[[Open棟梁Project>http://opentouryo.osscons.jp/]] - [[マイクロソフト系技術情報 Wiki>http://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/]] -[[戻る>SQL Server]] * 目次 [#m7751ded] #contents *概要 [#q7e85f96] -拡張 --必要に応じて、DBの「データ ファイル」、「トランザクション ログ ファイル」を拡張する。 --自動拡張と手動拡張がある。 -圧縮 --必要に応じて、DBの「データ ファイル」、「トランザクション ログ ファイル」を圧縮し無駄なディスク消費を減らす。 --自動圧縮と手動圧縮がある。 *拡張 [#t9e2b330] 手動拡張か、緊急回避としての自動拡張が推奨。 **手動拡張 [#uc3e3431] -自動拡張をOFFに設定し、手動拡張にする。 -手動拡張では拡張のタイミングを完全に制御することができる。 -ただし、手動拡張は、管理上のオーバーヘッドが増加する。 **自動拡張 [#c43217f1] -自動拡張をONに設定する。 -ファイル サイズの自動拡張が頻繁に起こるような設定は避ける。 **設定方法 [#ff8de7cd] 「Management Studio」や、「ALTER DATABASE」ステートメントのファイル プロパティで設定する。 *圧縮 [#we445ebc] -自動圧縮は極力使用せず、DBの監視を行い手動で拡張する。 -この圧縮処理は、ログの切り捨て処理を含まないので、必要であれば、~ 圧縮する前に「トランザクションログ ファイル」のログの切り捨て処理をする。 **手動圧縮 [#t694fb0a] -手動圧縮では圧縮のタイミングを完全に制御することができる。 -ただし、手動圧縮は、管理上のオーバーヘッドが増加する。 -手動圧縮をする場合、 --「Management Studio」や、 --「DBCC SHRINKDATABASE」ステートメント --「DBCC SHRINKFILE」ステートメント **自動圧縮 [#bf5dada9] -ファイル サイズの自動圧縮を設定する場合、「autoshrink」オプションを設定する。 -このデータベース オプションの設定には、 --「Management Studio」や、 --「ALTER DATABASE」ステートメント --「sp_dboption」システム ストアド プロシージャ >を使用する。 -デフォルトの設定では、ファイル サイズの自動圧縮はOFFになっている。 --ファイル サイズの自動圧縮をONにすると、~ 「データ ファイル」、「トランザクション ファイル」の未使用領域が、~ 25%を超えた場合に、自動的にファイルが圧縮される。 *参考 [#p49b7a75] -SQL Server 2000 チューニング全工程(2):~ 動的ディスク管理でのチューニングポイント (2/3) - @IT~ http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0409/25/news011_2.html -SQL に関する Q&A: データベースの圧縮、拡張、および再設計など~ https://technet.microsoft.com/ja-jp/magazine/ff808322.aspx -[INF] SQL Server における自動拡張および自動圧縮の構成に関する注意事項~ https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/315512 -SQL Server データベースのいっぱいになったトランザクション ログからの回復~ https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/873235 -SQL Serverの自動拡張を使用するうえでの7つのヒント - norizabuton1~ http://norizabuton.hateblo.jp/entry/20120418/1334766346 --自動拡張を行っている間、トランザクションが停止する。 --ファイルの断片化が招きやすくなり、パフォーマンスに影響が出る。 --自動拡張の日常的使用は非推奨(緊急回避として使う) --ファイルの最大サイズを設定しておく。 --1回の拡張は大きめに。 --拡張幅は%ではなくMBで。 --自動圧縮は極力使用せず、DBの監視を行い手動で拡張する。