「マイクロソフト系技術情報 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
- 高可用性
- バックアップ
- 災害対策(DR)
- セキュリティ
- 移行容易性
- 保守性
XaaS †
クラウドサービス提供形態毎
PaaS †
- 利便性とカスタマイズの自由度トレードオフがある。
- ユーザはアプリケション、データの管理に集中できる。
- IaaSと比べる制限事項が多い。
- OSへの リモートアクセス
- カスタム MSI のインストール
- スタートアップ タスクの定義と実行 など
ランタイムより上 †
仮想マシンのOS/ミドル/ランタイムの
ランタイムより上をユーザが責任をもって管理する。
ランタイムより下 †
仮想マシンのOS/ミドル/ランタイムの
ランタイムより下をクラウドベンダが責任をもって管理
IaaS †
仮想マシンの OS より上 †
仮想マシンの OS より上をユーザが責任をもって管理する。
仮想化レイヤーより下 †
クラウドベンダが責任をもって管理
- VM
- Azure の仮想化ホスト基盤は、すべて冗長されいる。
- 仮想マシンが稼働する化ホストで障害発生したとき、
その Azure 仮想マシンは自動的に別の化ホストで再起する。
- Azureのストレージ
- 常に同時3つのディスクへデータが書き込まれる。
- 最大で同時に2つのディスクが壊れても、データ損失なく稼働。
- ジオ冗長で別のデータセンタに複製 = 3 * 2 = 6 重化。
構成 †
仮想化レイヤーより下の構成
# | 構成 | 要素 |
1 | シングルVM | サービスの復旧 (Service Healing) |
2 | クラスタ構成 | 可用性セット ・VM Scale Sets ・ロード・バランサ Basic |
3 | マルチAZ構成 (Availability Zone) | 可用性ゾーン ・ゾーン冗長 VM Scale Sets ・ロード・バランサ Standard |
4 | マルチリージョン構成 | ・ペアリージョン ・Traffic Manager |
クラスタ構成 †
可用性セット †
1つのラック障害で2台の仮想マシンが同時に停止することを回避できる。
- 故に、仮想マシンを複数台構成にするとき、可用性セットを定義する。
- 可用性セット自体にクラスタリング・負荷分散データ複製などの機能があるわけではない。
ロード・バランサ †
仮想マシン間で着信トラフィックを分散
- Premium Storageを使用するVMのSLA
- 単一VMインスタンスは99.9% 以上(ダウンタイム45分/月)
- 同じ可用性セットにデプロイした、
2つ以上のVMインスタンスは99.95% 以上()
- 内部向けと外部向けがある。
- パブリック・ロード・バランサ
- 内部ロード・バランサ
マルチリージョン構成 †
複数リージョンにまたがって構成することで地理的に冗長化
- DNSベースの機能を利用したTraffic Managerでの切り替え。
- Traffic Manager のルール設定である程度の負荷分散は可能。
- (可用性セットと同様に、コレ自体に)データ複製機能があるわけではない。
Traffic Manager †
トラフィック管理ポリシー
# | 項目 | 説明 |
1 | レイテンシ | 「最も近い」サービスにルーティング |
2 | ラウンドロビン | すべてのサーバーに分散 |
3 | フェイルオーバー | プライマリ障害時にバックアップ」にルーティング |
4 | ネスト | 柔軟な複数レベルのポリシー |
ペアリージョン †
Traffic Managerが決定する。
サーバーごとの構成 †
Webサーバー †
ロード・バランサ
ドメイン・コントローラー †
分散システムなのでソレ自身が冗長化機能を持っている。
, etc. †
構成の注意点 †
共有ディスク型クラスタ †
- AzureのVMでは共有ディスク型クラスタを構成できない。
記憶域スペースダイレクト(S2D:Storage Spaces Direct) で、
共有ディスク型クラスタを構成可能だが難易度が高い。
レプリケーション型クラスタ †
- SQL Server のAlwaysOn。
- その他、3rdパーティ のソリュション。
その他 †
参考 †
Tags: :インフラストラクチャ, :クラウド, :Azure