マイクロソフト系技術情報 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。

目次

概要

PDBとデバッガ

概要

シンボル ファイルの検索パス

[ツール] ---> [オプション] ---> [デバッグ] ---> [シンボル] で、
シンボル ファイルの検索パスとシンボル サーバを指定できる。

ソース ファイルの検索順

Visual Studioが以下の順序で、ソース ファイルを検索して解決するもよう。

  1. デバッガーを実行している Visual Studio インスタンスの IDE (devenv.exe) が開いているファイル
  2. Visual Studio インスタンスで開いているソリューション内のファイル
  3. Visual Studio ソリューションの [共通プロパティ] - [デバッグ ソース ファイル] ページで指定したディレクトリ。
  4. モジュールの *.pdbファイル に含まれるソース情報。
    場合によって、
    • ソース サーバへのコマンド
    • モジュールがビルドされたソース ファイルの場所 なお、ここでファイルが見つからなかった場合、
      • ..\に遡りながらファイルを探し、
      • 見つからなかった場合、ファイルが見つからない旨のページを表示し、手動での指定が求められる。
        ファイルが指定された場合は、指定したフォルダのパスが自動的に [デバッグ ソース ファイル] へ追加される。

以降、[デバッグ ソース ファイル]で指定したフォルダ以下に、
ビルドサーバと同じフォルダ構成でソース ファイルが配置されていれば、
デバッグ時に、問題なくソース ファイルの参照が可能になる。

サーバとデバッガ

[ツール] ---> [オプション] ---> [デバッグ] ---> [シンボル] で指定した、
URLが、=「シンボル サーバ」、「ソース サーバ」の場所になる。

シンボル サーバ

ソース サーバ

概要

有効化

ソース サーバの使用を有効にするには

トラブルシュート

デバッグできない場合

というメッセージが表示されデバッグできない場合がある。

の手順に従って、デバッグ実行が可能な設定に変更することができる。

Visual Studio Debugger はソースファイルのハッシュを PDB のものと比較しており、
ソースファイルの内容が異なってることを検出することができる。

[デバッグ ソース ファイル]の保存場所

※ Visual Studio はコモン コントロールをフックするので、
 .suoファイルを消しても、[デバッグ ソース ファイル]の設定が復活することがある。

参考


Tags: :.NET開発


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS