Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki -[[戻る>CRMのカスタマイズ]] * 目次 [#w1474429] #contents *概要 [#xd03702e] -2013からの新機能 -プログラミングのスキルがなくてもフォームに条件ロジックを追加できる。 -クライアント サイドの単項目エラー チェックとエラー メッセージの表示~ (サーバー サイドは、ワークフロー(プロセス)やプラグイン(カスタム コード)) **例 [#pe76ad1b] 特定のフィールド値に基づいて、 -別のフィールドを必須 or 読み取り変更に変更する。 -計算された値を自動的にフィールドに入力する。 **要素 [#td757e4c] 条件とアクション -業務ルール エディタで業務ルールを作成・編集する。 -編集の際は、非アクティブ化して”下書き”の状態に戻す。 ***条件 [#fa6b5287] 業務ルール エディタでフィールドの値と評価条件を定義する。 -フィールド --トリガとなるフィールド --同じフィールド、別のフィールドを使用可能 -条件 --全ての条件がTureになるANDのみ。~ いずれかの条件がTureになるORは複数の業務ルールを作成する。 --フィールド * 演算子 * 種類(フィールド or 値 or 計算式) |/|種類|説明|h |1|フィールド|他のフィールドとの演算| |2|値|固定の値と演算| |3|計算式|他のフィールド or 値との演算結果と演算| ***アクション [#o9d8beec] 業務ルール エディタで条件に合致した場合の動作を定義する。 -オプション --エラー メッセージの表示 ---フィールド内のデータが有効ではない場合、フィールドについてもエラー メッセージを設定する。 ---エラー メッセージのテキストはフィールド近くにエラー アイコン(×)とともに表示される。 ---エラー メッセージは、暫く経つと表示されなくなるが、エラー アイコン(×)をポイントすると再表示される。 ---エラー メッセージは再評価で消える(このため、逆ルールを作成する必要はない)。 --フィールド値の設定~ フィールド値を設定する。 |/|種類|説明|h |1|フィールド|他のフィールドと同じ値を設定| |2|値|固定値を設定| |3|計算式|他のフィールド or 値との演算結果を設定| --必須項目の設定(逆ルールが必要)~ フォームでフィールドを必須項目にするかどうを変更するために使用。 ---[必須項目] ---[省略可能項目] --表示方法の変更(逆ルールが必要)~ フォームにフィールドを表示するかどうを変更するために使用。 ---[フィールドの表示] ---[フィールドの非表示] --フィールドのロック・ロック解除(逆ルールが必要) フォームでフィールドを有効(編集可能)にするかどうを変更するために使用。 ---[ロック] ---[ロック解除] -適用先のフィールド **実行 [#q869776a] ***対象フォーム [#x06eea81] すべての対象フォームで動作する(移植可能なビジネスロジック)。 -メイン フォーム --ブラウザ --Outlook --タブレットPC用DCRMクライアント(レイアウトなどが異なる) -モバイル フォーム --電話用DCRMクライアント(スマホ ネイティブ) --その他サポート対象外のブラウザ(通常のURLの末尾に/mが付加) ***実行タイミング [#g90cffc6] -初回 or 条件に合致した場合、アクションが実行される。 -保存時にはアクションは実行されない。 **スコープ [#h5b1ba63] 業務ルールはエンティティやフォームに関連付けできる。 ***エンティティ [#y55dd6af] ・・・ ***フォーム [#w3e69f32] -業務ルールを1つのフォーム or すべてのフォームに適用可能。 -フォームには、0、1、複数の業務ルールを適用できる。 -業務ルールを複数のフォームに適用する場合は、~ フォーム毎にルールのコピーを作成(名前をつけて保存)。 -設定~ 業務ルール エディタの右上隅のスコープ コントロールから設定する。 --業務ルールを使用する対象となるフォームを一覧から1つ選択する。 --追加のオプション[すべてのフォーム]に設定する(メイン or 簡易作成)。 *作成 [#rceb3517] -業務ルールの作成直後は、”下書き”の状態。 -業務ルールを有効にするには、業務ルールをアクティブ化する。 -条件・アクション変更、スコープ変更や、削除の前には~ 非アクティブ化して”下書き”の状態に戻す。 **画面 [#f76b9784] -業務ルール エクスプローラ? -業務ルールのメニューバー? -業務ルール エディタ? ***エンティティ [#jdac8bb1] -[設定] ---> [ソリューション] ---> [エンティティ] -エンティティを展開し、[業務ルール]をクリックする。 -そのエンティティの全ての業務ルールを表示する。 ***フィールド [#ob55af92] -エンティティのフィールドの一覧からフィールドをダブルクリックして開く。 -左のナビゲーション ウィンドウで[業務ルール]をクリックする。 -このフィールドを使用している業務ルールを表示する。 ***フォーム エディタ [#x9753bf7] フォーム エディタで -フィールドをダブルクリックし、~ [フィールドのプロパティ]ダイアログ ボックスを表示。 --[業務ルール]タブをクリックして以下の業務ルールを表示する。 ---このフォームがスコープに入っている。 ---このフィールドが使用されている。 -リボンで[業務ルール]をクリック --フォーム デザイナ右側の[業務ルール エクスプローラー]ウィンドウを表示 --このフォームがスコープに入っている業務ルールを表示する。 **コピー [#ice74440] -業務ルールを複数のフォームに適用する場合は、~ フォーム毎にルールのコピーを作成(名前をつけて保存)。 -既存のルール(必須項目)の逆ルール(リセット)を作成する場合に利用する。 **テスト [#e8d7c591] フォーム エディタで業務ルールのスコープのフォームを開きプレビュー **コメント [#u85563f8] -説明の追加は任意 -必要に応じて、非イベント依存関係を設定して、~ システム カスタマイザーに依存関係の理解を促す。