「[[マイクロソフト系技術情報 Wiki>http://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/]]」は、「[[Open棟梁Project>https://github.com/OpenTouryoProject/]]」,「[[OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会>https://www.osscons.jp/dotNetDevelopmentInfrastructure/]]」によって運営されています。 -戻る --[[SQL Server]] --[[移行・マイグレーション]] * 目次 [#t3c4c1cb] #contents *概要 [#ec314c3e] 以下は種々のアップグレード・パスの参考資料です。~ -SQL Server 2016 — 比較 | Microsoft~ https://www.microsoft.com/ja-jp/sql-server/sql-server-2016-comparison -SQL Server > 2005 > SQL Server 2005 機能一覧 > SQL Server 2005 機能紹介~ http://technet.microsoft.com/ja-jp/sqlserver/gg638950 >SQL Server 7.0/2000 から SQL Server 2005 への移行 -SQL Server 2008 への移行~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb677619(v=SQL.100).aspx -SQL Server 2008 R2 への移行~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb677619(v=SQL.105).aspx **アップグレードとマイグレーション [#ge333544] ||||c |コンポーネント|アップグレード|マイグレーション|h |全コンポーネント|セットアップ ウィザード|―| |データベース エンジン|~|デタッチ/アタッチ| |~|~|バックアップ/復元| |~|~|データベース コピーウィザード| |~|~|SSIS (SQL Server Integration Services)| |~|~|SQL Server スクリプト生成ウィザードによる、スクリプトの生成・実行| |~|~|● SQL Server Migration Asistant 移行ツール&br;● Microsoft SQL Server Migration Assistant for Oracle v5.1&br;http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=26711&br;● Microsoft SQL Server Migration Assistant for Access v5.1&br;http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=26709&br;● Microsoft SQL Server Migration Assistant for MySQL v5.1&br;http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=26712&br;● Microsoft SQL Server Migration Assistant for Sybase v5.1&br;http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?displaylang=en&id=26710| |Analysis Services|~|Analysis Services 移行ウィザード(オブジェクトの最適化は行われない)| |Reporting Services|~|Reporting Services Configuration Tool| |データ変換サービス (DTS)|-|SQL Server Integration Services 移行ウィザード| |~|~|既存 SQL Server 2005 の DTS パッケージ並行稼動| ***アップグレード [#h5ee3e9b] 基本的なアップグレードと移行方法は、インストール ファイルの Setup.exe からセットアップ ウィザードでの実行となります。~ アップグレードの実行で、既存のコンポーネントやデータベースに 問題が発生しないか、既存インスタンスの解析を行います。~ その結果、問題となる部分が発見された場合には、アップグレードを実行する前に必ず対処しておく必要があります。~ さらに Upgrade Advisor によって得た結果を、Upgrade Advisor Report Viewer によってレポート形式で出力することもできます。 Upgrade Advisor ツールは既定でインストールされないため、~ セットアップ メニューから[Install SQL Server Upgrade Advisor] を選択して、~ ツールをインストールする必要があります。 -バージョンとエディションのアップグレード~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143393.aspx -SQL Server コンポーネントのアップグレード~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143710.aspx -アップグレード アドバイザーを使用したアップグレードの準備~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms144256.aspx ***マイグレーション [#nf413ffa] -Analysis Services -Reporting Services -Integration Services については、専用の移行ツールが備えられており、~ ウィザードで移行作業にかかる工数を簡略化することができます。 **サポートされているバージョンとエディションのアップグレード [#n43cf784] -2005~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143393(v=sql.90).aspx~ -2008~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143393(v=sql.100).aspx -2008R2~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143393(v=sql.105).aspx -2012~ https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143393(v=sql.110).aspx~ -2014~ https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143393(v=sql.120).aspx~ -2016以降~ https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/database-engine/install-windows/supported-version-and-edition-upgrades SQL Server 2000 → SQL Server 2012アップグレードは、~ サポートされず、2008などのDBを経由する必要があるようです。