Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki

-[[戻る>CRMの電子メールの管理]]

* 目次 [#db0df926]
#contents

*概要 [#a06b97c4]
Outlook用Microsoft Dynamics CRMで~
Webクライアントと同じデータにアクセスできる。

**互換性 [#y61fccee]
Outlook用Microsoft Dynamics CRM 2011は、~
Dynamics CRM Server 2013と組み合わせて使用可能。

**オフライン機能 [#sa87353e]
-インストール時、オフライン機能を有効にする。
--オフライン機能がインストールされる。
--SQL Server 2008 Expressがインストールされる。

-インストール後、オフラインにするでオフラインに移行。
--オフライン機能を使用できるのは1人だけ。

**ハードウェア・ソフトウェア要件  [#qb366fd3]

***ハードウェア要件 [#a4195d5e]
-Outlook 用 Microsoft Dynamics CRM のハードウェア要件~
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/Hh699680.aspx

***ソフトウェア要件 [#y6b704b6]
-Outlook 用 Microsoft Dynamics CRM のソフトウェア要件~
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/Hh699818.aspx

**展開方法 [#m1f17e5f]
[[プログラムの配付技術]]

***手動インストール [#d035292c]
-管理者権限が必要(CRMユーザである必要はない)
-CRMユーザは各自、構成ウィザードを実行する。

***インストーラーのダウンロード リンク [#cf2d4253]
-DCRMのWeb画面にダウンロード リンクを表示する。

--[設定] -> [管理] -> [システムの設定] -> [Outlook] タブを選択。
--メッセージ バーに "Outlook 用 CRM の取得" オプションを表示で [いいえ]。
--[OK] を選択して、システムの設定を閉じる。

-インストールを実行するCRMユーザは管理者権限が必要
-CRMユーザは各自、構成ウィザードを実行する。

***[[GPO>グループ・ポリシー#n6ce8caf]] [#g55deffa]
-グループ ポリシー ソフトウェア インストールを使用する。
--[[公開>プログラムの配付技術#v30d7495]]
--[[割り当て>プログラムの配付技術#id83a141]] 

-管理者権限が不要

***[[SCCM>System Center#w3606f75]] [#o6d254aa]
構成マネージャを使用し、構成設定のスクリプトを作成。

*インストール [#b35af212]
-Outlook 用 CRM のインストール~
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/Hh699760.aspx

**準備 [#o44f5a75]
-管理者権限が必要(CRMユーザである必要はない)
-CPUアーキテクチャに一致したセットアップファイルを準備
-セットアップファイル( Setupclient.exe )をダブルクリック

**セットアップ ページ [#jfea0943]

**使用許諾契約書 [#g794b05f]
[使用許諾契約書に同意する] を選択し、[次へ] を選択。

**更新プログラムの確認 [#uafc3cea]
[推奨される更新プログラムを取得します]ページで、~
Microsoft Updateを使用するかどうかを選択し[次へ]をクリック。

※ Microsoft Updateは、全てのソフトウェアに適用される。

**インストールの選択 [#u8b28ba0]
***インストール [#x3631724]
[インストール] を選択。

***オプション [#s2be1a34]
[オプション]--->[インストールのカスタマイズ] ページ

-オフライン機能を使用する場合
--[オフライン機能]--->[インストール] を選択する。
※ [[プロセッサとメモリの要求が高くなる>#a4195d5e]]。

-インストール場所を変更する場合

**その後、 [#weeb5745]
-インストールの進行状況
-インストールの完了

**セットアップ ログファイル [#n4e4c5c6]
ログファイルの既定の場所
-%LocalAppData%\Microsoft\MSCRM\Logs

*構成 [#m02a18ed]

**構成ウィザード [#g5a95c6d]
起動方法

-インストール後にOutlookを再起動

-[スタート] ---> [すべてのプログラム]~
'---> [Microsoft Dynamics CRM]--->[構成ウィザード]

-OutlookのCRMタブ ---> [Microsoft Dynamics CRMの構成]

***設置型ホスト型 [#f9bf3526]
-[組織の構成]ページのサーバURLに組織のURLを入力
--http://crmserver
--http://crmserver:5555

-認証を変更する場合、[変更]をクリックする。

-[接続テスト]をクリックすると、~
ユーザ名に関連付けられている組織の名前が組織一覧に読み込まれる。

-当該する組織を選択し[OK]をクリックする。

-選択した組織が[Microsoft Dynamics CRMの組織の管理]ページに表示される。

-[閉じる]をクリックする。

***オンラン [#kc8c6be3]
-[組織の構成]ページで候補リストをクリックし、[CRM Online]を選択する。

-[変更]をクリックする(必要に応じて[接続テスト]をクリックする)。

-サインイン ページで、ユーザアカウントを入力してすると、~
ユーザ名に関連付けられている組織の名前が組織一覧に読み込まれる。

-当該する組織を選択し[OK]をクリックする。

-選択した組織が[Microsoft Dynamics CRMの組織の管理]ページに表示される。

-[閉じる]をクリックする。

**複数の組織の構成 [#u1610c46]

***同期対象の組織 [#z9371825]
1つだけ。

-同期対象外の組織には以下制限事項が適用される。
--同期が実行されない。
--オフライン移行できない。
--アイテムの追跡は適用されない。

***追加 [#tdd60a36]
-構成ウィザードを起動する。

-組織の詳細を入力する。

-[組織の構成]ページで[この組織と同期する]チェック ボックスをオン。

***変更 [#i7017191]
-構成ウィザードを起動する。

-[Microsoft Dynamics CRMの組織の管理]ページで、~
同期対象の組織を選択して[編集]をクリックする。

-[組織の構成]ページで[この組織と同期する]チェック ボックスをオン。

※ 過去に同期された他の組織のデータは削除されません。

**ユーザ電子メール設定の構成 [#q7a34a76]
***メールの管理方法 [#kbfce1a2]
送受信されるメールの管理方法はユーザ単位で構成できる。
-Webアプリケーションの[設定]--->[電子メールアクセス構成]
-メールボックス レコードに対して設定を行う。

