「マイクロソフト系技術情報 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
種々の開発ツールを分析した。
IDE †
IDE:統合開発環境。
特徴 †
機能 †
下記機能を保有している。
- チーム開発
- バージョン管理
- プロジェクト管理
- 作成補助(インテリセンス)
- GUIの作成(GUIデザイナ)
- ビルド、デバッグ補助
Visual Studio †
Visual Studioは、VB時代から進化を続けている
デザイナ操作でGUI開発をサポートするRAD開発ツールと言える。
Eclipse †
IBMの共通プラットフォームの開発という基本構想の下
開発された高機能なOSSの統合開発環境 (IDE) の一つ。
現在は様々な団体や開発者を対等に扱い、Javaを中心とした、
オープンな言語を使用した開発に対応する(プラグインをインストール)。
参考 †
EUC、RADツール †
- EUC : End User Computing
- RAD : Rapid Application Development
EUCツール †
ExcelやAccessなども含まれるが、ここでは、「システム開発向けのEUCツール」に言及する。
※ EUCツールとしてはExcelやAccessが最も活用されており、
EUCツール界には、Excel VBA最強説というものが存在する。
特徴 †
「システム開発向けのEUCツール」は、
- コーディング・レスを訴求ポイントにしているものが多く、
デザイナだけで設計・開発を行い、コーディングを行わずシステムを生成タイプのものが多い。
- FP生産性を測定すれば、恐らく、どのツールより高い生産性を示すと思われる。
(対象となる工程範囲は詳細設計から結合テストまで。基本設計以前やユーザ・テスト以降は含まれない.)
- しかし、どちらもIDEより柔軟性が低いので、要求仕様に応えられないケースがある。
従って、UXを重視したり仕様をコントロールできない案件では問題になり易い。
- エントリ系+条件検索などの単純な画面の開発。
- 自部門が使うツールなど、UXが重視されず、仕様を制御できるモノの開発。
注意点 †
- ツールによっては
- 実装できない処理がある。
- 採用できない処理方式がある。
- アドオン開発のI/Fがあっても、
アドオン開発が増えると逆効果になる。
RADツール †
RADツールの現状 †
- 色々なプロダクトが開発されてきたが、強力なIDEとの競争に晒され、衰退傾向。
- 昨今のトレンドを分析すると、下記のように強力なIDEとの差別化を図っている模様。
- RAD・EUC機能の追加
- クロスプラットフォーム対応
強力なIDEとの競争に晒され、衰退傾向。
プロダクト †
注意点 †
- ツールに慣れる必要がある。
- ベンダーロックインの危惧がある。
参考 †
BRMSツール †
注意点 †
- 専門の設計者が必要
- ベンダーロックインの危惧
- ツールによっては
- 実装できない処理がある。
- 採用できない処理方式がある。
- 生産性の向上は詳細設計~単体テストの範囲で期待できる。
BRMSツールのタイプ †
BRMSツールには、以下の2つのタイプが存在する。
- オールインワン型
- Webアプリ全体を固有のツールで開発する。
- 開発言語に詳しくなくてもアプリケーションを開発可能。
- 生産性(高い)と柔軟性(低い)のトレードオフがあるため
基幹システムというより部門システムなどの小規模の開発に適合する。
- ルール特化型
- ビジネス・ルールだけを対象にしている。
- 複雑なルールが必要なシステムやルールが頻繁に変わるようなシステムに適合。
- オールインワン型ではないので、組み合わせ次第で基幹システムにも適用可能。
- 対象業務
参考情報 †
パッケージ・アドオン †
- 古くからパッケージ・アドオン開発用の言語や開発ツールが提供されている。
- 近年は、パッケージ側がWebAPIを提供するので、
HTML5でクライアントを開発するパターンが主流になっている。
- MicrosoftはRAD開発環境であるVisual Studioを提供している。
このためDynamics CRMのアドオン開発(データアクセス)に
LINQを採用するなど製品間の連携にも力を入れている。
SAP †
Dynamics †
CRM †
AX †
リッチクライアントであり、
Dynamics CRMとアーキテクチャが異なる。
統合CASEツール †
ソフトウェアの設計・開発・保守といった各プロセスの作業をコンピュータで支援する。
多くの統合CASEツールは、DFDやDOAの設計情報をリポジトリに格納し、
リポジトリを使用して自動生成を行う自動生成方式を採用している。
分類 †
統合CASEツールのサブコンポーネントは、以下の2種類に分類される。
上流CASEツール †
ソフトウェアの分析・設計工程に関するツール群
- 図作成ツール
- 報告書作成ツール
- 分析ツール
- , etc.
下流CASEツール †
- データベーススキーマ生成ツール
- プログラム生成ツール
- 実装ツール
- テストツール
- 構成管理ツール
参考 †
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