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目次 †
概要 †
C/S型のライセンス・モデルには、
がある。
CAL は
「Client Access License (クライアント アクセス ライセンス)」
のことで、
クライアント側のライセンスである。
CALの意味 †
サーバ利用者数で課金することで、
大人数と少人数のユーザに不公平が生まれないようにとのこと。
CALの種類 †
運用するサーバーの台数によって
- 接続デバイス & ユーザー数モード
- 同時使用ユーザー モード
を選択できる。
接続デバイス & ユーザー数モード †
デバイスCAL †
- "デバイス" 単位で CAL を取得
- 1台のマシンから複数ユーザでCALを利用可能。
- 「PC ユーザー数 > PC 台数」の場合に得。
ユーザーCAL †
- "ユーザ" 単位で CAL を取得
- 1人のユーザで複数マシンのCALを利用可能。
- 「PC 台数 > PC ユーザー数」の場合に得。
同時使用ユーザ・モード †
1 台のサーバーに対し、接続するデバイスやユーザーの
“最大数”分の CAL を“サーバーに登録”するモード。
以下のケースであればハマる。
- サーバーが 1 台のみ
- サーバーの利用頻度が少ない
- サーバーを利用するユーザーや PC が限定
- 他のネットワークに接続していない
RDS (TS) CAL †
RDS (TS)のサーバをを使用する各クライアントに対して発行するCAL。
- デバイス CALには、二種類が存在する。
- 初回接続時に発行される一時 CAL
- 二回目の接続時に発行される恒久 CAL
- リモート デスクトップ ライセンス サーバーを使用して管理する。
CAL不要なケース(外部ユーザ) †
匿名ユーザ †
- ウェブ サーバーに不特定多数がインターネット経由でアクセスし、
かつアクセス時に認証を必要としない場合は、CALは不要になる。
認証ユーザ †
社内システムなど、外部ユーザが認証ユーザの場合、
主に経済的な要因から下記を選択して使用する。
- 外部ユーザー用のCAL
それぞれの外部ユーザーについて CAL を取得
- 若しくは、エスクターナル・コネクト(EC)ライセンス
外部ユーザーがアクセスする各サーバーについて
エクスターナル コネクタ (EC) ライセンスを取得する。
ECライセンス †
エクスターナル コネクタ (EC) ライセンス
- ビジネス パートナーや顧客が、社内ネットワークにアクセスする際に使用する。
- 実行しているソフトウェア インスタンスの数を問わず、
外部ユーザーがアクセスする物理サーバーごとに 1 ライセンスのみ必要。
- EC を取得することで、CAL と同様にアクセスが許可される。
参考 †
- マイクロソフトのサーバーを使うなら知っておきたい CAL ガイド
Tags: :Windows, :ライセンス