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目次

概要

SQL Server Analysis Services(SSAS:分析サービス)は、SQL Server の標準機能として搭 載されている、"データ分析" のためのサーバー機能
(自習書シリーズ「Analysis Services 多次元モデル入門」より引用)

オンライン分析処理 (OLAP) 機能

動作モードについて

ロール

アクセスセキュリティをロールで設定可能で、モデルによって設定箇所が異なる(サーバロールは同様?)

多次元モデルでの基本的な作業のながれ

・多次元モデルが前提
  ※ テーブルモデルは自習書:「Analysis Services によるインメモリ BI 入門」参照
・SQL Server Data Toolsを使用
・分析に適した接続可能な対象データベースがある
  ※ SSASのデータソースビューを使用して、ある程度SQL文で調整可能だが、ソースデータが整備されている方が望ましい
  1. Analysis Services 多次元モデル プロジェクトの作成
    • SQL Server Data Tools(VisualStudio?)を起動し、プロジェクトを作成
    • 「Analysis Services多次元およびデータマイニング プロジェクト」を選択、基本項目(プロジェクト名)などを入力
  2. データ ソースの設定
    • キューブの元となるデータを格納しているデータベースサーバに対して接続の設定をする
    • プロバイダを指定することによってOracleに接続する事も可能
    • Windowsサーバにプロバイダを追加(インストール)する事によって他のデータベースの接続も理論的には可能 ※ 未検証
  3. データ ソース ビューの設定
    • 基本的なビューのスキーマはウィザードで自動的に作成可能(キーがしっかり定義されていれば、インテリジェンスが自動でリレーションも作成する)
    • 「テーブルの置換>名前付きクエリ」を実行すると、SQLエディタが表示されSQLを書くことができる(where句やjoinも普通に使用できるので、ここで大福帳的なデータを作成することも可能)
  4. 名前付き計算の追加
    • 必要に応じて、テーブル内の項目同士を式を使って演算したカラムを作成
    •  ※ 単価 * 数量 で [受注金額] など
  5. OLAP キューブの作成
    • キューブウィザードを使用して、メジャーやディメンションを大まかに定義
    •  ※ 「大まか」は語弊があるかもしれないが、詳細な設定は後で一つ一つ行う必要がある。
  6. 属性と階層の設定
    • 分析軸となるディメンションの「属性」、「階層」を設定(設計)
    • メジャーに対して、どの関連データの切り口で分析するか、どんな階層をもたせるかデザインする
  7. OLAP キューブの参照(利用)
    • キューブの処理を実行すると、「MDX クエリ デザイナー」と呼ばれるツールでキューブを確認したり、ExcelのPivotTable?のデータソースとして接続することで利用できるようになる
(参考: 自習書:Analysis Services 多次元モデル入門・STEP 2. Analysis Services 多次元モデルの基本操作)

名前付き計算 と 計算メジャーについて

その他


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