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* 目次 [#t9885ec0]
#contents

*概要 [#e4d98cfb]
本ページでは、IISバージョンアップに伴うASP、ASP.NETの環境移行の作業範囲を扱います。 

*ASPの場合 [#t7c67436]
Active Server Pages(以下、ASPと略す)の場合は~
IISバージョンアップに伴う環境移行に該当します。

ASPはIIS 6.0、IIS 7.x、IIS 8でもサポートされます。

-技術シナリオ > ホスティング フレンドリな Web サーバー プラットフォーム (IIS)~
IIS で静的な Web サイトを構築する > IIS で Classic ASP Web サイトを構築する~
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831387.aspx

-IIS 7 展開ガイド > IIS 7 Web サーバーを展開する~
IIS 7 展開シナリオの概要 > Classic ASP サーバーを展開する (IIS 7)~
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc753918%28WS.10%29.aspx

-IIS 7.0 での Web サイトの展開 > サーバー展開の種類の概要~
IIS 7.0 Web サーバーの展開 > クラシック ASP サーバーの展開~
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee909420.aspx
--IIS 7.0 での Web サイトの展開 
--サーバー展開の種類の概要 
--展開のテスト 
--展開の確認 

-IIS 7.0 および IIS 7.5 上で Classic ASP アプリケーションを実行する~
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee155445.aspx

**COMについて [#of488f7b]
ASPは、[[VBS]]で実装されているため、[[COM]]に処理を依存しているところが多々ありますが、~
この [[VBS]]から呼び出される[[COM]](ActiveX Control、ActiveX EXE、VB COM)の

-「開発環境のサポート期間切れ」に起因する移行対象範囲の拡大や、
-「当該プラットフォーム上でのサポート無し」のため、

代替ライブラリのI/F変更発生に起因する修正範囲拡大の可能性がありますので注意が必要です。 

**ASPマニュアル [#c8212e97]
-MSDN : Active Server Pages ガイド~
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc338556.aspx
--Active Server Pages~
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc338745.aspx
--Web アプリケーションを開発する~
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc338689.aspx
--IIS をプログラム管理する~
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc338203.aspx
--ASP 組み込みオブジェクト~
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc338811.aspx
--ASP で利用可能なコンポーネント~
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc338655.aspx
--スクリプト リファレンス~
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc338758.aspx
--ASPの例~
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc338585.aspx

**ASP.NETへの移行 [#v019c477]
また、選択肢として、ASP.NETに移行する案も挙げられますが、~
これについてはASP / ASP.NETのアーキテクチャの差異が大きく~
コード コンバージョン + ポーティング移行などは不可能であるため、~
マイグレーション・ツール等も用意されていません。

***拡張子と構文上の変更 [#rd1d4f60]
- ASP から ASP.NET への変換~
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dd297734.aspx~
--このような移植は、短時間で終了するものの、ASP.NET Web コントロール、ADO.NET、.NET Framework クラスなどの.NET の新機能を利用することはできません。
--これよりも細かい移植作業には時間がかかるかもしれませんが、完成した ASP.NET ページは可読性と保守可能性が高まり、より高度な機能を利用することができます。

「サンプルの ASP アプリケーションについて」の内容を「ASP アプリケーションの ASP.NET への移植」の内容に合わせて変更する。~
この移行方式は、.NET の新機能を利用できないため(.NET化する)意味があまりありませんので、この移行パスの事例は知るかぎりで非常に少ないです。

***ASPからASP.NETへの再構築 [#taf23a8d]
このため、ASPからASP.NETへの移行は、(通常、)再構築に該当します。~
ASP.NETによる再構築の方法については、下記HPを参照下さい。

***参考 [#la61680d]
-MSDN
--ASP から ASP.NET への移行ガイド~
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc719200.aspx
--ASP から ASP.NET 2.0 への移行~
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dd229412.aspx

-@IT > Insider.NET > ASP→ASP.NET移行テクニック~
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/aspmigrt/index/index.html

*ASP.NETの場合 [#eb4f71b5]
ASP.NETの場合も同様にIISバージョンアップに伴う環境移行に該当します。

-ただし、IIS5.x、6.0から、IIS7.0へ移行する場合、
--カスタムHTTPモジュールまたはHTTPハンドラを使用するASP.NETアプリケーションを~
「統合モード」で実行する場合はweb.configファイルに設定をする必要があります。
--デフォルトは「統合モード」で、アプリケーション プールの設定を~
[DefaultAppPool]から[Classic .NET AppPool]に切替えると~
「クラシック・モード」を利用できます。

-また、IIS7.xへ移行する際、IIS5.xからIIS6.0へ移行する際に~
修正が必要となる項目と同様の修正が必要になる可能性もあると言う事ですが、~
現在、開発環境の主流がXPのIIS5.1で、稼働環境の主流がWindows Server 2003のIIS6.0~
であることを考えると(これは、現在でなくて、既にだいぶ前ですね)、~
ASP.NETアプリケーションに於いて、これらの修正が必要になるケースが少ないと考えます。

詳細は下記HPを参照下さい。

-MSDN
--HTTP ハンドラと HTTP モジュールの概要~
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb398986.aspx
--IIS 6.0 から IIS 7.0 への ASP.NET アプリケーションの移行~
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb515251.aspx

-Windows Server 2008の基礎知識 > 新サーバOSで何が変わるのか?
--第4回 柔軟性と機能性を大幅に高めたIIS 7.0
---(前編)
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/winsv2008/04iis7_01/04iis7_01_01.html
---(後編) 
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/winsv2008/05iis7_02/05iis7_02_01.html

*64bit対応 [#z0b5336a]
Windows Server 2008R2以降のServer OSは、全て64bit OSになります。~
[[64bit対応]]については、[[こちら>64bit対応]]を参照下さい。

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Tags: [[:移行]]


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