~ **参考情報 [#y5e7021d] ***自習書 [#hd909666] SQL Server 2008 自習書シリーズ No.21移行とアップグレード~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/sqlserver/cc720685.aspx~ ~ -ケース1~ ハードウェアの老朽化によるハードウェア リプレイスを想定して、リプレイス後の~ 新規サーバーへ SQL Server 2008 をインストールし、そこへデータベースや~ 各種の設定(ログイン アカウントやリンク サーバー、ジョブ、保守計画、DTS)~ を移行する手順を説明。~ ++アップグレード アドバイザによる移行チェックを行う ++新規サーバーへの SQL Server 2008 をインストールする ++新規サーバーへの SQL Server 2008 の最新の修正プログラムのインストールする ++SQL Server 2000 データベースを新規サーバー(SQL Server 2008)へ移行する ++システム データベース関連のオブジェクトを移行する ++レジストリに格納されている情報を再設定する ++統計情報(Statistics)を更新する ++フルテキスト インデックスを再構築する(フルテキスト インデックスを利用している場合) ++[[互換性レベル>#b0710577]]を調整する ++DTS パッケージを移行する(DTS パッケージを利用している場合) -ケース2~ 旧システム環境を残したアップグレードを行う方法を説明。~ ++現在のマスタ環境を丸ごと新規サーバーへ複製する(ハードウェア リプレイスを行う) ++アップグレード アドバイザによる事前チェックを行う ++新規サーバーを SQL Server 2008 へアップグレードする ++SQL Server 2008 の Service Pack や修正プログラムをインストールする ++レジストリに格納されている情報を再設定する(サービスの自動起動やサービス アカウント、認証モード、TCP ポート番号など) ++統計情報(Statistics)を更新する ++フルテキスト インデックスを再構築する(フルテキスト インデックスを利用している場合) ++[[互換性レベル>#b0710577]]を調整する ++DTS パッケージを移行する(SQL Server 2000 の DTS パッケージを利用している場合) ++保守計画を移行する(保守計画を利用している場合) -ケース3~ 旧システム環境を残さず同一マシンでアップグレードを行う方法を説明。~ ++アップグレード アドバイザによる事前チェックを行う ++新規サーバーを SQL Server 2008 へアップグレード インストールする ++SQL Server 2008 の Service Pack や修正プログラムをインストールする ++レジストリに格納されている情報を再設定する(サービスの自動起動やサービス アカウント、認証モード、TCP ポート番号など) ++統計情報(Statistics)を更新する ++フルテキスト インデックスを再構築する(フルテキスト インデックスを利用している場合) ++[[互換性レベル>#b0710577]]を調整する ++DTS パッケージを移行する(SQL Server 2000 の DTS パッケージを利用している場合) ++保守計画を利用している場合は再作成する ***SE の雑記 [#u2861d49] SQL Server 2000 のデータベースを SQL Server 2012 に移行 ≪ SE の雑記~ http://engineermemo.wordpress.com/2012/04/18/sql-server-2000-%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%92-sql-server-2012-%E3%81%AB%E7%A7%BB%E8%A1%8C/ -データベースのバックアップ / リストアを使用した移行 -データベースのデタッチ / アタッチを使用した移行 -インポート / エクスポートウィザードを使用したデータの移行 ***データベース友の会 [#p835f96a] 第1回 SQL Server勉強会~ データ移行のテクニックいろいろ~ http://dbtk.main.jp/doc/20101106/Study_SQLServer_01_03.pdf~ -データベース単位 ++完全バックアップ / 復元 ++デタッチ / アタッチ ++SSIS(SQL Server Integration Services) -テーブル単位 ++SSIS ++bcpユーティリティ ++sqlcmdユーティリティ ++BULK INSERT ++番外編:MS Access、リンクサーバー *アップグレード [#xf64d8b8] **アップグレード アドバイザー [#wed66679] アップグレード アドバイザーを使用したアップグレードの準備~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms144256.aspx >アップグレード アドバイザーでは、~ 以前のバージョンの SQL Server でインストールされたコンポーネントが分析され、~ アップグレードの前または後に修正する必要がある問題を示すレポートが生成されます。~ ~ **インストール ウィザード [#z395b70f] インストール ウィザードを使用した~ SQL Server 2012 へのアップグレード (セットアップ)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms144267 >SQL Server インストール ウィザードでは、1 つの機能ツリーを使用して、~ SQL Server コンポーネントをアップグレードできます。 *マイグレーション [#ke3d18dc] **バックアップ / リストア [#we74b30e] バックアップと復元によるデータベースのコピー~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms190436.aspx~ #オンライン・バックアップに相当する。 -復元を使用してデータベースをアップグレードする場合~ バックアップを SQL Server 2005 または SQL Server 2008 から復元する場合は、~ バックアップにある各フルテキスト カタログのパス (ドライブとディレクトリ) が~ コピー先コンピューターに存在するかどうかを事前に知っておくと便利です。 -復元時、GUIからは[オプション]ページから復元先のパスを変更することができます。