に、
「DBCC CHECKDB」ステートメントを実行することが推奨される。 
- オンライン処理の性能に影響を与えないための推奨事項
 
- システムの使用率が低いときに実行する。
 
- 他のディスク I/O 操作を実行していないことを確認する。
 
- tempdb を別のディスク システム、または高速なディスク サブシステムに配置する。
 
- tempdb が拡張できるように、ドライブに十分な空き領域を用意する。
 
- オプション
- 「ESTIMATE ONLY」オプション
tempdbに必要な空き領域のサイズを見積もる。 
- 「NO_INFOMSGS」オプション
処理量とtempdbの使用率を減らす。 
- 「PHYSICAL_ONLY」オプション
チェック内容を、DBの物理的一貫性のみの
低オーバー ヘッド チェックに変更する。 
 
データ圧縮  †
パーティション毎、異なる圧縮オプションを使用できる。
ディスクI/Oを減らすが、CPU時間は増える。
チューニング  †
ディスク・コントローラのI/O性能をフル活用する。
RAID、ディスク・レイアウトなど。  †
監視  †
問題を監視する。
その他  †