Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki
目次 †
概要 †
グラフ・ダッシュボードは
- 表示されるデータは、
- ビューのフィルター
- 定義されたフィルター
- ユーザにより適用されるフィルター
- により返されるレコードのコレクション(レコードセット)
- に対して集計処理を行ったもの。
グラフ †
- ビューのレコードセットからパターン、傾向、異常値などを視覚的に確認できる。
エンティティ †
- 単一のエンティティのレコードのデータのみを含めることができる。
- システム エンティティには使用可能な複数のグラフが用意されている。
- カスタム エンティティの場合、必要なグラフを自作する必要がある。
利用 †
- ビューとともにグラフウィンドウに表示
- 1つのレコード フォームに埋め込む
- ダッシュ ボード上のコンポーネントとして埋め込む。
カスタマイズ †
- すべてのユーザがシステム グラフを設計できる。
- 個人用ブラフを作成し、他のユーザと共有できる。
エンティティ †
系列を要約する †
- グラフには少なくとも、1つの系列と1つのカテゴリが必要。
カテゴリを使用して系列を様々なデータ要素に分割して比較する。
- 系列
- グラフに表示されるデータ
- 系列(要約するフィールド)の選択
- 系列を要約する方法(COUNT、SUM的)
- カテゴリ
- グループ化(カテゴライズ)に使用するフィールド(GROUP BY的)
- 系列をグループ(カテゴリ)毎に指定の方法で要約する。
- 制限
- 最大5つの系列を、1つのフィールドでカテゴライズして表示可能
- 1つの系列を、1or2のフィールドでカテゴライズして表示可能。
- 複数の系列を複数のフィールドでカテゴライズして表示できない。
ツール †
UI(グラフ デザイナ ツール)を使用すると、以下が構成できない。
グラフのスコープ †
- システム ビューと同じく”システム”には
システムの全ユーザのスコープで使用可能の意味がある。
- ユーザが特定のグラフ要件を持っている場合、
システム グラフを作成するのではなく、
個人用グラフを作成し適切なユーザと共有する。
システム グラフ †
- 概要
- ソリューション コンポーネントに含まれる。
- システム カスタマイザー・管理者など、
セキュリティ特権を持ったユーザによって作成・管理される。
- システム管理者
- システムカスタマイザー
- 最高経営責任者
- 営業担当副社長
- マーケティング担当副社長
- 顧客サービス課長
- 営業課長
- マーケティング課長
- システムのすべてのユーザが使用できる。
- インストール後、変更・追加・削除が可能。
- エンティティとともにエクスポート可能。
- 手順(作成・変更・コピー)
- [設定] ---> [ソリューション] ---> [エンティティ]
- エンティティを展開し、[グラフ]をクリックする。
- オプション
- 作成:メニューバーで[新規]をクリック。
- 変更:一覧でグラフをダブルクリック
- 変更元コピーの作成:一覧でグラフをダブルクリックし[ファイル名を付けて保存]
- グラフを構成する(後述)。
- [保存して閉じる]をクリックする。
個人用ブラフ †
- 概要
- ソリューション コンポーネントに含まれない。
- ユーザによって作成される。
- それらを活用できる同僚と共有できる。
- 機能的にはシステム グラフと同じ(スコープが異なる)。
- XMLによってエクスポート・インポートできる。
- 手順(作成・変更・コピー)
- グラフを作成するエンティティに移動する。
- グラフ ウィンドウが展開されていない場合、
[グラフ]バーをクリックしてグラフ ウィンドウを表示する。
- オプション
- 作成:[新しいグラフ](または[+]記号)をクリック。
- 変更:個人用グラフの一覧からグラフを選択し[グラフの編集]をクリック。
- コピー(システム グラフ):
システム グラフの一覧からグラフを選択し
[ファイル名を付けて保存]をクリック。
- コピー(個人用グラフ):
個人用グラフの一覧からグラフを選択し
[その他のコマンド] ---> [ファイル名を付けて保存]をクリック。
グラフ フォーム †
グラフ名 †
系列、カテゴリを選択するとシステムによりグラフ名が生成される。
グラフの種類 †
縦棒グラフ †
