Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki
目次 †
概要 †
種々の開発ツールを分析した。
IDE †
IDE:統合開発環境。
下記機能を保有している。
- チーム開発
- バージョン管理
- プロジェクト管理
- 作成補助(インテリセンス)
- GUIの作成(GUIデザイナ)
- ビルド、デバッグ補助
Visual Studio †
Visual Studioは、VB時代から進化を続けている
デザイナ操作でGUI開発をサポートするRAD開発ツールと言える。
Eclipse †
EUCツール †
エントリ系+条件検索などの単純な画面の開発に適合する。
注意点 †
- ツールに慣れる必要がある(習得は比較的容易)。
- ベンダーロックインの危惧がある。
- ツールによっては
- 実装できない処理がある。
- 採用できない処理方式がある。
EUCツールの現状 †
- あまり現実的な主張に思えなかった。
IT Proが、エンドユーザー開発はExcelで
満たされているため、4GL製品は下火になったと指摘している。
- 5. 古い4GLアプリは継続的な開発では支障が出る
- 6. 4GLが成功するケースは、エンド・ユーザー開発
- 7. 現在のエンド・ユーザー開発では、Excelが使われている
- 8. 論点が曖昧で、誤解が多い
プロダクト †
BRMSツール †
対象業務:分岐や四則演算が複雑で、頻繁に変更するもの。
注意点 †
- 専門の設計者が必要
- ベンダーロックインの危惧
- ツールによっては
- 実装できない処理がある。
- 採用できない処理方式がある。
- 生産性の向上は詳細設計~単体テストの範囲で期待できる。
BRMSツールのタイプ †
BRMSツールには、以下の2つのタイプが存在する。
- オールインワン型
- Webアプリ全体を固有のツールで開発する。
- 開発言語に詳しくなくてもアプリケーションを開発可能。
- 生産性(高い)と柔軟性(低い)のトレードオフがあるため
基幹システムというより部門システムなどの小規模の開発に適合する。
- ルール特化型
- ビジネス・ルールだけを対象にしている。
- 複雑なルールが必要なシステムやルールが頻繁に変わるようなシステムに適合。
- オールインワン型ではないので、組み合わせ次第で基幹システムにも適用可能。
参考情報 †
自動生成ツール †
パッケージ・アドオン †
SAP †
SAP Fiori
PGK側がWebAPIを提供するので、
HTML5でクライアントを開発する。
Dynamics †
CRM †
- 設計思想
- Visual Studioデザイナを使用してリポジトリに情報を溜めるイメージ
- FileMaker?のように、画面をデザイナで作るとDBテーブルも自動的に作成される。
- 上記の画面定義(DBテーブル自動的作成)とJavaScriptイベント定義のみで開発。
- 基本1画面・1テーブルとなっている。
- パッケージなので実際に動く基本形の画面が存在する。
- 自動生成ツールと言うよりも、アドオンのEUC支援ツールの位置付け。
- ポイント
- 設計情報の入力I/Fに専用ツールを採用
- ラウンド・トリップ開発に非対応。
- 設計情報の入力フォーマットやテンプレート修正量不可
- カスタマイズ
- 業務的な定義も必要
- 柔軟性に難あり、例えば一覧メンテ処理は実装できない
- (必ず[一覧表示] → [詳細表示] → [データ修正]が必須)
- アドオン開発をするときは他の開発ツールを併用
(Dynamics CRM SDK、Visual Studio、Excel)
AX †