~ T-SQLのRESTOREステートメントからリストアする場合もMOVE..TOでパス変更可能です。~ これは、移行元と移行先でドライブ構成やフォルダ構成が異なる場合に利用します。 -復元の後、ユーザーおよびアプリケーションに一貫した使用環境を提供するために、~ 復元先のサーバー インスタンスで、ログイン、ジョブ、権限などの~ データベースのメタデータの一部またはすべてを作成し直す必要が生じる場合があります。 **デタッチ / アタッチ [#sce14b4c] ファイルのデタッチ / アタッチもバックアップ / リストアの一種です。~ #オフライン・バックアップに相当する。 -バックアップ / リストアと同様、デタッチ / アタッチでも移行が可能です。 --デタッチとアタッチを使用したデータベースのアップグレード (Transact-SQL)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms189625.aspx --デタッチとアタッチを使用したデータベースのアップグレード (Transact-SQL)~ http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ms189625.aspx ***ファイル グループとなどの構成変更は可能か? [#jbd65ad4] -ファイルとファイル グループのアーキテクチャ~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms179316.aspx >プライマリ データ ファイルはデータベースの開始点であり、~ データベース内の他のファイルを指し示します。 -T-SQLでファイルとファイル グループの場所を変更することもできます。~ (GUIからも可能かもしれない(未確認)) --SQL Server のデタッチとアタッチ機能を使用して~ SQL Server データベースを新しい場所に移動する方法~ http://support.microsoft.com/kb/224071/ja --sp_attach_db (Transact-SQL)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms179877.aspx ***補足情報 [#hbbf30d6] SQL Server データベースのアップグレード後 -データベースにフルテキスト インデックスがある場合、~ upgrade_option サーバー プロパティの設定に応じて、アップグレード プロセスで~ データベースのインポート、リセット、または再構築のいずれかが行われます。 --compatibility_level~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms175058.aspx~ データベースを SQL Server 2005 から SQL Server 2008 以降のバージョンに~ アップグレードする際のフルテキスト インデックスの移行方法を制御します。 -アップグレード前のユーザー データベースの[[互換性レベル>#b0710577]]が~ --90 または 100 の場合は、アップグレード後も[[互換性レベル>#b0710577]]は変わりません。 ~ --80 以下の場合、アップグレードされたデータベースの[[互換性レベル>#b0710577]]は 90 に設定されます。 -データベースを別のサーバー インスタンスにアタッチするときは、~ ユーザーおよびアプリケーションに一貫した使用環境を提供するために、~ アタッチ先のサーバー インスタンスで、ログイン、ジョブ、権限などの~ データベースのメタデータの一部またはすべてを作成し直す必要が生じる場合があります。 -3DES から AES へのサービス マスター キーとデータベース マスター~ ~ ***データベース コピー ウィザード [#e702ffa2] データベース コピー ウィザードは~ 内部的に「デタッチとアタッチ」を使用している。~ -他のサーバーへのデータベースのコピー~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms189624 -データベース コピー ウィザードの使用~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms188664~ **エクスポート & インポート [#ye562fe1] ***インポート / エクスポートウィザード [#x8b07edc] -SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザード~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms141209 >>ジョブやログイン DTS パッケージの移行等を考慮する必要がありますが、~ データベース単体であればスキーマと、データを~ インポート / エクスポートウィザード(SSIS)で移行できます。 >>ただし、同様にインポートの後、~ ユーザーおよびアプリケーションに一貫した使用環境を提供するために、~ アタッチ先のサーバー インスタンスで、ログイン、ジョブ、権限などの~ データベースのメタデータの一部またはすべてを作成し直す必要が生じる場合があります。 -以下、「SEの雑記」からの引用 >>インポート / エクスポート ウィザードでテーブルを作成しデータを移行した場合、~ インデックス等の情報は移行されていませんので、ウィザードでテーブルを作成するのではなく、~ スクリプトの生成で一度スクリプトを作成して、移行するのが良いと思います。 ***bcpユーティリティ、BULK INSERT [#pa8ed940] 一括インポート操作と一括エクスポート操作~ -一括インポート操作と一括エクスポート操作について~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms187042.aspx --bcp ユーティリティ(一括インポート操作と一括エクスポート操作)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms162802.aspx --BULK INSERT (Transact-SQL)(一括インポート操作のみ)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms188365.aspx ***Identity列がある場合 [#cc6130a8] Identity列がある場合も考慮が必要になります。 -データの一括インポート時の ID 値の保持 (SQL Server)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms186335.aspx -IDENTITY (自動採番; オートナンバー) 使用時に忘れやすいこと - アジャイルプログラマの日常~ http://d.hatena.ne.jp/fyts/20080929/identity -【SQL SERVER】 IDENTITY INSERTがOFFだ。