Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki

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* 目次 [#c2e6c005]
#contents

*概要 [#re8851e3]

*考慮事項 [#webd22c9]
制限、要件、タイムスケールを把握し、ダウンタイムを最小限に抑える。

**アップグレード パス [#k0583be4]
**パス [#k0583be4]
***バージョン [#m59a4984]
2011以前のバージョンのアップグレード パスは、~
後継のバージョンへのアップグレードのみ有効。

-CRM3.0→4.0→2011→2013

***エディション [#s2e406bd]
エディションは同じになる。

-2011 Workgroup → 2013 Workgroup
-2011 Server → 2013 Server

経由する場合は、評価版を使用。

-4.0→2011(評価版)→2013

***更新プログラム [#g5365763]
2013にアップグレードできる2011は~
以下の更新プログラム ロールアップを適用した2011だけ。
-更新プログラム ロールアップ 6
-更新プログラム ロールアップ 14以降

2011以前のバージョンのアップグレード パスは、~
後継のバージョンへのアップグレードのみ有効。
**方法 [#gd0ca533]
***一括(インプレース アップグレード) [#g59dadc6]
CRM 2011 ServerをCRM 2013 Serverにアップグレード

CRM3.0→4.0→2011→2013
***SQL Serverの同じインスタンスを使用した移行 [#h2add66c]
[既存の展開に接続し、必要な場合はアップグレードする]オプションを選択し、~
構成データベースと組織データベースがアップグレードされる。

***SQL Serverの新しいインスタンスを使用した移行 [#oe1cd6ca]
組織データベースを新しいSQL Serverインスタンスに復元してインポートする。

**比較 [#m0a08ca5]
***一括(インプレース アップグレード) [#ed8863bc]
-旧サーバがインストール要件を満たす。
-新しいハードウェアは必要ない。
-最も簡単
-ダウンタイムは最長
-失敗からの回復が困難
-組織データベースのアップグレードは必須でない。
-無効になった組織は展開マネージャでアップグレードする。

***SQL Serverの同じインスタンスを使用した移行 [#yf882afe]
-追加ハードウェアが必要
-既存の2011は影響を受けない。
-組織データベースがアップグレード可能な~
更新プログラム ロールアップのバージョンである必要がある。
-アップグレードされるのは既定の組織だけ。
-その他の組織は展開マネージャでアップグレードする。

***SQL Serverの新しいインスタンスを使用した移行 [#ae69f68b]
-追加ハードウェアが必要
-新しいSQL Server or 新しいSQL Serverインスタンスが必要
-既存の2011は影響を受けない。
-既存の2011は最終的な移行まで維持される。
-移行のリトライが可能
-ダウンタイム最短
-テスト環境、トレーニング環境の構築に役立つ。

**その他 [#r159d18c]
***2011レポート拡張機能 [#e36576e0]
アンインストールする必要がある。

***プロダクトキー [#pe099d70]
アップグレードの開始前に入手。

***権限 [#x0964070]
-展開管理者ロール
-システム管理者セキュリティロール
-管理者権限
--[[SQL Server]]
--[[SSRS]]
-組織単位に新しいセキュリティグループを作成する権限

**機能 [#h98f36ea]
***互換性 [#dacca20b]
展開内の2011と2013には互換性が無いので、~
全ての役割をアップグレードする必要がある。

**アップグレード方法 [#gd0ca533]
|アップグレード方法|機能の概要|h
|一括(インプレース アップグレード)|CRM 2011 ServerをCRM 2013 Serverにアップグレード|
|SQL Serverの同じインスタンスを使用した移行|[既存の展開に接続し、必要な場合はアップグレードする]オプションを選択し、&br;構成データベースと組織データベースがアップグレードされる。|
|SQL Serverの新しいインスタンスを使用した移行|組織データベースを新しいSQL Serverインスタンスに復元してインポートする。|
***推奨されない機能 [#h643ae92]
推奨されないSDKカスタマイズはアップグレードされない。

***比較 [#m0a08ca5]
-一括(インプレース アップグレード)
--旧サーバがインストール要件を満たす。
--新しいハードウェアは必要ない。
--最も簡単
--ダウンタイムは最長
--失敗からの回復が困難
--組織データベースのアップグレードは必須でない。
--無効になった組織は展開マネージャでアップグレードする。
-4.0プラグイン
-4.0クライアント側スクリプティング
-4.0カスタム ワークフロー
-2007Webサービスエンドポイント
-カスタムWebアプリケーション用のISVフォルダー
-Solutions Down Level ツール

-SQL Serverの同じインスタンスを使用した移行
--追加ハードウェアが必要
--既存の2011は影響を受けない。
--組織データベースがアップグレード可能な~
更新プログラム ロールアップのバージョンである必要がある。
--アップグレードされるのは既定の組織だけ。
--その他の組織は展開マネージャでアップグレードする。
検出ツール
-Legacy feature check tool(アップグレード時に自動実行)
--http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=309565
-Custom code validation tool
--http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=256377