***メールの処理 [#p525b39f]
電子メールの処理には以下を使用できる。
-[[サーバー側同期>CRM サーバー側同期]]
-[[E-mail Router>CRM E-mail Router]]
-[[Outlook用Microsoft Dynamics CRM]]

***推奨 [#r2202493]
[[Outlook用Microsoft Dynamics CRM]]がなくてもメール処理できるように、
-[[サーバー側同期>CRM サーバー側同期]]
-[[E-mail Router>CRM E-mail Router]]

の使用を推奨。

また、キューに送信されたメールを管理するには、
-[[サーバー側同期>CRM サーバー側同期]]
-[[E-mail Router>CRM E-mail Router]]

が必要になる。

*コマンドラインで [#s3c384b6]
-コマンド プロンプトを使用した~
Outlook 用 Microsoft Dynamics CRM のインストール~
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/Hh699665.aspx

**インストール [#v1f50acf]
コマンドラインでインストール可能

必要な情報は、

-コマンドライン パラメータ
-XML構成ファイル

で、セットアップファイル(Setupclient.exe)に渡す。

**構成 [#vd369709]
コマンドラインで構成可能

必要な情報は、

-コマンドライン パラメータ
-XML構成ファイル

で、Microsoft.Crm.Application.Outlook.ConfigWizard.exeに渡す。

コマンドの既定の場所
-C:\Program Files\Microsoft Dynamics CRM\Client\ConfigWizard\

*オフライン機能 [#lb442578]
-オフライン作業の機能
-オンライン<--->オフラインの移行
-データ フィルターを使用した同期オプション

**機能 [#nf59b9f3]
-CRM Serverと切断された状態でCRMのデータを使用できる。
-データは同期によりSQL Server 2008 Expressデータベースに格納される。
CRM Serverと切断された状態でCRMのデータを使用できる。

オフライン作業の条件
-
-
-
***オフライン作業の条件 [#d829996e]
-処理がクライアント側で実行される。
--データは同期によりSQL Server 2008 Expressデータベースに格納される。
-再生グラフというローカルストアに更新が行われる。
--オンラインに戻った時に同期するためのキュー。

***状態の移行 [#ma60dc05]
-オフラインへ
--Outlookの[オフラインにする]をクリックした場合
---データの同期が実行される。
--CRM Serverとの接続が失われた場合
---データの同期が実行されない(前回同期した状態)

-オンラインへ
--Outlookの[オンラインにする]をクリックした場合
--CRM Serverとの接続が失われた後、接続が復元された場合

***同期 [#lc50f368]
-データ同期(オフライン移行時)
--方法
---Outlookの[オフラインにする]をクリックした場合
---個人オプション ---> x分おきにローカルデータを更新する~
(ユーザ設定では最小の更新頻度は15分、管理者はより短い間隔を設定可能)~
--データ同期フィルター~
(オフラインで利用するデータ、更新するデータなどを設定できる。)
---オンライン同期フィルターの表示と変更~
CRM と Outlook または Exchange の間で同期するレコードの選択~
http://www.microsoft.com/ja-jp/dynamics/crm-customer-center/choose-the-records-to-synchronize-between-crm-and-outlook-or-exchange.aspx
---オフライン同期フィルターの表示と変更~
Outlook 用 CRM でオフラインで使用するレコードを選択します~
http://www.microsoft.com/ja-jp/dynamics/crm-customer-center/choose-records-to-work-with-offline-in-crm-for-outlook.aspx~
---Outlook と CRM​​ の間で同期されるフィールドを表示~
CRM と Outlook の間で同期されるフィールドを表示する~
http://www.microsoft.com/ja-jp/dynamics/crm-customer-center/view-the-fields-that-are-synchronized-between-crm-and-outlook.aspx

-変更の同期(オンライン移行時)
--方法
---ローカルの再生グラフが再生され、サーバーが更新される。
---フィールドレベル、オンライン移行時の後勝ち仕様

--変更内容の検証プロセス
---オフライン中に特権が削除されていた場合、変更は適用されない。
---解決済みの営業案件・サポート案件への更新は適用されない。

-参考
--Outlook または Exchange でのデータの同期に関する FAQ~
http://www.microsoft.com/ja-jp/dynamics/crm-customer-center/synchronizing-data-with-outlook-or-exchange-faq.aspx
--CRM と Outlook または Exchange の間の追跡および同期に影響する個人用オプションの設定~
http://www.microsoft.com/ja-jp/dynamics/crm-customer-center/set-personal-options-that-affect-tracking-and-synchronization-between-crm-and-outlook-or-exchange.aspx


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