Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki -[[戻る>CRMのシステム要件と必須テクノロジ]] * 目次 [#xea3c0e6] #contents *概要 [#b25e16d7] 「[[Dynamics CRM]]」のサポート・テクノロジについて説明します。 *[[SQL Server]] [#re241294] [[SQL Server]]2008以降を使用してデータを格納。 -Dynamics CRMのインストール前に~ サポートされている[[SQL Server]](+[[SSRS]])をインストールしておく。 -Dynamics CRMのセットアップでは~ [[SQL Server]](+[[SSRS]])はインストールされない。 **[[SSRS]] [#me4db278] インストールの際にDynamics CRMのレポートが[[SSRS]]に公開される。 **[[フィルターされたビュー>CRMのカスタマイズ#k550a733]] [#r3d2200b] -セキュリティ・チェックが含まれ、~ ユーザがアクセスできるレコードのみが返される。 -クエリを単純化するために正規化が解除されている。 -SDKやデータ・プロバイダを使用しデータを取得しレポートを生成できる。 -レポートを生成するために、データベースのテーブルに~ クエリを実行することはサポートされていない。 -詳細は[[CRMのカスタマイズ]]を参照。 **構成 [#s91e8ecd] -別のマシンにインストールできる。 -クラスタ構成のマシンにインストールできる。 -[[SSRS]]も別のマシンにインストールできる。 *[[IIS]] [#ka6e2bb9] [[IIS]]7.0以降を使用してWebアプリケーションをホスト。 -Dynamics CRMのセットアップでは[[IIS]]がインストールされる。 -Dynamics CRMのセットアップ前に[[IIS]]をインストールしておくことも可。 *[[Active Directory]] [#u9fb12d8] **[[ドメイン サービス (AD DS)]] [#w15adbf8] ***オンプレ [#z527b6fd] -[[Active Directory]]と連携してアプリケーションの --ユーザとグループの情報を格納し、 --セキュリティと認証を実現する。 --インストールによって既定のユーザとグループが作成される。 ***オンライン [#c8211069] -Dynamics CRM Onlineでは[[Office 365]](Azure AD)が使用される。 -AzureAD(IDaas)経由のIDフェデレーションにより --[[Office 365]]のアカウント(Azure AD) --組織の[[Active Directory]]にSSOできる。 **[[フェデレーション サービス (AD FS)]] [#wf975f4c] -オンプレのDynamics CRMにアクセスにインターネットからアクセスする、~ Internet Facing Deployment (IFD) 構成の場合に必要になる。 -バージョンは、2.0、2.1、2.2をサポートする。 *[[SharePoint]] [#ec1aa2ee] 1つ以上の[[サイト・コレクション>SharePoint]]が構成されDCRMで使用できること。 **共同作業ツール [#we1ac3de] 共同作業ツールを提供 -ドキュメント・コンテンツ管理 -ビジネス・Webサイト管理 -検索 **ドキュメント管理機能 [#hc5fc22b] -次のエディションではドキュメント管理機能が必要 --Microsoft SharePoint 2010 (SP1) --Microsoft SharePoint 2013 -DCRMWebアプリケーションの設定領域から有効にする。 -SharePointのリスト・ビューを使用してドキュメントを表示するには、~ DCRMにリスト・コンポーネントをインストールする必要がある。 *Exchange [#z7281c6d] DCRMと -電子メール -タスク -カレンダー の項目を同期できる。 [[同期のための機能>CRMのサーバ機能とクライアント要件#g257f2d3]] **Exchange Online [#n65e62e7] [[Office 365]]の中にあるExchange Onlineなど、~ POP3、SMTPをサポートする電子メール・システムを使用できる。