[[Open棟梁Project>http://opentouryo.osscons.jp/]] - [[マイクロソフト系技術情報 Wiki>http://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/]] -[[戻る>Hyper-V]] * 目次 [#we3b35bc] #contents *概要 [#h496fe6c] Hyper-V機能一覧を纏めている。 *機能一覧 [#r2bab0d4] **VM作成 [#r6abe822] 作成と削除 **VM設定 [#x93b742c] 以下の設定が可能。 ***BIOS [#k4edfa46] スタートアップ順序程度 ***CPU [#ib2cd525] コア数 ***メモリ [#tb11fb0a] -割り当て量 -動的メモリ(ダイナミックメモリ) --VDIなどをホストする際に効果的。 --VMwareのメモリオーバーコミットと比べてファジーな仕様(無い袖は振らない)。 ***ディスク [#h13e5fd0] -VHD --固定・可変を選択可能 ---固定:高性能、現時点で本番機での推奨。 ---固定:現時点で本番機での非推奨。 ---余談:固定・可変の性能差は無くなって来ている。~ また、ストレージの機能拡充によって今後変化する可能性がある。 --差分VHDを使用して起動することも可能~ (VHDテンプレートという使い方)。 --接続インターフェイス ---起動はIDE、データはSCSI(ホットプラグ)と言われている。 ---レガシー:IDE、IDEの起動の上限は2TBなどがある。 ---第2世代:IDE等のレガシー無し、SCSI(ブート可能、ホットプラグ)。 -パススルー・ディスク --メリット:物理直結、高性能な外部ストレージの機能を活用可能。 --デメリット:物理構成に依存。Hyper-Vのスナップショット(チェックポイント)は利用不可能。 ***仮想NIC [#x6e23847] -ホストの仮想NICは、仮想スイッチ毎に作成される。 --完全仮想化(エミュレーション・モード) ---レガシー・ネットワークアダプタ ---インテルのチップのエミュレーション、PXEブートはレガシNICのみ。 --準完全仮想化(統合モード) ---通常のネットワークアダプタ ---NICオフロードなどのドライバ機能はこちらでのみサポート。 -構成 --ポート・ミラーリング設定など可能 --2012から帯域制御機能を利用可能になった。~ ---[[WindowsのNICチーミング>#u507ee61]]ではNICを結合できるが分割できない。~ NICの分割の変わりに、帯域制御機能を使用する。 ---【Windows Server 2012研究所】 スケーラビリティや機能が向上した~ Windows Server 2012のHyper-V【前編】 -クラウド Watch~ http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/column/2012lab/20121023_567715.html >ネットワーク関連の機能強化 > ネットワークの帯域管理(QoS) ***その他アダプタ等の追加 [#sd132284] -SCSI(ブート不可能) --第1世代仮想マシンは、ブート不可。 --第2世代仮想マシン(2012R2)から、ブート可。 -ファイバチャネル **VM操作 [#l13cf0a6] 以下の操作が可能。 ***電源オンオフ [#n445ce27] ***スナップショット(=チェックポイント) [#f61bcf95] 2012R2からチェックポイントに統一 -旧Hyper-V:スナップショット -旧SCVMM:チェックポイント ***エクスポート・インポート [#fbf5efc4] VHD(仮想ディスクファイル)だけではなく、~ VM設定などもまとめて(関連ファイル一式を)エクスポートする。 ***レプリケーション [#hbba9ca9] -DR用(5分に1回のレプリケーション) -少々信頼性は落ちるが、レプリ頻度の低いDBミラーな感じ。 -要件:同じADに参加しているか、証明書を共有している必要がある。 ***VMの移動(フォルダ、ストレージの移動) [#qcc646ff] -2012から、VMの稼動状態を維持したたま、記憶域の移動が可能となった。 --記憶域 ---VM構成ファイル ---VHDファイルなどのストレージ -2008R2までは停止後移動のため、ダウンタイムが発生。 --2008R2+SCVMM~ ゲストOSを止めて、ファイルを移動後、構成変更。 --2012~ 上記の機能を、H-Vが機能を持つようになった。