「マイクロソフト系技術情報 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
UIの自動化を行う技術。
基礎 †
プロバイダ †
提供されるUIオートメーション・プロバイダを使用すれば比較的楽に実装が可能。
Officeの場合は、Officeオートメーションを使用する。
WWWブラウザのオートメーション †
各種WWWブラウザでは、各種UIオートメーションのプロバイダが提供されている。
- IEの場合は、ProgID = InternetExplorer?.Application の COMを使う。
- モダンブラウザの場合は、WebDriver?(W3Cの勧告)が提供される。
- 調べたら、
- IEにもWebDriver?が提供されている(COMはVBAから利用)。
- SeleniumBasic?を使用すれば、VBAからSelenium → WebDriver?が利用可能。
System.Windows.Automation †
- WPFには、System.Windows.Automationというプロバイダが提供されている。
このUIオートメーションを利用することで、以下のアプリケーションのUIを操作できる。
独自実装 †
UIオートメーションのライブラリを自作する場合。
- UIサブシステムによって値の取得・設定を行うUIオブジェクトの取得方法が異なる。
GDI †
独自描画 †
ツール類 †
上記の各種、UIオートメーション・プロバイダをラップした
ドライバを使用してテスト・スクリプトを組むSeleniumというツールがある。
- UI テストの自動化を可能にするオープン スタンダード ベースのツール。
- Windows 10 上であらゆるアプリケーションの UI テストを自動で実施できる。
- オープン スタンダードをサポートしているため、
Appium や Selenium などの既存の UI テスト自動化ツールや好みの言語
を使用してWindows アプリケーション用のテストを記述できる。
応用 †
以下で使用されている。
テスト †
基本的には「レグレッション(回帰)テスト系」に応用されることが多い。
Coded UI Test †
- また、Visual Studio 同梱の機能に
コード化された UI テスト(Coded UI Test)
がある。
- コード化された UI テスト(Coded UI Test)は、
UI Automation Libraryをランタイムとして使用する機能であることが解る。
- エントリ系の自動化に特化した用途であれば、有用である可能性がある。
#UIテスト自動化の導入方針の「使い捨て前提で適用シーンを絞り込んで利用」に合致。
, etc. †
スクレイピング †
次いで、スクレイピング技術が主要な応用先となっている。
Octoparse †
- コードを書くことなくウェブサイトからデータを抽出できるスクレイピングツール
- 出したデータは、Octoparseのクラウドサーバーに保存され、
- Excel、JSON、CSV、HTML、データベースなどの構造化形式のファイルでエクスポートできる。
, etc. †
UIマッシュアップ †
スクレイピング技術を応用したものと言える。
Unified Service Desk †
Dynamics CRMのコールセンター・システムのUIマッシュアップ機能
, etc. †
画面スクレイピング技術の大幅な技術的進化と言われている。
参考 †
Microsoft Docs †
Selenium †
Selenium IDE †
Windows Application Driver †
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