- 積み上げ縦棒
- 1つの系列値は1つの縦棒に互いに積み上げられる。
- 各カテゴリ毎の系列値の内訳を比較する。
- 100%積み上げ縦棒
- 縦棒はグラフ上部まで拡張される。
- 各カテゴリ毎の系列値の割合を比較する。
横棒グラフ †
縦棒グラフを横に表示したもの。
Area(領域)グラフ †
折線グラフ †
円グラフ †
系列・カテゴリが1つしかサポートされない。
漏斗グラフ †
系列・カテゴリが1つしかサポートされない。
複数系列グラフ †
比較グラフ(積み上げグラフ) †
面グラフ †
グラフのプレビューで使用するビュー †
- 一覧から、
- 共有ビューを選択する必要がある。
- システム ビューや個人用ビューを使用することは出来ない。
- 選択したビューは、
- プレビューに使用され、選択の効果をビジュアル化できる。
- グラフ定義としては保存されず、グラフの作成時に、
グラフをプレビューするために使用される。
- システムカスタマイザーは、レコードを所有できないので、
自分のレコードをフィルタ処理しない(内容が表示されないプレビュー)。
- ビューの並び替えはグラフのプレビュー・レイアウトに影響を与えない。
プレビュー ビューからの系列、カテゴリフィールドの使用 †
エンティティの列のドロップダウン リストから、
系列、カテゴリとして使用するフィールドを選択する。
親エンティティの値をグラフ カテゴリとして使用 †
- ビューに親エンティティの値を追加
(関連付けマッピング、ワークフローの代替)
- グラフを作成し、新しいビューを、
[グラフのプレビューで使用するビュー]で使用する。
- 系列に、エンティティのフィールドを使用する。
- カテゴリに、親エンティティのフィールドを使用する。
- グラフを保存して閉じる。
- ビューは他の用途がなければ削除する。
- 変更を公開する。
系列とカテゴリの構成 †
系列 †
グラフ構成フォームの[汎用エントリ(系列)]セクションで
- [フィールドの選択]をクリックし、使用するフィールドを選択する。
- [集計]をクリックして、フィールドのデータを要約する方法を選択する。
- 次の系列&要約を追加する場合、[系列を追加します]をクリックし手順を繰り返す。
- [系列を追加します]が表示されない。
- 5つの系列&要約を追加した場合。
(最大5つまでの系列を追加できる)
- 円グラフや漏斗グラフを選択した場合。
(円グラフや漏斗グラフは1つの系列しかサポートされない)
- 系列を削除する場合は、
- 系列エントリの右側の[×](系列の削除)をクリックする。
- 系列が1つしかない場合は、その系列を削除できない。
要約 †
/ | メソッド | 説明 | サポートされているフィールド種類 |
1 | Avg | 平均値 | 数値 |
2 | Count:A | レコード数 | すべての種類 |
3 | Count:non-empty | 選択列に値のあるレコード数 | すべての種類 |
4 | max | 最大値 | 数値 |
5 | min | 最小値 | 数値 |
6 | sum | 合計値 | 数値 |
- レコードセットのレコード数をカウントする場合は、
- 主キー列をカウントする。
- 作成者・作成日などの値がかならずある列でも機能するが、
システムカスタマイザーに目的が伝わらなくなる可能性がある。
カテゴリ †
グラフ構成フォームの[横(カテゴリ軸)のラベル]セクションをクリックして
- [フィールドの選択]をクリックし、使用するフィールドを選択する。
- 次のカテゴリを追加する場合、[カテゴリを追加します]をクリックし手順を繰り返す。
- [カテゴリを追加します]が表示されない。
- 2つのカテゴリを追加した場合。
(最大2つまでのカテゴリを追加できる)
- 円グラフや漏斗グラフを選択した場合。
(円グラフや漏斗グラフは1つのカテゴリしかサポートされない)
- カテゴリを削除する場合は、
- カテゴリ エントリの右側の[×](カテゴリの削除)をクリックする。
- カテゴリが1つしかない場合は、そのカテゴリを削除できない。
グラフの種類の結合 †
・・・
ダッシュ ボード †
- ユーザの業務に関連する重要な情報が1つの画面に表示される。
- 一覧とグラフが一般的だが、複数の異なるコンポーネントを追加できる。
- 様々な役割・責任を持つユーザに、異なるダッシュ ボードを作成する必要がある。