ONにしよう。 - メモ書き~ http://d.hatena.ne.jp/tetsu831/20110208/1297145850 ***一括インポートの際の注意事項 [#j53810bc] 一括インポートの際は、以下の項目に注意ください。 一括インポートのパフォーマンスの最適化~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms190421.aspx~ -一括インポートを最適化するためのガイドライン~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms177445.aspx >特定の一括インポート操作のパフォーマンスの最適化に影響を与える要素と高速化の方法~ -テーブルに制約、トリガのいずれかまたは両方が含まれているかどうか。 --制約の無効化(一括インポート操作による制約チェックの制御)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms186247.aspx --トリガの無効化(データの一括インポート時のトリガ実行の制御)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms187640.aspx -データベースによって使用される復旧モデル。 --最小ログ記録の使用(完全復旧モデルまたは一括ログ復旧モデルからの切り替え)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms190203.aspx --バッチの使用(一括インポートのバッチの管理)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms188267.aspx -データのコピー先となるテーブルが空かどうか。 --一括インポートを最適化するためのガイドライン~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms177445.aspx ---1 台のクライアント (またはストリーム) から空のテーブルへのデータのインポート ---1 台のクライアント (またはストリーム) から空でないテーブルへのデータのインポート -テーブルにインデックスが含まれているかどうか。 --データ ファイルのデータの順序付け(データの一括インポート時の並べ替え順の制御 )~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms177468.aspx -TABLOCK が指定されているかどうか。~ データが 1 つのクライアントからコピーされているか、~ 複数のクライアントから同時にコピーされているか。 --テーブルレベル ロックと並行したデータのインポート~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms186341.aspx --一括インポートのロック動作の制御~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms180876.aspx -データが SQL Server を実行している~ 2 台のコンピュータ間でコピーされるかどうか。 --サーバー間でのデータのコピー~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms190923.aspx ---ネイティブ形式を使用したデータのインポートまたはエクスポート(SQL Server)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms191232.aspx ---Unicode ネイティブ形式を使用したデータのインポートまたはエクスポート(SQL Server)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms189941.aspx -DBファイルの自動拡張~ SQL Serverに関してよくある間違いトップ10~ http://www.quest.com/japan/download/whitepaper/Quest_WP_The%20Top%2010%20Mistakes%20on%20SQL%20Server%20White%20Paper.pdf~ データベースファイルとトランザクションログファイルのサイズが十分大きく、~ 通常の毎日の運用中に自動拡張が行われないことを確認してください。~ これは、終了するまでユーザを待たせることになる非常に低速な動作です。~ **その他の移行方式 [#jc4ed204] 以下の方法が有用です。 -MS Access(経由のインポート / エクスポート) -リンクサーバー *データ変換方式 [#te3a1a2a] 基本的にファイルにエクスポートした後にデータ変換を行い、~ データ変換後にファイルからインポートを行うのが高性能。~ (ファイルtoファイルをシーケンシャル・アクセスで処理) ただし、変換処理に検索SQLを使用したいケースもある~ (通常、処理性能を考慮してTransact-SQLを使用する)。~ このような場合、検索SQLでインデックス必要があるため、~ データのインポート後に統計情報の更新を行っておくと良い。~ (これを行わない場合、検索SQLで不適格なプランが使用され性能が出ない事がある) -UPDATE STATISTICS (Transact-SQL)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms187348.aspx -sp_updatestats (Transact-SQL)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms173804.aspx また、上記の様にデータ変換にてインデックスを使用する場合、~ インポート(インサート)時にはインデックスを定義しないで、~ インポート(インサート)完了後にインデックスを定義するようにする。 これは、インデックスの更新も発生するためオーバーヘッドがあるためである。 特に、インデックスに対しシーケンシャルにインサートを実行しないと、~ インデックス更新負荷が増加し、性能が大幅に劣化することがある。~ (データ件数が多くインデックスサイズも大きい場合に限られる)~ この検証には、本ページに添付される「検証セット一式」が使用できる。 -&ref(検証セット一式(SQL2k.zip); *互換性レベル [#b0710577] データベースの互換性レベルの表示または変更~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb933794.aspx 互換性レベルには以下のものがあり、 -[SQL Server 2005 (90)] -[SQL Server 2008 (100)] -[SQL Server 2012 (110)] データベース単位で動作を変える事ができます。~ 互換性レベルの詳細は以下を参照してください。 ALTER DATABASE 互換性レベル (Transact-SQL)~ -2008~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb510680(v=sql.100).aspx -2008R2~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb510680(v=sql.105).aspx -2012~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb510680.aspx **メタデータ移行 [#c0b59898] データベースを別のサーバー インスタンスに移行するときは、~ ユーザーおよびアプリケーションに一貫した使用環境を提供するために、~ 移行先のサーバー インスタンスで、ログイン、ジョブ、権限などの~ データベースのメタデータの一部またはすべてを作成し直す必要が生じる場合があります。 詳しくは、以下を参照下さい。 >データベースを別のサーバー インスタンスで~ 使用できるようにするときのメタデータの管理~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms187580.aspx 基本的に、新規構築手順を踏んだり、SQLスクリプト生成で対応します。~ (masterやmsdbの復元での移行はしない) この部分の操作イメージについては、~ 「SQL Server 2008 自習書シリーズ No.21移行とアップグレード」~ を参照すると良いかと考えます。 **サブシステムの移行 [#x5ebc819] -SQL Server 2008 R2 への移行~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb677619.aspx --Reporting Services のインストールを移行する方法 --Integration Services パッケージのアップグレード --データ変換サービス パッケージの移行 -移行 (Reporting Services)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb522762.aspx --SQL Server "Denali" への移行 ---Reporting Services のインストールの移行 (ネイティブ モード)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143724.aspx --新しいコンピューターへの移行 ---別のコンピューターへのレポート サーバー データベースの移動~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms156421.aspx -移行 (Integration Services)~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb522560 --データ変換サービス パッケージの移行~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143501 --データ変換サービス パッケージを Integration Services に移行する方法~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143226 -SSIS パッケージ アップグレード ウィザードの F1 ヘルプ~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc280584 *Azure SQL データベースへの移行 [#l052656a] Windows Azure SQL データベース (以前の SQL Azure) へのデータベース移行~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windowsazure/ee730904.aspx~ -既存データベースのスクリプト生成による SQL データベースへのデータベース移行~ --スクリプト生成ウィザードを使用してデータベースを移行する方法~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windowsazure/ee621790.aspx~ -Microsoft Sync Framework 2.1 の使用による SQL データベースへのデータベース移行~ --SQL Azure の同期~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ff928514.aspx~ --Microsoft Sync Framework 2.1 Software Development Kit (SDK)~ http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=23217~ -データ層アプリケーションのエクスポート/インポートによるSQL データベースへのデータベース移行 --データ層アプリケーションをインポートする方法~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windowsazure/hh335291.aspx -SQL データベースへのデータの移行 --SQL Server Integration Services ---SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードを実行する~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms140052.aspx --SQL データベース移行ウィザードによる SQL データベースへのデータベース移行~ ---Codeplex の「SQL Azure 移行ウィザード」~ SQL Database Migration Wizard v3.9.3 & v4.0.6~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms140052.aspx --bcp ユーティリティ~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms162802.aspx *異種DBMSからの移行 [#je870e6a] **SSMA [#lbc4b7fa] Microsoft SQL Server Migration Assistant(SSMA:DB移行支援ツール)~ SSMAはSQL Server以外の異種DBMSからの移行を支援します。 -SSMA for MySQL v5.1~ http://go.microsoft.com/?linkid=9771005~ -SSMA for Access v5.1~ http://go.microsoft.com/?linkid=9771007~ -SSMA for Oracle v5.1~ http://go.microsoft.com/?linkid=9771004~ -SSMA for Sybase v5.1~ http://go.microsoft.com/?linkid=9771006~ -SSMA for MySQL v5.2~ http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?displaylang=en&id=28764~ -SSMA for Access v5.2~ http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?displaylang=en&id=28763~ -SSMA for Oracle v5.2~ http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?displaylang=en&id=28766~ -SSMA for Sybase v5.2~ http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?displaylang=en&id=28765~ -SSMA 5.2 を利用した SQL Server 2012 の移行検証結果報告 (ホワイトペーパー)~ http://download.microsoft.com/download/4/9/5/495b12aa-453a-4c72-842f-6fac00be70c6/SSMA5_2_SQLServer2012_distribution.doc~ -SQL Server Migration Assistant (SSMA) Team's Blog - Site Home - MSDN Blogs~ http://blogs.msdn.com/b/ssma/ --Microsoft announces SQL Server Migration Assistant for MySQL~ http://blogs.msdn.com/b/ssma/archive/2010/08/12/microsoft-announces-sql-server-migration-assistant-for-mysql.aspx --Microsoft SQL Server Migration Assistant (SSMA) 5.2 is Now Available~ http://blogs.msdn.com/b/ssma/archive/2012/01/31/microsoft-sql-server-migration-assistant-ssma-5-2-is-now-available.aspx **SSIS [#p213c2c5] 前述のインポート / エクスポートウィザード(=SSIS)も利用可能。 -SSISを使ったoracleとSQLServerとの連携~ http://social.msdn.microsoft.com/Forums/ja-JP/sqlserverbija/thread/f46afa01-94e2-4c88-8da6-f371325cd7b1 --SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザード~ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms141209.aspx -SQL serverへOracleからテープルコピー - Database Expert - @IT~ http://www.atmarkit.co.jp/bbs/phpBB/viewtopic.php?topic=42468&forum=26 --分析ポータル作成とETLツールの実践活用法(2-3) - @IT~ http://www.atmarkit.co.jp/fdb/rensai/sqls_analysis05/sqls_analysis05_02.html **その他 [#t7d47bc6] Oracle Database から SQL Server への移行に関する情報は以下に纏まっています。~ -Oracle Database から SQL Azure Database への移行 « S-N Ratio (by SATO Naoki)~ http://satonaoki.wordpress.com/2011/01/20/oracle-database-%e3%81%8b%e3%82%89-sql-azure-database-%e3%81%b8%e3%81%ae%e7%a7%bb%e8%a1%8c/~ --Guide to Migrating from Oracle to SQL Server 2008 ---http://technet.microsoft.com/en-us/library/ee384251(SQL.100).aspx ---http://www.microsoft.com/downloads/en/details.aspx?displaylang=en&FamilyID=c7933d3e-b7b9-43a6-ade3-f8e37c8cb046 --Oracle から SQL Server 2008 への移行ガイド (上記資料の日本語訳) ---http://download.microsoft.com/download/3/4/7/34710CC0-5B7D-499B-B39A-50ED31F6A500/MigrateOracletoSQLServer2008.docx ---http://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/r2/fact/ --Microsoft > SQL Server 2008 > Migration~ http://www.microsoft.com/sqlserver/2008/en/us/migration.aspx --TechNet Library > Migrating Oracle on UNIX to SQL Server on Windows~ http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb496494.aspx --マイクロソフト > SQL Server 2008 R2 > Oracle Database からの移行アセスメント~ http://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/r2/solution/oraclemigration.mspx その他の情報~ -Microsoft SQL Serverデータベースオブジェクト移行とデータ移行編~ http://ebookpro.jp/store/ePub/microsoft-sql-server.html -エンタープライズ:知っておきたいデータベース移行術「SQL Server→Oracle編」~ http://www.itmedia.co.jp/enterprise/0307/25/epn20.html *他社、サービス [#c889afda] Smarts データベース移行支援サービス - SQL Serverのデータベース移行~ http://sc.ha-sys.co.jp/products/DBtoMSSQL.html~ ---- Tags: [[:移行]], [[:データアクセス]], [[:SQL Server]]