Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki
目次 †
概要 †
自動的にGithubのリポジトリを取得してCIするJenkinsサーバの構築手順。
ダウンロードとインストール †
前提環境 †
インストール開始前に以下の環境を準備する。
- Java SDK (JDK)
Antが原因で JREでは動作しない。
- Git クライアント
- 'git' コマンド)が通常のパスで動作すること( in /usr/bin or /usr/sbin )
- もし、その他の場合 ( /opt/local/bin/git か /usr/local/bin/git )
/usr/bin に、シンボリックリンクを作成すること(例: sudo ln -s /opt/local/bin/git /usr/bin/git).
- .NET Framework(CI対象のversion)
- FxCop
Jenkins †
- https://jenkins-ci.org/にアクセス
- Native packages [Windows]からダウンロード
- [jenkins-バージョン番号.zip]からjenkins.msiを取り出す。
- jenkins.msiをダブルクリックして、デフォルトの設定でインストールする。
- ローカルのWebサーバ上でJenkinsのサイトが実行されブラウザでダッシュボードHPが表示される。
プラグイン †
追加するプラグイン †
- MSBuild プラグイン
- HTML Publisher プラグイン
- GitHub プラグイン
- NUnit プラグイン
- Violations プラグイン
- FxCop Runner プラグイン
- Doxygen プラグイン
- Email notification プラグイン
- Credentials プラグイン
プラグインの追加手順 †
ダッシュボードHP上にあるManage Jenkins をクリックする。
- オンライン時、一般的なプラグインを追加する場合、
- Availableタブを選択し、次のセクションでプラグインを選択する。
- Install without restart をクリックしプラグインをインストール。
- オフライン時やカスタム・プラグインの場合、
- Advancedタブを選択し、プラグインをアップロードする。
プラグインの設定手順 †
Manage Jenkins セクッションの Configure Systemをクリックしプラグインを設定。
- Gitのセクションで、
- Nameフィールドを入力する。
- [Path to executable]にgit.exeのパスを設定。
MSBuild プラグイン †
- MSBuild のセクションで、
- [MsBuildInstallations?…]をクリック。
- Nameフィールドを入力する。
- [Path to MSBuild]にMSBuild.exeのパスを設定。
- FxCop のセクションで、
- [FxCopInstallations?…]をクリック。
- Nameフィールドを入力する。
- [Path to FxCopCmd?.exe]にFxCopCmd?.exeのパスを設定。
Graphviz プラグイン †
- Dependency Graph Viewer Configuration のセクションで、
- [Enable rendering with graphviz]チェック ボックスをオン。
- [Dot Executable Path]に"Graphvizxx.xx\bin\dot.exe"のパスを設定。
Email notification プラグイン †
- E-mail Notification のセクションで、
- SMTP serverを"smtp.gmail.com"など、SMTPサーバのアドレスを設定する。
- Advanced… をクリックし下記を設定する。
- Use SMTP Authenticationを選択
- User Nameを入力
- Passwordを入力
- [Use SSL]チェックボックスをオン
- "smtp.gmail.com"を指定した場合、
Googleの設定でメールの送信の許可が必要になる。
その他の設定手順 †
ユーザの作成と管理 †
Jenkins CI サイトは、アクセス権とセキュリティのレベルを指定してユーザの作成と管理ができる。
- Manage JenkinsページでManage Credentialsをクリックしユーザ作成する。
- Manage CredentialsページでAdd Credentials をクリックし Username with passwordを選択する。
- Username with password のセクションに下記を設定する。
- Scopeを選択
- Usernameを入力
- Passwordを入力
- Descriptionを入力
- Saveをクリック
- Manage JenkinsページでManage Usersをクリックしユーザの作成・削除・修正をする。
- Manage JenkinsページでConfigure Global Securityをクリックしユーザのアクセスレベルと権限を設定する。
- [Enable security]チェックボックスをオン、以下は設定例。
- TCP port for JNLP slave agentsのセクションで[Random]オプションボタンを選択
- Security Realm のセクションで[Jenkins' own user database]オプションボタンを選択
- Authorization のセクションの[Project-based Matrix Authorization Strategy ]オプションボタンを選択
- User/group to addを選択
- [Apply] と [Save] ボタンをクリック
プロジェクトの作成 †
- Jenkins Dashboard ページでNew Item をクリックし新しいプロジェクトを作成する。
- New Item ページで下記を設定する。
- [Item name]フィールドを入力
- [Freestyle project]オプションボタンを選択
- [OK]ボタンをクリック
プロジェクトの設定 †
新プロジェクトの設定方法について説明する。
MSBuild プラグインの設定 †
MSBuild プラグインの設定方法について説明する。
- Configuration ページのBuild セクションの[Add build step]ボタンをクリックし、
- [Build a Visual Studio project or solution using MSBuild]を選択する。
- Build a Visual Studio project or solution using MSBuildのセクションで以下を設定する。
- MSBuild VersionにMSBuildのNameを入力する。
- MSBuild Buid File に Visual Studio Project solution fileのシステムパスを入力する。
- 詳細なビルドオプションを設定するには、[Advanced...]ボタンをクリックする。
GitHub プラグインの設定方法について説明する。
- Configuration ページの Source Code Management の Git セクションで GitHub プラグインを設定する。
- Repositoryの設定
- Add Repository をクリックしGitHub にリポジトリを追加
- Delete Repository をクリックしGitHubのリポジトリを削除
- Branch Specifier (blank for ‘any’) にGitHubのリポジトリに存在するブランチ名を入力
- Branchの設定
- Add Branch をクリックしリポジトリにブランチを追加
- Delete Branchをクリックしリポジトリにブランチを削除
ビルドトリガの設定 †