Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki

* 目次 [#f6ff7c22]
#contents

*概要 [#s0114847]
公開鍵基盤 (PKI) における失効した(信頼できない)公開鍵証明書のリスト(正確には、証明書のシリアル番号のリスト)。

-CRLはPKIを使ったアプリケーションが証明書の有効性を検証するのに使われる。

-
--CRLは定期的に生成され、公開される。
--証明書が失効となった場合、即座にCRLを公開することもできる。
--CRLはCAが適切な証明書付きで発行する。
---たいていのCRLには次回発行予定日時がある。
---この日時は発行日時から 24 時間以内であることが多い。


*失効理由 [#fd00664d]
RFC 5280 で定義されている証明書の失効理由

**Revoked(失効) [#u1532c79]
***認証局 (CA) が [#g2978501]
-不正に証明書を発行したことが判明した場合
-秘密鍵を紛失したと考えられる場合、

証明書は不可逆に失効とされる。

***証明書の発行を受けた者が [#ade7504a]
CAの定めた規則に反する行為(文書偽造など)をしていると判明した場合。

***最も多い失効理由 [#i07e6652]
秘密鍵が漏洩してしまい、認証の役に立たなくなった場合。

**Hold(停止) [#k764e2c9]
再度証明書を有効な状態に戻すことができる場合。

例えば、ユーザーが秘密鍵を紛失したか盗まれた可能性がある場合

一時的に証明書を停止させ、後日それが間違いで~
誰もその間秘密鍵にアクセスできなかったことが判明した場合~
その場合、その証明書のシリアル番号はCRLから削除される。


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