マイクロソフト系技術情報 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。

目次

概要

JWEは、暗号化のオプション(暗号化されたJWT)。

構成要素

JOSEヘッダ

JOSEヘッダは、以下のメンバの和集合。

JWE Protected Header

認証された暗号化を利用して、完全性を保証。

JWE Shared Unprotected Header

JWE JSON Serializationの場合に必要らしい。

JWE Per-Recipient Unprotected Header

JWE JSON Serializationの場合に必要らしい。

JWKをサポートする場合

JWE暗号化キー

"enc"の暗号化キーは、"alg"によって暗号化または決定される。

JWE初期化ベクター

"enc"によって決定される。

JWE暗号文

"enc"によって、平文から暗号化される。

JWE認証タグ

"enc"によって、追加の認証データ暗号化パラメタと平文から暗号化される。

詳細

表現(エンコード)

JWE Compact Serialization

JWE JSON Serialization

アルゴリズム

RSAES-OAEP and AES GCM

{"alg":"RSA-OAEP","enc":"A256GCM"}

RSAES-PKCS1-v1_5 and AES_128_CBC_HMAC_SHA_256

{"alg":"RSA1_5","enc":"A128CBC-HS256"}

AES Key Wrap and AES_128_CBC_HMAC_SHA_256

{"alg":"A128KW","enc":"A128CBC-HS256"}

JWAを確認

手順

暗号化

JWE Protected Headerの決定

{"alg":"RSA-OAEP","enc":"A256GCM"} など。

暗号化キーの生成

JWE JSON Serializationを使用している場合は、上記を繰り返す。

初期化ベクターの生成

追加の認証データ暗号化パラメタ

※ AADとは、詳細不明だが、JWE JSON Serializationの場合に必要らしい。

暗号文の生成

認証タグの生成

Serialization

復号化

具体例

RSAES-OAEP and AES GCM

https://tools.ietf.org/html/rfc7516#appendix-A.1.1

RSAES-PKCS1-v1_5 and AES_128_CBC_HMAC_SHA_256

https://tools.ietf.org/html/rfc7516#appendix-A.2.1

AES Key Wrap and AES_128_CBC_HMAC_SHA_256

https://tools.ietf.org/html/rfc7516#appendix-A.3.1

自作ライブラリ

署名・暗号化アルゴリズム

ココの署名・暗号化アルゴリズムを使用すると良い。

参考サイト

検証サイト

参考

JWA - JWE用

暗号化アルゴリズム

.NETの署名・暗号化アルゴリズム


Tags: :認証基盤, :クレームベース認証, :暗号化


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