Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki -[[戻る>クレームベース認証#k66961ce]] * 目次 [#qc1590f2] #contents *概要 [#ff7046a2] *OAuthの利用例 [#nb5a56c4] **Instagramで共有した写真をFacebookやTwitterにも投稿 [#y50e86a3] Instagramの設定画面から複数の外部サービスと連携するように設定できる。 -InstagramはOAuthを用いて外部サービスに代理投稿するアクセス権限を受け取る。 -すると、Instagramは外部サービスに写真を投稿できるようになる。 -外部サービス --Twitter --Facebook **Facebook Twitter IDでほかのサイトにログイン [#d2a34d61] 「Facebook IDでログイン」や「Twitter IDでログイン」といったボタンで利用されている。 -本来、認証・ID連携のために設計されたものではないが、 --外部サービスにユーザのプロフィール情報を取得するAPIが存在する場合、~ このAPIへのアクセス権限を受け取ることで、認証・ID連携の代替が可能。 --誤った使い方をして脆弱性を生み出しているケースも多い。 -外部サービスの認証を信頼する場合 --Twitter --Facebook *OAuthのシーケンス [#e2a0d0ab] **Step 0:Client Registration [#m875246b] 準備 -クライアント登録の方法についてはOAuthの仕様では定められていない。 -OAuth Clientは、OAuth Serverに対してアプリ名やドメインなどを添えて自身を登録。 -通常はOAuth Serverのデベロッパー向けサイトでOAuth Clientを登録する。 **Step 1:Initiate [#gdaa4c60] シーケンスの開始 -「Facebook IDでログイン」や「Twitter IDでログイン」といったボタンで開始する。 -OAuth ClientがResource OwnerからAPIアクセス権限の付与を受ける。 -OAuth 1.0とOAuth 2.0とでフローは多少異なる。 **Step 2:Authorization Request [#vc5a8f68] 認可のリクエスト -OAuth ClientはOAuth Serverにアクセスし、未認可のRequest Tokenを取得する。 -OAuth ClientはRequest Tokenを付与しResource OwnerをOAuth Serverにリダイレクト -Request Tokenは、OAuth 2.0では「client_id」というパラメータに該当する。 **Step 3:Authenticate User & Get Approval [#i686ca48] ユーザー認証とアクセス権限付与 -リダイレクトを受けたOAuth Serverは、ユーザを認証(OAuthの仕様には含まれない)する。 -ユーザが使用するOAuth ClientにOAuth Serverへのアクセス権限付与を許可する。 **Step 4:Authorization Response [#g8be73c7] ユーザ認証、ユーザがアクセス権限の付与を許可した後、 -OAuth ServerはResource OwnerをOAuth Clientにリダイレクトして戻す。 -リダイレクトURLには、アクセス権限を示すトークンが含まれる。 **参考 [#t918c804] -デジタル・アイデンティティ技術最新動向(1):~ 「OAuth」の基本動作を知る (2-2) - @IT~ http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1208/27/news129_2.html -第1回 OAuthとは?―OAuthの概念とOAuthでできること:~ ゼロから学ぶOAuth|gihyo.jp … 技術評論社~ http://gihyo.jp/dev/feature/01/oauth/0001?page=2