-SQL Serverの新しいインスタンスを使用した移行
--追加ハードウェアが必要
--新しいSQL Server or 新しいSQL Serverインスタンスが必要
--既存の2011は影響を受けない。
--既存の2011は最終的な移行まで維持される。
--移行はリトライ可能。
--ダウンタイムの短縮
--テスト環境、トレーニング環境の構築に役立つ。
*テーブルの結合 [#n7e11f91]
2011以前では、以下に分割されていた。
-XXXXXBaseテーブル
--システム フィールド
-XXXXXExtentionBaseテーブル
--カスタム フィールド

2013ではパフォーマンス向上のため、単一のテーブルに。
-XXXXXテーブル
--システム フィールド
--カスタム フィールド

**テーブル結合の延期 [#c85be90e]
-別の操作として基本テーブルおよび拡張テーブルのマージを実行する~
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn531088%28v=crm.6%29.aspx

ダウンタイム短縮のため、テーブル結合を延期できる。

***一括(インプレース アップグレード) [#ta9ed160]
-[アップグレードする組織を選択して下さい]
--→[なし]を選択(結合されない)。
--→任意の[組織]を選択(結合される)。

-[なし]の選択後に、レジストリに次のサブキーを追加。
--場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSCRM\MergeBaseAndExtensionTables
--種類: DWORD (32ビット)
--値: 0

-展開マネージャーを使用して既存の組織をアップグレード。
--展開マネージャーを起動
--アップグレードする組織を右クリック
--[アップグレード] をクリック
--テーブルは結合されない。

***SQL Serverの同じインスタンスを使用した移行 [#xca592e7]
データベースがアップグレードされる(そもそも結合される)。

***SQL Serverの新しいインスタンスを使用した移行 [#rc717378]
データベースがアップグレードされない(そもそも結合されない)。

**遅延させたテーブルの結合 [#e5ec4057]
新機能を使用できないので早めの結合完了が推奨される。

***概要 [#gbef1e5d]

-レジストリに次のサブキーを設定/設定。
--テーブルの結合
---場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSCRM\MergeBaseAndExtensionTables
---種類: DWORD (32ビット)
---値: 1
--カスタムのインデックス再作成
---場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSCRM\EnableRecreateCustomIndexes
---種類: DWORD (32ビット)
---値: 1
--その他、トランザクションログの扱いを決めるキーなどもある。~
エンティティ マージ操作の完了後、閾値に達していたらに切り捨てる。

-テーブル結合ツールを実行する体操の組織を無効にする。
-テーブル結合ツールを実行する。

***テーブル結合ツール [#l14a9122]
c:\Program Files\Microsoft Dynamics CRM\Tools\~
CrmMergeBaseAndExtensionTableTool.exe

-コンソール アプリケーション
-展開管理サーバかSQL Serverが実行されているコンピュータで実行する。
-結合するテーブルを選択できるため、ダウンタイムを最小限にできる。

***前提 [#va9971df]
-展開管理者ロール
-管理者権限
--[[SQL Server]]
--[[SSRS]]
-組織データベースに対するdb_ownerアクセス許可

***方法 [#mdb67916]
CrmMergeBaseAndExtensionTableTool /s: /o: [/b:] [/log:] [/u:] [/p:] [/e:,...]

-すべてのエンティティ テーブルをマージする例:~
 CrmMergeBaseAndExtensionTableTool /s:CRMSQLServer /o:Contoso_MSCRM /log:c:\Logs\mergetoollog.txt

-取引先企業および取引先担当者エンティティ テーブルをマージする例:~
 CrmMergeBaseAndExtensionTableTool /s:10.125.156.135  /o:Contoso_MSCRM /e:Account,Contact c:\Logs\mergetoollog.txt

***マージされなかったエンティティの確認 [#jad65041]
 SELECT e.Name, e.ExtensionTableName
 FROM EntityView e
 where e.IsActivity = 0 and e.ExtensionTableName is not null
 and e.IsIntersect = 0
 and e.IsLogicalEntity = 0
 order by e.Name

*アップグレードの計画 [#vc2e8fca]
-アップグレードの準備
-テスト環境の確立
-テスト環境を使用したアップグレード検証
-運用環境を使用したアップグレード検証

#SQL Serverの新しいインスタンスを使用した移行の場合、~
#テスト環境がアップグレード後に運用環境になる。

*アップグレードの準備 [#xf2a5c69]
-リソース
--人員
--時間

-テスト環境
--ハードウェア
--ソフトウェア
--検証

**戦略 [#w3c19e6b]
-アップグレードの必要性
-アップグレードの対象コンポーネント
-アップグレード パス
-テスト環境構築に必要なもの
-アップグレード スケジュール
-サードパーティのアドオン・コネクタのサポート

**エラー時の復旧計画 [#p1774fe3]
-問題の文書化と代替計画の用意。
--カスタム レポート
--ワークフロー
--サードパーティのアドイン
--JScriptのコード

-システムのロールバックの準備
--運用環境のバックアップ
--運用環境の復旧

**チェックリストの準備 [#n3505e58]


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