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目次

概要

証明書失効リスト(CRL : Certificate Revocation List)

失効理由

RFC 5280 で定義されている証明書の失効理由

Revoked(失効)

認証局 (CA) が

証明書は不可逆に失効とされる。

証明書の発行を受けた者が

CAの定めた規則に反する行為(文書偽造など)をしていると判明した場合。

最も多い失効理由

秘密鍵が漏洩してしまい、認証の役に立たなくなった場合。

Hold(停止)

再度証明書を有効な状態に戻すことができる場合。

例えば、ユーザーが秘密鍵を紛失したか盗まれた可能性がある場合

一時的に証明書を停止させ、後日それが間違いで
誰もその間秘密鍵にアクセスできなかったことが判明した場合
その場合、その証明書のシリアル番号はCRLから削除される。

失効のチェック方法

CRLファイルをダウンロードしてローカルチェック

OCSPによるオンラインチェック

OCSPサーバ(OCSPレスポンダ)

VA(Validation Authority)

リアルタイム性の確保

OCSPでは、ルート証明書までの証明書チェーンを、
DNSの反復クエリ的にクエリする必要がある。

CRLの即時性を高めていく方法

ユーザに有効性を判断させる方法

検証局 (VA:Validation Authority)

CAとは別にVAを設け、 VAがCRLの有効性を証明する方法

その他のプロトコル

DNSの再帰クエリ的に、
サーバが対応するようなプロトコルが出てきている。

参考

Windowsの場合

Windowsの場合、Vista、IE7以降でリアルタイム・チェック機能が実装された。

証明書信頼リスト (CTL)


Tags: :セキュリティ, :暗号化, :証明書


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