Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki
ASP.NET Web Forms は、Web アプリケーションをイベント ドリブン
+UIコンポーネントベースのアプローチで開発するためのフレームワーク。
豊富なサーバーコントロールにより、HTML レンダリングが行われるため、
という点で優れたフレームワークである。
同様のコンポーネントベースのアプローチのJSFもJava EE 5でJava EE標準として追加された。
ただし、その利用にあたっては HTTP、HTML の知識が必要となる場面も多く、
UI コンポーネントのレンダリングのカスタマイズの難易度は高いなどのデメリットもある。
Strutsに慣れたJava技術者が使いこなすのは困難であるとされている。
ASPに続くHTML画面の生成技術だが、ASPと大きく異なり、
「Windows Forms」の「イベント・ドリブン+UIコンポーネントベース」のアプローチと
ほぼ ≒ のプログラミング・モデルをWebアプリケーションでも実現できるフレームワーク、UIサブシステム。
従って、Visual Studioデザイナと連動したRAD開発も可能である。
JavaはJSF(JavaServer? Faces)が
ASP.NET Web Formsに似たアプローチをとっている。
また、UIコンポーネントベース(UIコンポーネントからHTMLが出力される)方式のため、
HTMLを直接操作できず、出力されるHTMLのカスタマイズが困難である。
(この標準HTML出力のカスタマイズには、難易度の高い標準コントロールのカスタム・コントロール化が必要になることがある)。