「[[マイクロソフト系技術情報 Wiki>http://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/]]」は、「[[Open棟梁Project>https://github.com/OpenTouryoProject/]]」,「[[OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会>https://www.osscons.jp/dotNetDevelopmentInfrastructure/]]」によって運営されています。 -[[戻る>Azure]] * 目次 [#a800ef4d] #contents *概要 [#i2afef49] -高可用性 -バックアップ -災害対策(DR) -セキュリティ -移行容易性 -保守性 *XaaS [#tee6dc67] クラウドサービス提供形態毎 **PaaS [#j9978891] -利便性とカスタマイズの自由度トレードオフがある。 --ユーザはアプリケション、データの管理に集中できる。 --IaaSと比べる制限事項が多い。 ---OSへの リモートアクセス ---カスタム MSI のインストール ---スタートアップ タスクの定義と実行 など -参考 --Microsoft Docs ---Azure App Service、Virtual Machines、Service Fabric、Cloud Services の比較~ https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/app-service/choose-web-site-cloud-service-vm ---Azure SQL Database の機能の比較~ https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/sql-database/sql-database-features ***ランタイムより上 [#ma1a00ae] 仮想マシンのOS/ミドル/ランタイムの~ ランタイムより上をユーザが責任をもって管理する。 ***ランタイムより下 [#m6e8936c] 仮想マシンのOS/ミドル/ランタイムの~ ランタイムより下をクラウドベンダが責任をもって管理 **IaaS [#s49e8495] ***仮想マシンの OS より上 [#u91fa013] 仮想マシンの OS より上をユーザが責任をもって管理する。 ***仮想化レイヤーより下 [#d38d0891] クラウドベンダが責任をもって管理 -VM --Azure の仮想化ホスト基盤は、すべて冗長されいる。 --仮想マシンが稼働する化ホストで障害発生したとき、~ その Azure 仮想マシンは自動的に別の化ホストで再起する。 -[[Azureのストレージ]] --常に同時3つのディスクへデータが書き込まれる。 --最大で同時に2つのディスクが壊れても、データ損失なく稼働。 --ジオ冗長で別のデータセンタに複製 = 3 * 2 = 6 重化。 -[[Azureのディスク ストレージ]] --データディスク:不揮発 --一時ディスク:揮発性(VMの再デプロイで消失) --非管理ディスクと管理ディスク ---非管理ディスク:可用性セットを適用しても、同じ[[ストレージ・アカウント>Azureのストレージ#t36c3007]]を使用。 ---管理ディスク:可用性セットを適用すると、[[ストレージ・アカウント>Azureのストレージ#t36c3007]]を分散する。 -[[構成>#rfc6b8de]]~ ただし、構成(コンフィグ)は必要になる。 *構成 [#rfc6b8de] 仮想化レイヤーより下の構成 |#|構成|要素|h |1|シングルVM|サービスの復旧&br; (Service Healing)| |2|クラスタ構成|可用性セット&br;・VM Scale Sets&br;・ロード・バランサ Basic| |3|マルチAZ構成&br;(Availability Zone)|可用性ゾーン&br;・ゾーン冗長 VM Scale Sets&br;・ロード・バランサ Standard| |4|マルチリージョン構成|・ペアリージョン&br;・Traffic Manager| **クラスタ構成 [#b0fb2d01] ***可用性セット [#d21c877a] 1つのラック障害で2台の仮想マシンが同時に停止することを回避できる。 -故に、仮想マシンを複数台構成にするとき、可用性セットを定義する。 -可用性セット自体にクラスタリング・負荷分散データ複製などの機能があるわけではない。 ***ロード・バランサ [#e05cedcf] 仮想マシン間で着信トラフィックを分散 -Premium Storageを使用するVMのSLA --単一VMインスタンスは99.9% 以上(ダウンタイム45分/月) --同じ可用性セットにデプロイした、~ 2つ以上のVMインスタンスは99.95% 以上() -内部向けと外部向けがある。 --パブリック・ロード・バランサ --内部ロード・バランサ **マルチリージョン構成 [#qdd58e17] 複数リージョンにまたがって構成することで地理的に冗長化 -DNSベースの機能を利用したTraffic Managerでの切り替え。 -Traffic Manager のルール設定である程度の負荷分散は可能。 -([[可用性セット>#d21c877a]]と同様に、コレ自体に)データ複製機能があるわけではない。 ***Traffic Manager [#wfcf8512] トラフィック管理ポリシー |#|項目|説明|h |1|レイテンシ|「最も近い」サービスにルーティング| |2|ラウンドロビン|すべてのサーバーに分散| |3|フェイルオーバー|プライマリ障害時にバックアップ」にルーティング| |4|ネスト|柔軟な複数レベルのポリシー| ***ペアリージョン [#db33102e] [[Traffic Manager>#wfcf8512]]が決定する。 *サーバーごとの構成 [#a3df1619] **Webサーバー [#c013c96e] [[ロード・バランサ>#e05cedcf]] **ドメイン・コントローラー [#d3bb43fb] [[分散システムなのでソレ自身が冗長化機能を持っている。>Active Directory(レプリケーション)]] **[[SQL Server]] [#c7b7c6e5] -[[AlwaysOn>SQL Server のレプリケーション#d18d57ee]] -可用性グループ **, etc. [#s7a268bc] *構成の注意点 [#pc5a706e] **共有ディスク型クラスタ [#baba9b8c] -AzureのVMでは共有ディスク型クラスタを構成できない。~ 記憶域スペースダイレクト(S2D:Storage Spaces Direct) で、~ 共有ディスク型クラスタを構成可能だが難易度が高い。 -[[レプリケーション型クラスタ>#g9543478]]にシフトしてきている。 **レプリケーション型クラスタ [#g9543478] -SQL Server の[[AlwaysOn>SQL Server のレプリケーション#d18d57ee]]。 -その他、3rdパーティ のソリュション。 *その他 [#a576b004] **[[Azureの障害復旧]] [#ofcdf9c9] ***[[Azure Backup]] [#zf9a58ce] ***[[Azure Site Recovery]] [#i62c8ecb] *参考 [#q18720dd] **[[高信頼性設計のポイント]] [#ma33433e] ---- Tags: [[:インフラストラクチャ]], [[:クラウド]], [[:Azure]]