Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki

目次

概要

2層C/S型アプリケーションからターミナルサービスへの移行についての注意点を纏めています。

アプリケーション

確認方法

UI

画像

解像度、色の設定は可能(リモート・デスクトップ接続の機能)。

操作性

一部ショートカットが異なることがあります。

SSO

セッション

ココで言うセッションとは、ログイン・セッションを指します。

セッション切断・再接続

タイムアウト設定があり

二重起動防止処理の扱い

公開アプリケーションとは、RemoteAppに該当(RemoteAppでの制御は未確認)。

リソース

ストレージやデバイスへのアクセスを修正(DB、ログ、プリンタ)

排他制御

「サーバー上」と「ユーザー内」で意味が違うので注意。

#ターミナルサービスでは、「サーバー上」の排他も意識する必要がある。

クライアント・リソース

可能であればクライアント・リソースのリダイレクトを使用する。

印刷

後者の方式が推奨(印刷量が大量過ぎると、サーバ側スプーラの負荷大)

サーバ・リソース

永続化

ログファイル、レジストリ、データベース等、
ファイル・システム上の競合が発生しないか注意する。

カーネル・オブジェクトと名前空間

グローバルにしないと名前付きカーネルオブジェクトが別々になるので注意が必要。

例えば、起動数の制御は、mutexなどのWindows上の共有資源を使う。
ただし、他人のログイン・セッションとぶつからないように、資源の名前空間に注意する。

性能

ターミナルサービス系は、3層C/Sの処理方式と比べて、
ログイン・セッション、プロセスなどの各種リソースを
ログインしたユーザ分消費するためリソース消費量が多くなる。

接続ユーザ数

サーバ1台あたりの接続ユーザ数の目安

消費メモリ

ターミナルサービスで消費するメモリは、

の使用するメモリ量。

ネットワーク・トラフィックの変化

負荷テスト

多数のユーザをログインして業務負荷に相当するスクリプトなどを実行する。

参考


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