.NET Coreのデプロイ のバックアップ(No.7)

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目次 †

概要 †

.NET Coreのコンソールアプリの発行とデプロイ

発行方式 †

（サポートに問い合わせた感じ、）どうも、FDDが推奨の方式らしい。

FDD †

• FDD : Framework-dependent deployment

• フレームワークに依存する展開

• .NET Frameworkでの配置と同様の仕組み。

• アプリケーションが動作するOSに.NET Coreのランタイムが
  インストールされていることを前提としている仕組み。

メリット †

以下が挙げられる。

• .NET Coreランタイムは共通であるため、実行や配置が容易になる。
  • ビルド出力が軽量になるため。
  • ビルド出力がOSによらず同一になるため。

デメリット †

以下の2点が挙げられる。

• 事前に.NET Coreランタイムのインストールが必要になる。
• .NET Coreランタイム側のバージョンアップでまれではあるが
  開発－実行環境間でアプリの動作に変更が生じる可能性があること。

SFD †

• SFD : Self-contained deployment

• 自己完結型の展開

• 配置するバイナリのみで実行可能な形式（ランタイムも同時に配置する）

メリット †

以下の2点が挙げられる。

• 開発時にランタイムのインストールが不要。
• 利用するランタイムを完全に固定できる。

デメリット †

以下の3点が挙げられる。

• OSごとにビルドを行ってバイナリを生成しないといけない。
• ランタイムが含まれるので配置するバイナリのサイズが大きくなる。
• 配置先のマシンで占めるディスク容量が増える。

検証 †

FDD †

SFD †

• RuntimeIdentifiers?を設定する。

  <PropertyGroup>
    <OutputType>Exe</OutputType>
    <TargetFrameworks>netcoreapp2.0;netcoreapp1.1</TargetFrameworks>
    <RuntimeIdentifiers>win-x64;linux-x64;osx-x64</RuntimeIdentifiers>
  </PropertyGroup>

• とは言うものの、ポータブル（共通化）と言われるlinux-x64が早速動かない感があったので、
  各プラットフォーム毎のランタイム識別子 (RID)を調べて設定するのが良さそう。

     <RuntimeIdentifiers>win-x64;centos.7-x64;ubuntu.16.04-x64</RuntimeIdentifiers>

• この設定を行いビルドを行うと、Releaseフォルダ以下に
  ランタイム識別子 (RID)に対応したフォルダにプロジェクト出力が行われる。
  • Windows : win-x64
  • CentOS : centos.7-x64
  • Ubuntu : ubuntu.16.04-x64（残念、出力されず）

• これをLinuxに渡して、実行させる。

参考 †

Build Insider †

C#による.NET Core入門 †

http://www.buildinsider.net/language/dotnetcore

• （1）.NET Coreとは？ 開発環境（SDKとVisual Studio Code）のインストール
  http://www.buildinsider.net/language/dotnetcore/01
• （2）レッドハット版.NET Coreとマイクロソフト版.NET Coreの違い
  http://www.buildinsider.net/language/dotnetcore/02
• （3）.NET Coreでプロジェクトを作成して開発してみよう
  http://www.buildinsider.net/language/dotnetcore/03
• （4）.NET Coreでコンソールアプリを配置する
  http://www.buildinsider.net/language/dotnetcore/04
• （5）.NET Standardなライブラリプロジェクトを作成して参照する
  https://www.buildinsider.net/language/dotnetcore/05

※ 前提となる開発環境は、CentOS 7.3, .NET Core SDK, Visual Studio Codeであるもよう。

Microsoft Docs †

• .NET Core のランタイム識別子 (RID) のカタログ
  https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/core/rid-catalog

github.com †

• The executable generated from
  `dotnet publish -r ubuntu.16.04-x64
  ` doesn't have "x" permission
  · Issue #6286 · dotnet/cli
  https://github.com/dotnet/cli/issues/6286

osscons.jp †

ASP.NET Coreのデプロイ †

.NET 開発基盤部会 Wiki †

• .NET Coreのインストールとデプロイ
  • CentOS
  • Ubuntu

• ASP.NET Coreのインストールとデプロイ
  • CentOS
  • Ubuntu

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Tags: :.NET開発, :.NET Core

     

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