「マイクロソフト系技術情報 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
- Microsoft Officeシリーズに搭載されているプログラミング言語
- .NETの中間言語(pコードマシン)と同様の仕組みを持ち、
コンパイラ型およびインタプリタ型両方の性質を持つ。
- マイクロソフト社からライセンスを取得することで他のアプリケーションに組み込むことも可能。
(ただし、VBA 6.5/Office 2007 以降、このライセンスは停止されている模様。)
詳細 †
機能 †
オートメーション †
ユーザー定義関数 †
- ユーザー定義関数を定義する事ができる。
- Excelのセルなどから呼び出す事が出来る。
画面の作成 †
ユーザー独自のフォームを作成する事ができる。
アドイン †
様々なアドインを組み込む事ができる。
歴史 †
- 1993年 (日本では1994年) に MS Excel 5.0 で実装
- 瞬く間に開発者の間で、Excel を使用して企業ソリューションを作成するツールとして成功を収めた。
- AccessBASIC とWordBASIC を置き換え、Microsoft Project、Access と Word に VBA が搭載された。
- 1996年にVBA 4.0がリリース。C++で書かれ、オブジェクト指向言語となった。
- 1997年にVBA 5.0がMS Office 97と共にリリース。 Outlook 97 は例外。
- 1999年にVBA 6.0 および VBA 6.1がリリース
特に Office 2000 の COM アドインをサポートした。
- VBA 6.2 は Office 2000 SR-1
- VBA 6.3 は Office XP
- VBA 6.4 は Office 2003
- VBA 6.5 は Office 2007
以降、マイクロソフトは他のアプリケーション向けライセンスを停止。
- VBA 7.0 は Office 2010 と共にリリース
- Office 2013、Office 2016、および Office 2019 には VBA 7.1 が搭載されている。
- ...。
VSA †
VB.NETをサポートする Visual Studio for Applications (VSA)は、
.NET Framework のバージョン 2.0 でサポート対象外となった。
Office for Mac †
- Microsoft Office 2008 for Mac でサポートを一度廃止。
- Microsoft Office for Mac 2011 で復活
- 以降、廃止予定なしとのこと。
VBA7 †
参考 †
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