~ ホストOSから見えている範囲でゲストが動いたまま移動可能。 **ネットワーク作成 [#ce32be83] ***仮想ネットワーク [#m0692f2e] -仮想PCで学ぶ「体当たり」Windowsシステム管理:~ 第3回 仮想ネットワークの種類を知る (2-2) - @IT~ http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0909/17/news132_2.html |動作モード|意味|h |内部仮想ネットワーク|仮想マシン間やホストOSとの間での通信のみが許可されるネットワーク・インターフェイス。外部へはアクセスできない。IPアドレスの割り当てサービス(DHCPサービス)はないので、必要ならDHCPサービスを仮想マシン上で稼働させるか、固定IPアドレスを利用する | |外部仮想ネットワーク|外部(インターネットなど)へアクセス可能なネットワーク・インターフェイス。ホスト・コンピュータに装着した物理ネットワーク・インターフェイスと同様に、外部との通信ができる。IPアドレスはホスト・コンピュータと同様に、外部のDHCPサーバを使って割り当てられる| |プライベート仮想マシンネットワーク|内部仮想ネットワークと類似しているが、仮想マシン同士間での通信のみが許可されるネットワーク・インターフェイス。ホストOSともやり取りできない。完全に外部から隔離されたネットワークになる。Virtual PCやVirtual Serverの「内部仮想ネットワーク」に相当する。IPアドレスの割り当てサービス(DHCPサービス)はないので、必要ならDHCPサービスを仮想ネットワーク上で稼働させるか、固定IPアドレスを利用する| ***仮想スイッチ [#pccddeec] -通常のレイヤ 2 スイッチとして動作する。 --タグ付き VLAN --プライベート VLAN [2012新機能] --その他の機能 ---ルータ・ガード~ VM がルーター アドバタイズに基づいて動作するのを停止する。 ---DHCPガード~ ユーザが VM をDHCPサーバとして承認しない限り VM の DHCP トラフィックを停止する。 ---ポート ミラーリング~ あるポートが送受信するデータを、同時に別のポートから送出する機能。 -動作モード --外部スイッチ(外部仮想ネットワーク) --内部スイッチ(内部仮想ネットワークのスイッチ) --プライベート・スイッチ(プライベート仮想マシンネットワークのスイッチ) -Hyper-V 2012からネットワーク仮想化(NVGRE)もサポートする。 --NVGRE:Network Virtualization Generic Routing Encapsulation --参考:[[Hyper-V ネットワークの仮想化]] **クラスタ [#wc8255dd] 以下のタイプのクラスタが構築可能。 ***[[Hyper-V 高可用性オプション]] [#f222c78c] -ゲスト・レベル --ゲスト・クラスタ --ゲストNLB --レプリカ(2012から) --仮想マシン・モニタリング -ホスト・レベル(ホスト・クラスタ)~ 下記参照。 --フェールオーバー --ライブ・マイグレーション --クイック・マイグレーション ***[[Hyper-V ライブ・マイグレーション]] [#x46ff0ca] -スタンドアロン・ホスト -ホスト・クラスタ -SMBファイル共有 ***クラスタ(共有ディスク)の作成方法 [#h986ef8a] -Windows Storage Server 2008 R2 iSCSIのVMを作成。 -iSCSIはタダのネットワークなのでVM内部から接続設定する。 *その他 [#t8479be3] **関連OS側機能 [#m9240194] ***ストレージ・オフロード [#od68d233] ODX:Offload Data Transfer ストレージ側の転送機能をOSから使う機能。 -37分が43秒へ! Windows Server 2012 ODX って凄い。~ - 高添はここにいます - Site Home - TechNet Blogs~ http://blogs.technet.com/b/osamut/archive/2013/03/28/3561501.aspx --Windows Server 2012 のODXの効果について検証してみました~ http://www.netapp.com/jp/communities/tech-ontap/jp-201303-tot-micro.aspx ***[[NICチーミング]]可能 [#u507ee61] Windwosの機能として提供されている。