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目次

概要

GDI

GDIは直線や曲線の描画、フォントのレンダリング、パレットの制御といった処理を担当する、
カーネル及びユーザ モードのWindowsの3つの主要コンポーネント(Kernel32.dll,User32.dll,Gdi32.dll)の1つ(Gdi32.dll)であり、
デバイス ドライバよりも上位に位置し、デバイスの機能的な調整と抽象化を役目とする。

また、グラフィカル オブジェクトをディスプレイやプリンタなどの出力デバイスへ転送するためのWindowsの規格でもある。
このため、GDIを使うことにより、ディスプレイやプリンタなどの多様なデバイスに容易に描画でき、そして各デバイスで適切な表示結果を望むことができる。
なお、コントロールなどの上位レベルの描画はUser32.dllにあるユーザ サブシステムに任される。

GDI+

GDI+ (gdiplus.dll)はGDI(Gdi32.dll)の後継である。

Windows XP以降で標準搭載されている他、Windows 98 / NT 4.0 SP6以降で使用可能である。

GDI+には、

などが追加されている。

これらの機能は Windows XPのUIや、Flash、SVG(Scalable Vector Graphics)などで利用されている。


Tags: :Windows


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