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* 目次 [#q39e66fa]
#contents

*概要 [#x4674166]
Azure上での負荷テスト、脆弱性診断テストのポイントを纏めた。

*申請 [#e83adaf7]
-負荷テストに関しては事前告知不要。
-侵入テストに対しては、事前申請が必要。

Azureは負荷によるIP遮断の様な事はしていない様ですが、~
攻撃的の監視はしているようなので、脆弱性の検証のみ申請が必要。

-Microsoft Azure での侵入テスト (ペネトレーションテスト) について – Microsoft Azure サポート チーム サイト~
https://blogs.msdn.microsoft.com/dsazurejp/2017/07/01/microsoft-azure-12/

ただし、今後、見直しが入る可能性はあるので注意。

*[[負荷テスト>負荷テストのポイント]] [#fba4d3a9]
AzureのSQLデータベースは、共有サービスモデルで提供されるため、~
過剰なリソース消費をした場合、接続を切断されることがあるようです。~
※ただし、これは、AzureのSLAにも含まれる対応。

こう言った問題を解決するには、

-インスタンス・サイズを大きくしてスケールアップするか、

-以下の方式でスケールアウトする必要があります。
--Azure SQL Database Federations(2015 年 9 月にサービス終了)
--Azure SQL Database Elastic Scale 

*[[脆弱性診断テスト>脆弱性対策のポイント]] [#ef0d3e49]
NessusやAppScanは、
>擬似的に攻撃(脆弱性を突くようなリクエスト)

を行うため侵入テストに該当します。

以下から申請を行う必要がある。

-Windows Azure トラスト センター セキュリティ~
http://www.windowsazure.com/ja-jp/support/trust-center/security/

下の blogでは、7日前、と書かれている。
申請の審査に5日程度必要(USで審査のため)とのこと。

-Windows Azureへのペネトレーション テスト (侵入テスト)~
http://satonaoki.wordpress.com/2012/11/19/azure-penetration-test/  

申請フォーマットの中に、「DoS は禁止」と書かれている。~
テストツールで、Dos 攻撃になるリクエスト送出をしない設定にする必要がある。

*補足 [#l2f1a4d5]

**対象 [#h02a567b]
AppScanについては、ローカルサーバ上にテスト環境があれば、~
そちらに対してテストしてアプリケーションの脆弱性を検証することもできるが、~
IaasではなくPaasやSaaSを対象とした場合は、Azureでのテストが必要になる。

※ Paas開発のエミュレータは存在するが、サーバ環境にデプロイできないので。

**方法 [#h7787464]
-JMeterなどのOSSは、Webロールへ直接インストールすることはできるが、
-AppScanなどは、ノードロックライセンスであるためWebロールへインストールできない

-内部IPと通信できるか?課金されないか?などは別途調査が必要。

*参考 [#pe4383f3]
-侵入テスト | Microsoft Docs~
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/security/azure-security-pen-testing

**統合侵入テストの活動規則 [#sef283ff]
-Microsoft Cloud Unified Penetration Testing Rules of Engagement~
https://technet.microsoft.com/library/mt784683.aspx
-Microsoft Cloud Unified Penetration Testing Rules of Engagement~
https://technet.microsoft.com/en-us/mt784683.aspx

**Microsoft に連絡する [#m0ad2b09]
-Submit Azure Service Penetration Testing Notification~
https://portal.msrc.microsoft.com/en-us/engage/pentest

**実行できる標準テスト [#rdeebd32]
***OWASP の上位 10 の脆弱性 [#n10fe1a6]
-Category:OWASP Top Ten Project - OWASP~
https://www.owasp.org/index.php/Category:OWASP_Top_Ten_Project
--https://www.owasp.org/images/7/79/OWASP_Top_10_2013_JPN.pdf
---A1 : インジェクション
---A2 : 認証とセッション管理の不備
---A3 : クロスサイトスクリプティング (XSS)
---A4 : 安全でないオブジェクト直接参照
---A5 : セキュリティ設定のミス
---A6 : 機密データの露出
---A7 : 機能レベルアクセス制御の欠落
---A8 : クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)
---A9 : 既知の脆弱性を持つコンポーネントの使用
---A10 : 未検証のリダイレクトとフォーワード

***ファジー テスト [#r6e32098]
-Fuzz Testing at Microsoft and the Triage Process – Microsoft Secure~
https://cloudblogs.microsoft.com/microsoftsecure/2007/09/20/fuzz-testing-at-microsoft-and-the-triage-process/

>データ(例えば、ファイル、ネットワーク、レジストリ、共有メモリパーサ)を解析して消費するプログラムインターフェース(エントリポイント)に~
不正な入力データを供給することによって、プログラムの失敗(コードエラー)を見つける方法である。

***ポートのスキャン [#m08c0c30]
-Port scanner - Wikipedia~
https://en.wikipedia.org/wiki/Port_scanner

**AWSの場合 [#i6b7804f]
-ペネトレーションテスト(侵入テスト)- AWS セキュリティ|AWS~
https://aws.amazon.com/jp/security/penetration-testing/

-Developers.IO
--Amazon EC2への侵入テスト申請について~
https://dev.classmethod.jp/cloud/aws/penetration-testing/
--2017年版 AWSの侵入テストについて~
https://dev.classmethod.jp/cloud/aws/2017-penetration-testing/
--AWSの負荷テストについて~
http://dev.classmethod.jp/cloud/aws/aws-load-testing/

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Tags: [[:テスト]], [[:クラウド]], [[:Azure]]

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