Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki

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* 目次 [#q39e66fa]
#contents

*概要 [#x4674166]
Azure上での負荷テスト、脆弱性診断テストのポイントを纏めた。

*申請 [#e83adaf7]
**Microsoft [#b2151fbf]
-負荷テストに関しては事前告知不要。
-侵入テストに対しては、事前申請が必要。

Azureは負荷によるIP遮断の様な事はしていない様ですが、~
攻撃的の監視はしているようなので、脆弱性の検証のみ申請が必要。

**社内 [#m28a768e]

社内イントラネットからプロキシ経由でインターネットへ出る経路では~
テストを禁止されていることがあるため、別途インターネット接続回線を用意する必要がある。

*負荷テスト [#fba4d3a9]
AzureのSQLデータベースは、共有サービスモデルで提供されるため、~
過剰なリソース消費をした場合、接続を切断されることがあるようです。~
※ただし、これは、AzureのSLAにも含まれる対応。

こう言った問題を解決するには、

-インスタンス・サイズを大きくしてスケールアップするか、

-以下の方式でスケールアウトする必要があります。
--第7回 スケールアウトとSQL Azure Federation~
:SQL Azureを徹底活用|gihyo.jp … 技術評論社~
http://gihyo.jp/admin/serial/01/sql_azure/0007

>>Federationというインスタンスを跨ぐタイプのパーティショニングでスケールアウト。

*脆弱性診断テスト [#ef0d3e49]
NessusやAppScanは、
>擬似的に攻撃(脆弱性を突くようなリクエスト)

を行うため侵入テストに該当します。

以下から申請を行う必要がある。

-Windows Azure トラスト センター セキュリティ~
http://www.windowsazure.com/ja-jp/support/trust-center/security/

下の blogでは、7日前、と書かれている。
申請の審査に5日程度必要(USで審査のため)とのこと。

-Windows Azureへのペネトレーション テスト (侵入テスト)~
http://satonaoki.wordpress.com/2012/11/19/azure-penetration-test/  

申請フォーマットの中に、「DoS は禁止」と書かれている。~
テストツールで、Dos 攻撃になるリクエスト送出をしない設定にする必要がある。


*その他 [#l2f1a4d5]

**対象 [#h02a567b]
AppScanについては、ローカルサーバ上にテスト環境があれば、~
そちらに対してテストしてアプリケーションの脆弱性を検証することもできるが、~
IaasではなくPaasを対象とした場合は、Azureでのテストが必要になる。

**方法 [#h7787464]
-JMeterなどのOSSは、Webロールへ直接インストールすることはできるが、
-AppScanなどは、ノードロックライセンスであるためWebロールへインストールできない

-内部IPと通信できるか?課金されないか?などは別途調査が必要。


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