Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki -[[戻る>CRMのカスタマイズ]] * 目次 [#aa89e475] #contents *概要 [#x575aaed] *データ型 [#b65e08e5] フィールドのデータ型に対する -形式 -メタデータ -UIコントロール などについて説明。 |/|CRM型|SQL型|説明|容量|h |1|整数|int|・ -2,147,483,648 ~ 2,147,483,648 の整数、別の最小値および最大値を設定可能&br;&br;〈形式〉&br;・ なし:数値&br;・ 期間:分数、時数、日数を示すドロップダウン リスト ボックス&br;・ タイム ゾーン:タイム ゾーンのドロップダウン リスト ボックス&br;・ 言語:組織内使用可能な言語のドロップダウン リスト ボックス&br;&br;〈メタデータ〉&br;・ 最小値:最小の値&br;・ 最大値:最大の値&br;※ IME設定可能(自動、アクティブ、非アクティブ、無効)|1バイト| |2|浮動小数点数|float|float、別の最小値および最大値を設定可能&br;&br;〈メタデータ〉&br;・ 精度:0-5の小数点以下の桁数&br;・ 最小値:最小の値&br;・ 最大値:最大の値&br;※ IME設定可能(自動、アクティブ、非アクティブ、無効)|8バイト| |3|10 進数|decimal|decimal、別の最小値および最大値を設定可能&br;&br;〈メタデータ〉&br;・ 精度:0-10の小数点以下の桁数&br;・ 最小値:最小の値&br;・ 最大値:最大の値&br;※ IME設定可能(自動、アクティブ、非アクティブ、無効)|13バイト| |4|日付と時間|datetime|UTCを当該タイムゾーンの時間形式で表示&br;&br;〈メタデータ〉&br;・ 形式(日付のみ・日付と時刻)&br;※ IME設定可能(自動、アクティブ、非アクティブ、無効)|8バイト| |5|通貨|money|・ 当該通貨での値(接頭辞_フィールド名)&br;・ 基本通貨での値(接頭辞_フィールド名_基準)&br;&br;〈メタデータ〉&br;・ 通貨型&br;・ 為替レート(10 進数)&br;・ 精度:0-4の小数点以下の桁数&br;・ 最小値:最小の値&br;・ 最大値:最大の値&br;※ IME設定可能(自動、アクティブ、非アクティブ、無効)|money 1カラム 8バイト| |6|オプション セット|int|〈形式〉&br;オプション ボタン、ドロップダウン リスト的な。&br;&br;〈メタデータ〉&br;・マスタ データ:[既定のオプション セットの使用]でグローバル(はい) or ローカル オプション セット(いいえ)を選択&br;・ 既定値:"なし" or 上記で選択したオプション セットから選択&br;・ オプション:ローカル オプション セットを作成&br; ・ ラベル:オプション セットの値に対応するラベル&br; ・ 説明:オプション セットの値に対応する説明&br;※ オプション セットの値は競合しないよう発行元のオプション セット接頭辞xxxxx+0001から始まる。|4バイト| |7|2つのオプション|bit|・ 0, 1&br;&br;〈形式〉&br;・ オプション ボタン×2&br;・ チェック ボックス&br;・ リスト&br;&br;〈メタデータ〉&br;・ 既定値:0, 1, なし(選択必須)&br;・ 0・1の順序:0, 1 or 1, 0&br;・ 0・1のラベル:既定で"ははい"・"いいえ"、男・女、ON・OFF、正・誤などに変更可能。&br;※ フィールド追加後の既存レコードのフィールド値はnullになるのでエクスポート・インポートなどで対処する。|1バイト| |8|イメージ|uniqueidentifier(GUID)|・ 画像へのリンク(画像はアップロード)。&br;・ 5,120KB以下のjpg,jpeg,gif,tif,tiff,bmp,png&br;・ 1エンティティに1フィールドだけ画像を持てる|16バイト| |9|検索|uniqueidentifier(GUID)|他のレコードへのリンク。&br;&br;〈メタデータ〉&br;・ ターゲットレコードの種類&br;・ 関連付け名&br;※ 詳しくは「[[CRM 関連付けの管理]]」を参照。|16バイト| |10|一行テキスト|nvarchar(n)|〈形式〉&br;・ 電子メール:既定の電子メール ソフトウェアで新しい電子メール メッセージ&br;・ テキスト:テキスト ボックス&br;・ テキスト領域:スクロール テキスト ボックス&br;・ [URL]:既定のブラウザーで URL を開く&br;・ 株式銘柄コード:既定のブラウザーで株式銘柄に関する情報を開く(MSN web サイト)&br;・ [電話]:Skype or Lync を使用して連絡を開始。&br;&br;〈メタデータ〉&br;※ IME設定可能(自動、アクティブ、非アクティブ、無効)|・ 既定の最大100文字&br;・ 最大4000文字&br;・ 2nバイト| |11|複数行テキスト|nvarchar(n)|スクロール テキスト ボックス|・ 最大1,048,576文字&br;・ 2nバイト| -エンティティ フィールドの作成または編集~ http://www.microsoft.com/ja-jp/dynamics/crm-customer-center/create-or-edit-entity-fields.aspx *作成 [#v44534e6] -ソリューションのエンティティ一覧を展開 -エンティティを展開 -エンティティの[フィールド]をクリック -ツール バーにある[新規]をクリック。 -下記、フォームに必要な情報([[フィールドのプロパティ>#fc3d8090]])を入力していく。 -最後に、[保存して閉じる]をクリック **フィールドのプロパティ [#fc3d8090] フィールドのプロパティを入力していく。 ***表示名と名前 [#wc18fece] -表示名:UI上の名称 -名前:スキーマ上の名称 ***フィールド要件 [#m6394124] 入力要求レベル -任意 -推奨(項目) -必須(項目) ***検索可能 [#tee022b6] 高度な検索ツールで検索&一覧に表示可能にする。 ***フィールド セキュリティ [#vf242885] -エンティティのアクセス許可に対してフィールドのアクセス制限を設定する。 -詳しくは「[[CRM 追加のセキュリティ オプション]]」を参照 ***監査 [#hb7330e7] -監査の対象フィールドとして指定する。 -詳しくは「[[CRM 追加のセキュリティ オプション]]」を参照 ***説明 [#k5beb5bb] フォーカスで表示・非表示される入力の説明文。 ***[[データ型>#b65e08e5]] [#k2c53701] *変更 [#zaf6a5e0] **変更可能 [#if70e89b] -表示名 -フィールド要件 -検索可能 -フィールド セキュリティ ―監査 -説明 -データ型のプロパティ~ データ型によっては変更できるプロパティがある。 |/|CRM型|プロパティ|h |1|整数|・ 最小長&br;・ 最大長&br;・ IMEモード| |2|浮動小数点数|・ 最小長&br;・ 最大長&br;・ IMEモード| |3|10進数|・ 最小長&br;・ 最大長&br;・ IMEモード| |5|通貨|・ 最小長&br;・ 最大長&br;・ IMEモード| |4|日付と時間|・ 形式&br;・ IMEモード| |6|オプション セット|・ 既定値&br;・ ローカル オプション セットの中| |7|2つのオプション セット|・ 既定値&br;・ 0・1のラベル&br;・ 0・1の順序| |8|一行テキスト|・ 最大長&br;・ IMEモード| |9|複数行テキスト|・ 最大長&br;・ IMEモード| **変更不可能 [#gbc1eb0d] -名前 -データ型自体 **編集手順 [#f8340aba] ***1フィールド [#wa5ce049] -ソリューションのエンティティ一覧を展開 -エンティティを展開 -エンティティの[フィールド]をクリック -編集するフィールドをダブル クリック -フィールドに必要な変更を行う。 -ツール バーにある[すべてのカスタマイズの公開]をクリック。 ***複数フィールド [#p3e1d750] 以下のプロパティの変更は複数フィールドに対して行うことができる。 -フィールド要件 -検索可能 ―監査 以下は手順。 -ソリューションのエンティティ一覧を展開 -エンティティを展開 -エンティティの[フィールド]をクリック -編集するフィールドを選択 -メニュー バーにある[編集]をクリック -複数フィールドの編集でフィールドに必要な変更を行う。 -[上書き保存]をクリック -ツール バーにある[すべてのカスタマイズの公開]をクリック。 *オプション セットの構成 [#i29d2d8f] -オプション ボタン、ドロップダウン リスト的な効用。 -ラベルの部分が国際化対応(複数言語対応)される。 **グローバル オプション セット [#u32ceeab] ***特徴 [#bf916e98] -ソリューションによって定義される追加コンポーネント -複数エンティティでオプション セットとして使用できる。 -ワークフ ロープロセス、ダイアログ プロセスで・・・ -以前のバーションではサポートされていなかった。 ***手順 [#z49b9c77] -グローバル オプション セットの作成および編集~ https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn531201.aspx **ローカル オプション セット [#wefd71eb] ***特徴 [#o85f035b] -オプション セット型フィールドを使用しエンティティ内で定義される。 -当該エンティティでのみオプション セットとして使用できる。 -変更に対する影響を当該エンティティ内に留めることができる。 ***手順 [#kfbeaa25] -作成 --[既定のオプション セットの使用]でローカル オプション セット(いいえ)を選択 --オプション セクションから作成する。 --[保存して閉じる]をクリック -編集 --オプション セットのフィールドを編集する。 --オプション セクションから編集する。 --[保存して閉じる]をクリック --ツール バーにある[すべてのカスタマイズの公開]をクリック。 **オプションの削除時の動作 [#nf25934b] -DB上は旧値が保持されている。 -次回表示時は既定値が標示される。 ***削除時の問題の解決方法 [#a098fe15] -高度な検索で検索して値を更新する。 -削除しないでラベルを"使用しない"などと変更(論理削除) -ビジネスルールを使用して値のチェックと、更新 or 消去を促す。 -リアルタイム ワークフローでエラー メッセージを表示し変更を促す。 (詳しくは「[[CRM 業務ルールの構成]]」を参照) ***オプション セットをカスタム エンティティで代替 [#u6f37c01] -オプション セットの代わりにカスタム エンティティのレコードを使用する。 -プロパティを「検索」データ型のフィールド(カスタム エンティティのレコードにリンク)。 -カスタム エンティティのレコードはユーザがメンテナンス可能のため委任可能。 -レコードを非アクティブ化すればオプションを無効にした状態で履歴は維持できる。 **フィールド マッピング [#b4f92af4] -子レコードを生成する場合、親レコードのオプション セットの値を子レコードにコピーする。 --オプション セットが異なるので、ラベルは別の名称にできる。 --オプション セット間の値を異なる値にマップできる。 -詳しくは「[[CRM 関連付けの管理]]」を参照 *状態フィールドとステータス フィールド [#af5bb36c] **状態フィールド [#xfa461a9] **ステータス フィールド [#n3a6f121]