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-[[戻る>ドメイン サービス (AD DS)]]

* 目次 [#ua4ce18d]
#contents

*概要 [#y92ffbdc]
-DC(+DNS)は分散システムとして冗長化しておく(クラスタリングしない)。
-クライアント側のDNS設定(プライマリ・セカンダリ)は手動で設定する。

*DCの冗長化 [#w96c5c2b]
**クラスタリング不要 [#d43031ee]
AD DSのDCとDNSは分散システムなので基本的に[[MSCS/WSFC]]のクラスタリングは不要。

**DC [#ed963ba4]
ドメインに複数のDCを追加して、互いにレプリケーションさせることで冗長化する。~
[[MSCS/WSFC]]にはADが必要なので、確かに、ADに[[MSCS/WSFC]]が必要となると変な話になる。

**DNS [#f585f317]
[[AD DS>ドメイン サービス (AD DS)]]はレプリケーション、DNSはゾーン転送で分散する。~
しかし、Active Directory統合ゾーンの場合、DNSもADのレプリケーションで分散される。

**[[グローバル カタログ>Active Directory(グローバル カタログ)]]、[[FSMO>Active Directory(操作マスタ・FSMO)]] [#z44dbe90]

-Active Directory FSMO の役割とグローバルカタログ~
http://www.gulf.or.jp/~too/win/fsmo_gc.html
--FSMO(これらの機能)は、フォレストやドメインに複数のDCがあっても障害発生時に自動フェールオーバーはできないため、~
役割を持っているサーバが障害を起こして止まった場合には、管理者がその役割を手動で生きているサーバに振替えなければならない。~
非常時にはコマンドからしか操作できないので ntdsutil コマンドの操作に慣れておく必要がある。

--ドメインコントローラがわんさかいるような環境でないなら、特に理由がない限り~
全てのDCをGCに設定するのがオススメ(後述のFSMOの役割分担でもその方が設計が楽)である。


-FSMOの役割を他のドメインコントローラに強制する~
Active Directory on AWS(5) | Developers.IO~
http://dev.classmethod.jp/cloud/aws/active-directory-on-aws-5/
>最初のドメインコントローラ(dc1)から2台目のドメインコントローラ(dc2)に、FSMOの役割を移行しました。~
ここでちょっと、dc2がいる右のAZに隕石を当ててみましょう(参考)さぁ大変です。~
FSMOが無くなってしまいました!こんな時どうしたらいいのでしょうか。と、いうことで。~
今回はFSMOの役割を持ったDCに障害が発生してしまったと想定し、dc1にFSMOの役割を強制します。

*参考 [#va98a2e8]
-ASCII.jp:ドメインコントローラを冗長構成にする方法とは?~
Windows Serverで学ぶサーバOS入門~
http://ascii.jp/elem/000/000/522/522453/

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Tags: [[:Active Directory]], [[:障害対応]]

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