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Microsoft Application Request Routing Version 1 for IIS
HTTP ヘッダー、サーバー変数、および負荷分散アルゴリズムに基づいて
HTTP 要求をコンテンツ サーバーに転送するプロキシ ベースのルーティング モジュール
負荷分散クラスタからフェイルオーバークラスタのクラスタリングが可能。
ルーティングの決定を行うための受信 HTTP 要求の検査を URL 書き換えモジュール に依存しているため、
Application Request Routing の機能を有効にするには URL 書き換えモジュールが必要。
サーバー変数のハッシュ値に基づいて分散される。
クエリ文字列の値のハッシュ値に基づいて分散される。
サーバー変数または URL のハッシュ値に基づいて分散される。
コンテンツ サーバーの健常性を判定する際に、
Cookie を使用して、クライアントからコンテンツ サーバーへのすべての要求をアフィニティ化。
これにより、NAT の背後にあるクライアントを識別し、各クライアントは個別に扱われる。
共有ホスト提供者向けの特別な機能。 展開トポロジを変更して、管理を最小限に抑えて合理化。
複数のサーバー グループ (環境内のコンテンツ サーバーの論理グループ) を管理できる。
構成設定および集計されたランタイム統計は、IIS マネージャーを使用して管理/表示。
トラブルシューティングおよび診断用のトレース。
高い可用性とスケーラビリティの実現 - ARR および NLB
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee886284.aspx
ARR では、コンテンツ サーバーに対して
高い可用性とスケーラビリティを提供していますが、
展開全体の可用性とスケーラビリティは高くありません。
これには、次の理由があります。
- ARR は単一障害点である。
- コンテンツ サーバーのスケーラビリティが、
単一の ARR サーバーの最大容量によって制限されている。
上記の課題を克服するために、管理者はNLBと組み合わせた
複数の ARR サーバーの使用を検討することができます。
ARR は、
- アクティブ/パッシブ モードで展開して、高可用性のみ実現できます。
- または、アクティブ/アクティブ モードで展開して、
高い可用性とスケーラビリティの両方を実現できます。
ARR と NLB を一緒に展開して、
- ARR のコア シナリオを有効にし、
- かつ、全体的に高い可用性とスケーラビリティを実現する
方法について説明しています。
NLB は、Windows Server 2008 のすべてのSKU(製品ラインアップ)で使用できます。