Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki
目次 †
概要 †
以下の配付技術を利用できるが、
技術特性を理解したうえで導入する必要がある。
RIA系技術 †
利用ユーザにインストール権限が無くても、
Webサイト等にアクセスするだけで
アプリケーションが利用可能になるプル型の配付技術。
ActiveXコントロール †
- VC++や、VB6でも開発可能であったが、
.NETではCOM開発はサポートされるが
ActiveXコントロールの開発はサポートされない。
- このため現在ではVC++(MFC、ATL)でのみ開発可能である。
- CAB形式での配付+インストールには署名が必要になる。
.NETのWindows Forms、WPFでサポートされる。
経緯 †
- .NET Fx 2.0からサポートされた。
- JDK 1.4のJava Web Startを模倣した技術。
- .NET Fx 1.1のノータッチ・デプロイメントから改良されている。
機能 †
- 自動更新・差分ダウンロードをサポート。
- 利用ユーザにインストール権限が不要。
- ユーザ毎別々に%USERPROFILE%以下にバイナリをインストール。
- サンドボックス化された実行コンテキスト内で実行される。
特徴 †
- 設定ファイルの配布
- 設定ファイルの配布は「埋め込まれたリソース」でのみサポート。
- 「埋め込まれたリソース」は配布後の編集が不可能。
- 編集可能にする場合、%USERPROFILE%以下に手動で配布。
- 更新の度に、インストール・フォルダが変更される。
- 制約等が多いので、導入前の検討が必要になる。
XBAP(WPF) †
XAML ブラウザー アプリケーション (XBAP)
- WPF XAML ブラウザー アプリケーションの概要
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/vstudio/aa970060.aspx
XAML ブラウザー アプリケーション (XBAP) は、Web アプリケーションとリッチ クライアント アプリケーションの両方の機能を組み合わせます。Web アプリケーションと同様、XBAP は Web サーバーに配置して、IE または Firefox から開始できます。 また、リッチ クライアント アプリケーションと同じように、XBAP は WPF の機能を活用できます。 XBAP の開発方法もリッチ クライアントの開発に似ています。
Open棟梁 HTTP Webデプロイ部品 †
複数のZIPをローカルに解凍することで配付を代替する機能。
- 自動更新・差分ダウンロードをサポート。
- 制約(インストール先、サンドボックス化)等が少ないので導入し易い。
純配付技術 †
クライアントにプログラムをインストールを支援する。
プル型だけでなく、プッシュ型をサポートするものもある。
Active Directory †
「公開」と「割り当て」の2種類が選択できる配布機能を持っている
(プッシュ型ではなくプル型、且つ再起動が必要なので注意)。
最後にソフトウェアの配布方法だが、
これには「公開」と「割り当て」の2種類が選択できる。
この2つの違いは、ソフトウェアのインストールの際にユーザーに要求される作業の違いだ。
- 公開の場合、ソフトウェアが配布されても、
ソフトウェアはデスクトップやスタートメニューに表示されない。
「アプリケーションの追加と削除」にリストが追加されるのみとなるため、
ログオン後に手動でアプリケーションをインストールしなければならない
(関連づけされているファイルを起動した場合は自動インストールされる)。
- これに対して、割り当ては、ユーザーが
ログオンした時点でデスクトップやスタートメニューに
ソフトウェアのショートカットが自動的に作成される。
このため、これらのショートカットを起動するだけで、
自動的にソフトウェアのインストールが開始され、ソフトウェアが利用可能となる
(同様に関連づけされたファイルを起動してもインストールが開始される)。
つまり、
- ユーザーに強制的にソフトウェアを利用させたい場合は割り当てを利用し、
- ユーザーに利用したいソフトウェアを自分で選択させたい場合は公開を利用
すればいいわけだ。
ちなみに、適用対象としてコンピュータを選択した場合、
公開は利用できず、割り当てのみが可能となる。
SCCM †
SCCMにソフトウェアの配布機能があるようです(プッシュ可能)。
JP1/NETM/DMシステム †
配布機能を持っている(プッシュ型・プル型を選択可能)。