Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki -[[戻る>Azure]] *目次 [#n4d21b1f] #contents 2012/10時点のAzureの情報です。 *IaaSとPaaS(仮想マシンとクラウド・サービス)との違い。 [#na41232a] **使用可能なWindows OS [#d1871ca5] IaaS(仮想マシン)では、あらかじめ以下のイメージから~ 新規構築できるようになっている(2012年9月時点)。 -Microsoft BizTalk Server 2010 R2 CTP -Microsoft SQL Server 2012 Evaluation Edition -Windows Server 2008 R2 SP1, August 2012 -Windows Server 2008 R2 SP1, July 2012 -Windows Server 2008 R2 SP1, June 2012 -Windows Server 2012, August 2012 **使用可能なLinuxディストリビューション [#ef7f0e8f] IaaS(仮想マシン)では、あらかじめ以下のイメージから~ 新規構築できるようになっている(2012年9月時点)。 -OpenLogic CentOS 6.2 -SUSE Linux Enterprise Server -Ubuntu Server 12.04 LTS -openSUSE 12.1 ***サポートされるOS [#f823d5c2] 上記ディストリビューションはサポートされるが別途契約が必要~ (リンク探しておく)...(調査中)...~ ***動作するOS [#t36ad249] Hyper-Vのゲストドライバがインストール可能であれば、~ 他のディストリビューションでも動作する。 -FreeBSD -Red Hat Linux *IaaS(仮想マシン)とオンプレとの違い。 [#if61b7b1] **見積もり [#se5234f8] **メリット・デメリット [#p22eb6b0] ***メリット [#oecad8ff] -安い:初期費用が不要、従量課金 -早い:迅速な IT リソースの調達が可能 -ハード、ホストの調達・構築・復旧は不要~ (ゲストOS ~ アプリのレイヤまで自前で構築・復旧が必要) ***デメリット [#n13352d9] -継続利用する場合、割高となることがある -システムがブラック・ボックス~ PaaS(クラウド・サービス)に比べればホワイト -その他 --SLA --海外にある **技術的な懸念点 [#sfc08332] ***SLA [#m416d256] PaaS(クラウド・サービス)と同じ。 ***注意点 [#je53e34f] リモート・デスクトップや、SSHが、デプロイ後に接続できなくなる (パスワード・ポリシーに引っ掛った場合)。 *構築 [#k734c8ac] **構築手順 [#v33b0973] ***VHDをアップロードして使用 [#r51b7501] ***ギャラリーから選択 [#hd0ad4ee] ***ギャラリーに登録 [#ff65a6ce] sysprep → ギャラリーに登録可能。 ...(調査中)... **冗長化構成 [#w104a3a6] ***可用性セット [#p5df2bc5] -可用性セットを定義することで、Faultドメインを跨いで配置される。 -これにより、PaaSと同様にスケールアウトすることができる。 -PaaSでは無いので、Upgradeドメインは無い。 ***ノードの複製 [#t25ea69a] 接続(NAT変換的な機能を実装している)により、~ (sysprepした)同じVHDから別のインスタンスが立ち上げる。~ 例外的に別のVHDから別のインスタンスを立ち上げることもできる。 ...(調査中)... -LightScale(微妙) *運用 [#m7d75b0c] **監視 [#rfedbf25] ***オンプレ連携時(VPN) [#j5519c83] -VPNは、1本しか張れない -VPNの帯域はインスタンス・サイズにディペンド -VPN構築後であればオンプレと変わらない運用が可能。 ***Public時 [#b84c2cfe] -PaaS(クラウド・サービス)で使用できた診断ログは使えない -ミドルウェアの導入を検討する --AppBridgeMonitor --Microsoft System Center 2012 **復旧・再起動 [#v03770b6] -アプリ(自前で監視して復旧) -ミドル(自前で監視して復旧) -ゲスト(自前で監視して復旧) -ホスト(自動で復旧) -ハード(自動で復旧) ホスト、ハードの自動復旧は、~ オンプレと比べたIaaS(仮想マシン)のメリットである。 **バックアップ・リストア [#n784f84a] ***基本的な考え方 [#ia27a36e] -BlobストレージにVHDドライブを作成しているので、~ 基本的にBlobストレージの冗長化(3 + 3 = 6 重化)で十分。 -ストレージ・アカウントがあれば何処の拠点でもOKだが、~ ネットワーク帯域幅やストレージ・トランザクションの従量課金があるため~ 基本的には、ローカルの拠点のBlobストレージを利用する。 ***操作ミス対策 [#k51d2fff] ただし、VHD冗長化は、1ドライブ・1世代である。~ このため、操作ミスは別途バックアップが必要になる。 -システム・バックアップ~ 一般的なシステム・バックアップ方法によりデータをBlobにバックアップ。 --Windows Serverバックアップなどのベアメタル回復機能を使用する。 --VSSなどを使用したのオンライン・バックアップ機能を使用する。 -データ・バックアップ~ 一般的なデータ・バックアップ方法によりデータをBlobにバックアップ。 --デタッチ後のファイルのオフライン・バックアップ --VSSなどを使用したのオンライン・バックアップ機能を使用する。 --ミドルウェアのオンライン・バックアップ機能を使用する。~ DBに関しては、SQLデータベースでサポートされていない~ Point in Time Restoreをサポートする事ができる。 -VHD自体のバックアップ(世代管理)のハードル --VHDをバックアップするには、Azure環境内に~ Blobストレージ内のVHDをバックアップ処理するアプリケーションを~ 開発・配置する必要がある(時期にミドルが登場する可能性はある)。 --別のAzure拠点やオンプレにVHDをバックアップする場合、~ ネットワーク帯域幅やストレージ・トランザクションの従量課金が問題となる。 *AD [#re8e9cf2] **Azure AD(旧アクセス・コントロール)を使用する [#laf5b72f] ...(調査中)... **仮想マシンにインストールする [#zdc431ca] ...(調査中)... **オンプレのADと連携する [#f570b34a] ...(調査中)... *参考情報 [#f3904b0f] -蒼の王座 » Windows Azure Virtual Machinesの概要~ http://sqlazure.jp/b/windows-azure/1150/ -Windows Azure仮想マシンでLinuxサーバーを構築しよう Think IT~ http://thinkit.co.jp/story/2012/09/19/3703?page=0,0